シリア・アレッポの政権側支配地域で、反体制派が使用していたとされるトンネルの内部にシリア軍が設置した爆弾の起爆によって立ち上る煙(2015年5月19日撮影)。(c)AFP/GEORGE OURFALIAN 【5月25日 AFP】数年に及ぶ内戦で弱体化したシリア政府は、戦略的に重要な地域を守る一方で、反体制派やイスラム武装組織が国土の大部分を支配下に置くことを許しており、事実上の国の分裂を受け入れる準備ができているようだと、専門家や外交官らは話している。 こうした戦略は、シリア政府軍が先週、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が侵攻したシリア中部の古代都市パルミラ(Palmyra)から撤退したことからも明らかだ。 シリア政権に近い国内紙アルワタン(Al-Watan)のディレクター、ワッダーフ・アブデド・ラボ(Waddah Abded Rabbo)氏は、ISがシ
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