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現代史と思想に関するnagaichiのブックマーク (27)

  • ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景 京都大学人文科学研究所准教授・藤原辰史 | 長周新聞

    京都大学で13日におこなわれた公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」【既報】より、藤原辰史・京都大学人文科学研究所准教授の基調講演「ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景」の要旨を紹介する。 □      □ 今日の問題提起は、ドイツ現代史研究者の一員である自分にも矛先を向けたものでもある。 ドイツ現代史研究者は、パレスチナ難民やイスラエルの暴力をまったく無視しているかといえばそうではない。批判も多々してきているが、当事者意識が欠落している。たとえば、パレスチナ問題を「生成」した問題として扱い、きわめて「他人事」として起きている「かわいそうなこと」という倫理的問題として捉えがちである。その「上から目線」がパレスチナ問題を見る目を曇らせているように思う。 そして、パレスチナとともに中東欧や南欧へも関心が低すぎる。ド

    ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景 京都大学人文科学研究所准教授・藤原辰史 | 長周新聞
  • ロシア・ウクライナ戦争とナショナリズム | 東京大学

    ロシアのプーチン政権をロシアウクライナ戦争へ駆り立てたナショナリズムの思想はどのようなものなのでしょうか。長引くロシアウクライナ戦争の思想的背景について、近代ロシア文学・思想を専門とする、総合文化研究科の乗松亨平教授に聞きました。 イリヤ・レーピン〈トルコのスルタンに手紙を書くザポリッジャ・コサック〉(1880-91) ©Ilya Repin プーチン政権の帝国的ナショナリズムとロシア民族主義 ―― 今回の戦争をどのようにご覧になっていますか? 従来、プーチン大統領は現実判断に基づいてプラグマティックな行動をとる冷静な政治家であると一般的に評価されていましたが、2014年のウクライナ危機以降、今回の戦争に至るまでを見ると、その評価を変えざるをえません。プーチンのこうした変化の一因として、ロシア・ナショナリズムの思想が注目されています。 プーチンは、9月30日にウクライナ4州の併合を宣言

    ロシア・ウクライナ戦争とナショナリズム | 東京大学
  • 51年間地下に潜行「中核派」84歳最高幹部が初告白「新左翼運動とは何だったか」(田原 総一朗) @gendai_biz

    かつて革マル派と壮絶な内ゲバを繰り広げ、「暴力革命」を掲げてゲリラ活動を行ってきた新左翼党派・中核派。そのトップ・清水丈夫氏(84歳)が、前進社(中核派部)で田原総一朗の取材に応じた。この年齢になった革命家は、いまの日社会と戦後の左翼運動をどう総括するのか。 中核派議長 清水 丈夫 1937年、神奈川県生まれ。高校生時代に革命運動を志し、東京大学在学中に日共産党に入党。58年に離党し、共産主義者同盟に参加。59-60年、全学連書記長として安保闘争を指導する。61年、革共同(革命的共産主義者同盟全国委員会=通称・中核派)に参加。97年、中核派議長に就任。69年4月より非公然活動に入る。2020年9月、実に51年ぶりに公然集会に姿を見せて人々を驚かせた。著書『清水丈夫選集』(全10巻予定)など。 51年ぶりに地下潜伏活動をやめた理由 田原 60年安保闘争の当時、僕は岩波映画の社員でしたが

    51年間地下に潜行「中核派」84歳最高幹部が初告白「新左翼運動とは何だったか」(田原 総一朗) @gendai_biz
    nagaichi
    nagaichi 2022/04/10
    前後篇通じて田原に転がされてる感じだが、後篇の昔話のほうがより面白い。
  • ハンナ・アーレント黒人差別主義者疑惑|加藤弥(Wataru Kato)|note

    後世の研究によって評価が変わった偉人は少なくない。 2014年、死後40年近くを経て公刊された「黒ノート」によって、20世紀最大の哲学者マルティン・ハイデガーが反ユダヤ主義者だった疑惑が浮上した。 同じく2014年、別の疑惑が浮上する。 ハイデガーと不倫関係にあったユダヤ人の哲学者ハンナ・アーレントが黒人差別主義者だった可能性が、アメリカの哲学者によって指摘された。 アーレントの人種差別的語り口 アメリカで黒人に対する人種差別の撤廃を訴える運動「Black Lives Matter/ブラック・ライヴズ・マター」が盛り上がっている。ナチスドイツの排外主義を研究したアーレント著『全体主義の起原』が参考になると思い、手に取って読み進めた。 これまで何度か再読しているのに気づいていなかった記述に不意を突かれた。アーレントが黒人差別と読み取れる文章を書いていたなんて。 Googleで「アーレント 黒

