新疆生産建設兵団 - Wikipedia
新疆生産建設兵団（しんきょうせいさんけんせつへいだん）は、中華人民共和国西部新疆ウイグル自治区で開墾と辺境防衛を行う準軍事的政府組織。中規模の都市に駐屯し、駐屯地の行政を行う当局、いわゆる屯田兵である。兵団第一政治委員は中央政治局局員、新疆ウイグル自治区党委書記である陳全国が兼任する。兵団政治委員、司令員は自治区党政副職を兼任し、国務院が任命する（正省級、中央委員）。 中央政府と新疆ウイグル自治区の両者の指揮下にあり、司法及び行政は自治区政府の管轄下にある。総部はウルムチ市。所属する団員の内約88%が漢族で、兵団全体の総人口は258万人あまり。GDPは380.16億元で2005年より12.6%増、1人辺り14,766元となっている（国家統計局『新疆生産建設兵団2006年国民経済と社会発展統計公報』から）。 歴史[編集] 1952年、中国の安定に伴い新疆に駐屯していた中国人民解放軍第2軍、第
屯田 - Wikipedia
この項目では、兵士に開拓させる屯田制度全般の説明について説明しています。明治時代の屯田兵については「屯田兵」を、北海道札幌市北区にある地名については「屯田 (札幌市北区)」をご覧ください。 屯田（とんでん）は、兵士による開拓・駐屯の制度。 屯田（みた）は、古代日本の皇室領。 概要[編集] 屯田（とんでん）とは、兵士に新しく耕地を開墾させ、戦時には軍隊に従事させながらも、平時には農業を行わせて自らを養わせる制度。またその場所や地域を言う。 中国[編集] 前漢の武帝は、辺境地帯を防衛する兵士に農耕を行わせた（軍屯）。後漢末期に徐州の陶謙が陳登を典農校尉に任じて屯田のことを行わせ、続いて196年には魏の曹操は、韓浩・棗祗らの提言に従って屯田制を導入した。これは、辺境地帯でなく内地において、荒廃した田畑を一般の人民にあてがって耕作させるもの（民屯）で、当初は許都の周辺で行われ、のち各地に広まった。
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