みずほ銀行と三菱東京UFJ銀行は23日、経営再建中のシャープに対する金融支援策をそれぞれ内定した。シャープへの融資のうち計2千億円分を優先株に置き換えて、財務の健全化に協力する。シャープは、工場閉鎖や人員削減などを盛り込んだ新たな中期経営計画を策定し、5月に発表する。 シャープは、太陽光事業関連の損失処理などが響き、平成27年3月期の連結最終損益が2千億円規模の赤字に転落する見通し。大幅に目減りする資本の増強が課題となり、みずほ銀などに支援を要請した。企業再生ファンドからも250億円の出資を受けることになっており、資本増強は計2250億円となる。
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