    ハンナ・アーレント黒人差別主義者疑惑|加藤弥(Wataru Kato)|note
    nagaichi
    nagaichi 2021/10/28
    英訳のほうを読むと、アーレントはアフリカ人の自然人観とヨーロッパ人植民者の差別観を指摘しただけのようにも見えるけど。
  • 三島由紀夫VS東大全共闘 伝説討論会を文字に起こしました|「NEWS23」スタッフノート

    戦後の日を代表する作家 三島由紀夫。 自衛隊の駐屯地で 割腹自殺を遂げる 1年半前の1969年5月。 三島由紀夫は ある討論会に出席しました。 その討論の相手は… 「東大全共闘」です。 天皇主義者でありつつ 戦後の天皇制には 批判的だった三島と 過激な学生運動をリードした 東大全共闘。 「極右」と「極左」 両者による 伝説的な討論会の 一部を収めたフィルムが TBSの倉庫に眠っていました。 (NEWS23 2019年5月16日放送) 東京大学駒場キャンパス。 900番教室と呼ばれる その場所が・・・ 50年前にあった 伝説の討論会の舞台でした。 1969年5月13日。 900番教室を埋め尽くしたのは 1000人を超える 東大全共闘の学生たち。 そこに単身乗り込んで 公開討論会に臨んだのが 世界的な文豪 三島由紀夫です。 この年のはじめにあった 東大・安田講堂攻防戦。 大学紛争は、全国的な

    三島由紀夫VS東大全共闘 伝説討論会を文字に起こしました|「NEWS23」スタッフノート
  • #04「反・資本主義・リアリズム」── 左翼とリベラルとサブカルチャーの不愉快な三角関係・前編|GUEST|花咲政之輔 from 太陽肛門スパパーン

    石丸元章 『危ない平成史』 #04「反・資主義・リアリズム」── 左翼とリベラルとサブカルチャーの不愉快な三角関係・前編|GUEST|花咲政之輔 from 太陽肛門スパパーン GONZO作家・石丸元章が異形の客人と共に平成の「危ない」歴史を語り合う。今回のテーマは平成の“イデオロギーとカルチャー”。ゲストは今年結成30年を迎えたバンド「太陽肛門スパパーン」のバンマスにして、ノンセクト左翼活動家である花咲政之輔。前後編の前編。 平成前期のアンダーグラウンドに異形の花を咲かせたバッドテイスト・カルチャー。その立役者のひとりであるGONZO作家・石丸元章が、毎回、ひと癖もふた癖もある客人を招いて、過ぎ去りし平成の「危ない歴史」を振り返る当シリーズ。 今回のテーマは、米ソ冷戦体制が崩壊し、フランシス・フクヤマがいうところの「歴史の終わり」と共に始まった平成という時代において、イデオロギーとカルチ

    #04「反・資本主義・リアリズム」── 左翼とリベラルとサブカルチャーの不愉快な三角関係・前編|GUEST|花咲政之輔 from 太陽肛門スパパーン
  • 2018-02-11 - frrootsのtwitter補完メモ

    はじめに 先日、広辞苑の「フェミニズム」の項目が新しくなったというニュースがありました。以前は「女性の社会的・政治的・法律的・性的な自己決定権を主張し、男性支配的な文明と社会を批判し組み替えようとする思想・運動。女性解放思想。女権拡張論」という説明だったのが、最新の第7版では「女性の社会的・政治的・法律的・性的な自己決定権を主張し、性差別からの解放と両性の平等とを目指す思想・運動。女性解放思想。女権拡張論。」という説明になったそうです。「男性支配的な文明と社会を批判し組み替えようとする」が「性差別からの解放と両性の平等とを目指す」に変わっています。「平等」という文言が入ったのは、明日少女隊というグループの活動の成果であり、敬意を表したいと思います。 けれど個人的には、「平等」という言葉が入ることでフェミニズムのイメージが変わるかというと、必ずしもそんなことないのではないかという気もしていま

