群馬4区から千葉4区に国替えが決まった「国民の生活が第一」の三宅雪子前衆院議員は18日、群馬県高崎市内で後援会の緊急幹部会を開き、約50人を前に経緯を説明した。 冒頭、三宅氏は「本当につらい決断だった」と述べた上で、小沢代表と14日に話し合った際、野田首相の地元への転出が決まったことを明らかにした。三宅氏は「絶対に群馬4区を動かないと言ってきた。しかし政治の状況、政局の混乱、国民の命、安全、暮らしを考えた時に、一番の責任者である首相のいる千葉4区で戦うと決意した」と釈明した。 支持者からは「言いようがない」などと戸惑う声が漏れたが、最後は出席者が声を合わせて「頑張ってねー」と激励した。 会合後、三宅氏は報道陣に対して、首相が以前行った演説を引き合いに「首相自身が(税金にたかる)シロアリになってしまった。シロアリを退治するために千葉県に行きます」と語った。