図書館のインパクト評価のための方法と手順 ISO 16439:2014 図書館は従来,行政組織と同じように主として統計値によって活動状況を公表してきた。しかし近年,公共的な機関もその存続が自明ではなく,改めて必要なものかどうか,費用に見合う成果を実現しているかといった点が問われている。社会の情報化の急速な進展にあって,とりわけ図書館にはその役割をどのように果たすか,あるいはコミュニティにどれほど寄与しうるかの説明が要請される。 その結果,しばらく前からインパクトの調査・研究が盛んに行われるようになった(文献リスト:Bibliography “Impact and Outcome of Libraries”参照)。このような状況を鑑みて,TC46(情報とドキュメンテーション専門委員会)SC8(統計と評価を扱う分科委員会)は,ISO 16439:2014“Methods and procedu
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