    2018-02-11 - frrootsのtwitter補完メモ
  • 没後50年、21世紀中南米におけるチェ・ゲバラ/森口舞 - SYNODOS

    今年で、チェ・ゲバラことエルネスト・ゲバラの没後50年である。今なお、ゲバラに関する新しい書籍が出版され、ベレー帽をかぶった有名な彼の顔がプリントされたTシャツやステッカーが世界中で売られ、また先ごろは、ゲバラと、彼と共に革命に殉じた一人の日系人青年をテーマとした映画が日とキューバ合作で製作されてもいる。多くの人々にとってゲバラは、今なお色褪せることのない英雄であるようだ。改めて、39歳の若さでこの世を去ったチェ・ゲバラの人生を振り返り、現在の中南米における彼の存在をみてみたい。 筆者撮影 まずは、ゲバラの人生をたどり、彼が何者であるのかを概観しよう。ここでは詳細に述べる余裕はないが、日語で読める伝記も充実しているため、末尾の文献リストをご参照いただきたい。 キューバ革命のゲリラ指導者というイメージが最も強いであろうチェ・ゲバラだが、キューバ生まれでもキューバ人の子でもない。1928年

    没後50年、21世紀中南米におけるチェ・ゲバラ/森口舞 - SYNODOS
  • 『良いテロリストのための教科書』外山恒一

    良いテロリストのための教科書 外山恒一の新著『良いテロリストのための教科書』です(以下敬称略)。 当初の案では「愛国者のための左翼入門」だか、そんな感じのタイトルだったらしいですが、版元の意向で外山が街宣でよく使っている「良いテロリスト」というフレーズを入れたようです。 この版元が版元なので、その時点で「絶対買わない」という方もいらっしゃるでしょう。わたし個人はそこまでの思いもないですし、そもそも不買という闘争手段を心底馬鹿にしているので、普通に購入致しました。 版元の問題ということでは、タイトルがどうとか思想性がどうとか以前に、表紙のデザインが酷すぎます。噂では版元の社長さんが撮影された写真のようですが、野由佳子撮影による挿入写真の一枚を表紙採用するだけでもグッと良くなった筈です。尤もその辺は販売戦略?にもよるのでしょうし、わたしのセンスがズレているだけで、意外とこういう方が売れるのか

    『良いテロリストのための教科書』外山恒一
    nagaichi
    nagaichi 2017/09/14
    ぬるま湯左翼としては、周りを敵だらけにして袋小路に陥らない程度の正しさを求めたいですね。
  • 【動画付き】三島由紀夫「平和憲法は偽善。憲法は、日本人に死ねと言っている」 TBSが未公開テープの一部を公開・放送(1/3ページ)

    作家、三島由紀夫(1925〜70年)が自決する9カ月前の昭和45年2月に死生観や憲法観などを語った未発表の録音テープの一部内容が12日夕、TBS系報道番組「Nスタ」で放送された。テープは東京・赤坂のTBS社内で見つかり、これまで「放送禁止」の扱いでアーカイブ部門の責任者が歴代、保管してきたという。 TBSによると、テープには、三島が英国の翻訳家、ジョン・ベスター氏と日語で対談した音声が約1時間20分にわたって録音されていた。三島がテープの中で、遺作となった小説「豊饒の海」の第3部「暁の寺」について「ちょうど今朝、朝の9時に、『暁の寺』というのが完結したんですよ」と語っていることから、45年2月19日に録音されたものとみられる。三島は「豊饒の海」第4部「天人五衰」を書き終えた直後の同年11月25日、東京都新宿区の陸上自衛隊市ケ谷駐屯地で割腹自殺した。

    【動画付き】三島由紀夫「平和憲法は偽善。憲法は、日本人に死ねと言っている」 TBSが未公開テープの一部を公開・放送(1/3ページ)
    nagaichi
    nagaichi 2017/01/12
    三島由紀夫がそのように思い詰めて自死してから45年以上、日本人は現行憲法とともに生きていますね、明らかに。
  • 在日朝鮮人の「民族解放論」はアジアに平和をもたらすのか?/趙寛子 - SYNODOS

    1951年生まれの在日朝鮮人作家、徐京植は20歳の頃から、韓国でスパイ罪および国家保安法違反容疑で逮捕され、いわゆる非転向長期囚であった二人の兄(徐勝、徐俊植)の救援活動を展開してきた。およそ20年近くにわたったこの救援活動の後、徐は著述をとおして、近現代における暴力と抵抗という世界史的問題を掘り下げてきた。 2006年に翻訳された『難民と国民の間』において、徐京植は自らを「日歴史」そして「資主義近代という勝者の歴史」と闘う語り部だと紹介している。自らの叙述については、炭坑崩壊の危機を知らせて死んでいく「カナリアの悲鳴」だとし、在日朝鮮人を代表する前衛的な位置に自身を位置づけた。だがそこには、「日の暴力」に抵抗する革命的預言者、「歴史の廃墟」を予見するメシア思想の選民意識がかいま見える。 日において2002年から始まった「北朝鮮バッシング」は、2005年の「嫌韓流」の登場、200

