no_881さんの仰るとおりだと思います。 補足と言うことで・・。 語学のカテマスさんの後追いで烏滸がましいのですが・・。 『書経』梓材(BC11世紀頃)にも、 「皇天既付中國民越厥疆土于先王」(原文) (皇天既に中國の民と厥の疆土とを先王に付す)とあり、 先に挙がった『詩経』大雅に「惠此中國」(民勞) 他に「女炰烋于中國」(蕩)とかがあったりします。 『春秋左氏伝』でも、 成公7年(BC600)や荘公31年(BC509)や 僖公25年(BC706)などで確認できます。 「中國」という言葉自体は、遅くとも戦国時代、 早ければ西周以前からあったものと推測できます。 『中国』という語が、固有名詞として使われ始めたのは、 19世紀半ば以降です。 清末の清朝の外交用語として、 自国を『中国』と称したとされます。 1842年阿片戦争の敗北で中国清朝がイギリスと結んだ南京条約で、 漢文の「中国」が使わ