米Yahoo Labsやスタンフォード大学の研究者らが新たな顔認識アルゴリズムを開発したそうだ(MIT Technology Review、Slashdot)。この新しいアルゴリズムは従来難しいとされてきた斜めを向いたものや、上下逆さまの場合など真正面を向いていないものも顔として識別できるという。 今回開発されたアルゴリズムは 「deep convolutional neural network」というニューラルネットワークを用いて学習させる手法で開発されているとのこと。研究者らは20万の様々なアングルから撮影した顔を含む画像と顔を含まない2000万の画像を合わせたデータベースを作り、128の画像を1つのバッチとして5万回繰り返し学習させたという。このような多階層ニューラルネットワークの学習によりアルゴリズムの精度を向上させたとのこと。特に以前は非常に難しかった上下逆さまの顔の識別が飛躍的