    在日朝鮮人の「民族解放論」はアジアに平和をもたらすのか?/趙寛子 - SYNODOS
  • 「遠くの出来事に人は美しく怒る 近くの出来事に人は黙り込む」悪の凡庸性・騙された者の罪 - はてな村定点観測所

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  • 特集:リベラルとはなにか/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.202+203 - SYNODOS

    リベラルは「インテリの趣味」なのか 飯田:井上達夫『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください』(毎日新聞出版)橘玲『「リベラル」がうさんくさいのには理由がある』(集英社)など、リベラリズムの危機とその問題点を指摘するが多く出版され、注目を集めています。そのなかでのひとつの注目点がカッコつきの「リベラル」の特異性とリベラリズムの重要性というところになるでしょう。 今回は「リベラル懇話会」にかかわられていた仁平さんと「これからのリベラリズム」をテーマにお話できればとおもいます。 仁平:よろしくお願いします。 飯田:まずは、戦後のリベラル政党について概観できればとおもいます。高度成長後半期の日の政党政治では、イギリスのような階級を軸とした政党があったわけでもなく、かといって、価値観を軸とした対立があったわけでもありません。 高度成長初期までの左派運動は、明確に階級運

    特集:リベラルとはなにか/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.202+203 - SYNODOS
  • リベラルは失敗から学んだのか -拉致問題と三浦瑠璃の「スリーパーセル」発言から考える議論の方法 | Football is the weapon of the future

    安保法制を巡って、その反対派が国会議事堂前でデモを行いました。過去最大規模だそうです。 その数は主催者発表で10万人超。警察発表では3万人だそうですが、この手の数字を警察が控えめに発表するのはいつものことですから、10万人は超えていなくともこれよりは多かったでしょう。 さて、数字の大小はともかくも、このデモの結論は明らかです。 この法案は可決されます。間違いありません。 そして、このことは国会議事堂前に集まったすべての人は皆知っているはずです。 この類のデモというのは基的に議会制民主主義の中では最初から敗北しています。法案を提出した自民党が議席の絶対多数をもっているのですから当たり前です。そしてそれでもやるというのは「敗北主義」です。 ここでいう敗北主義とは、負けるとわかっていてもやらねばならないという態度のことです。なぜならばそれが次につながるからです。そうすると、この敗北主義というの

    リベラルは失敗から学んだのか -拉致問題と三浦瑠璃の「スリーパーセル」発言から考える議論の方法 | Football is the weapon of the future
    nagaichi
    nagaichi 2015/09/01
    ホリエモンを持ち出す文脈と、「遊撃戦」の定義がちとおかしいのを除くと、よくできた現代日本左翼史の解説だと思います。90点をつけていい(何様)。
  • 『現在の国会前』と『デモというのは議会制民主主義の中では基本的に「敗北主義」である』話。

    清義明 @masterlow 国会前で今日みたいなデモが行われて、それを主導する人達が「新しい」という話になっているみたいだが、それは新しくもなんともなくて、実は非常に古い。よく引き合いに出されているのが60年安保になっているみたいだが、どちらかというと65年以降の無党派によるベ平連のスタイルの方がより近い。 2015-08-31 03:34:11 清義明 @masterlow 読み解く鍵は、国家と民主主義を肯定するかしないか。60年安保はどちらかという議会主義肯定の市民ナショナリズムが結集して起きたもの。ただしその中には必ずしも議会主義肯定ではない、いわゆる「新左翼」が主導していたことは間違いないが、まだその主張は全面的なものではない 2015-08-31 03:39:23

