イエメン南部アデンで、南部分離派と政府軍との間で発生した衝突の最中に立ち上る煙(2018年1月28日撮影)。(c)AFP PHOTO / SALEH AL-OBEIDI 【1月29日 AFP】内戦下のイエメン南部アデン(Aden)で28日、南部分離派が激しい戦闘を経て政府庁舎を占領した。これを受けてイエメン政府は、クーデター行為だと非難した。 戦闘では少なくとも15人が死亡。病院関係者らの話では、うち3人が民間人だという。また国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」はツイッター(Twitter)で、アデン内のMSF施設の1か所に負傷者50人が搬送されたと発表した。 イエメン北部の大部分を支配するイスラム教シーア派(Shiite)の反政府武装勢力「フーシ派(Huthi)」が2014年に首都サヌア(Sanaa)を占拠して以来、アデンがイエメンの事実上の首都となっている。 同市で戦闘が発生し
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