    『現在の国会前』と『デモというのは議会制民主主義の中では基本的に「敗北主義」である』話。
    nagaichi
    nagaichi 2015/09/01
    なんとなくこの人嫌いなんだけど(笑)、分析には肯くところが多いな。困った。
  • 失敗し続けている世界の連邦構想 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    かつて検討された壮大な国家統合計画 国家連合とか連邦国家とか聞くと、ちょっとワクワクしませんか? 大物感というか、壮大な取組みをやってる感というか、 地図に小さな国がバラバラとあるよりは、ダーーーンとデカい国家が1つあるほうが、何かよく分かんないけどカッコいいし強そうな気がする。 昔から連邦構想は盛んで、様々に取組みはなされてきたし、実際に連邦制を取り入れてうまくいっている国もいっぱいあります(アメリカロシアドイツなど)。 ただ、企画倒れに終わったり、やってみたもののうまくいかなかった例も多数あります。 ということで、今回は世界の連邦構想についてピックアップいたします。 1. ドナウ連邦 オーストリア=ハプスブルグ帝国の後継的連邦案 帝都ウィーンを中心として栄えたオーストリア=ハプスブルグ帝国は、その領土にハンガリー、チェコ、スロバキア、ルーマニアなどの諸民族を抱えた多民族国家でした。

    失敗し続けている世界の連邦構想 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nagaichi
    nagaichi 2015/08/22
    時代の「国家の最適規模」というか。どこまでを政治の調整の対象とするかという線引きについて、全世界的に合意できるのかというか。連邦にふさわしい政治思想とシステムを形成できるのかというか。
  • (今こそ小田実)ベ平連、日本の加害者性問う:朝日新聞デジタル

    「殺すな」と訴える反戦運動が日にあった。先頭には、焼け跡から来た男がいた。 1967年、米紙ワシントン・ポストに「殺すな」という日語の文字が躍った。 ベトナム戦争に抗議する日の反戦団体「ベ平連」(ベトナムに平和を!市民連合)が出した意見広告だった。 米軍がベトナムへの空爆を始めた65… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。

    (今こそ小田実)ベ平連、日本の加害者性問う:朝日新聞デジタル
  • ハーマン・カーンの悪夢の世界 - イデアの昼と夜

    『博士の異常な愛情』という映画をごぞんじでしょうか。1964年に公開されたこの映画は、鬼才・スタンリー・キューブリック監督の代表作であるとの呼び声も高い作品です。まだ観たことがないという方がいらっしゃいましたら、もしよろしければ、予告編のほうをご覧ください。(最初の1分半がワンセットなっています。見なくても、記事の方にはとくに影響はありません) Dr. Strangelove Or: How I Learned To Stop Worrying And Love The Bomb - Trailer 核戦争をテーマにしたこのブラック・コメディーをとても印象ぶかいものにしているのは、ピーター・セラーズ演じる、マッド・サイエンティストのストレンジラブ博士です(予告編のなかで、"Ten females to each male"というセリフを言っている人物)。今回は、この登場人物のモデルの一人と

    ハーマン・カーンの悪夢の世界 - イデアの昼と夜
  • 2011-12-23

    先日、今さらネット世論での麻生太郎人気について述べたが、あえて今さらついでに「オタクは右傾化したのか」について考えてみたい。 ハッキリ言って「オタクと右翼・左翼」という話は、それで一冊が書けるだけの(しょーもない)論題になるが、俺のような泡沫の書き手にそんな原稿を依頼する酔狂な編集者もいないか。 1980年代当時から「右翼とか左翼とかいう語句は将来死後になる」とさんざん言われてきたが、今のネット世論では一向に死語にならない。どーしてもそういう分類をしたがる人がいなくならないわけだ。 結論から言ってしまえば「オタクに右翼も左翼もない。自分の趣味をスノッブに権威づけするため、時代状況によって都合良く、左翼っぽいことを言うオタクと右翼っぽいことを言うオタクがいただけ」というのがわたしの持論だ。 何の文化ジャンルでも、ジャンル自体に右も左もない。たとえば文学者にも、三島由紀夫みたいな右派と大江健

    2011-12-23
  • 最近読んだものの雑多な感想――『文化の解釈学』『第一次世界大戦』『アデナウアー』『約束の方舟』『「民族の性格」の政治』 - Danas je lep dan.

    ということで,最近読んだについての雑多な感想でも。文化の解釈学〈1〉 (岩波現代選書)作者: C.ギアーツ,吉田禎吾,中牧弘允,柳川啓一,板橋作美出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1987/05/29メディア: 単行クリック: 8回この商品を含むブログ (17件) を見る文化の解釈学〈2〉 (岩波現代選書)作者: C.ギアーツ,吉田禎吾,中牧弘允,柳川啓一,板橋作美出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1987/09/28メディア: 単行クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 某韓国研究者のひとがtwitterですごく勧めていたので,これまで恥ずかしながら読んだことのなかったギアーツを今更読んだ。原書はClifford Geertz, The Interpretation of Cultures: Selected Essays (New York: Basic