タグ

ブックマーク / www.iwate-np.co.jp (7)

  • 擦文土器、平泉で初出土 11~12世紀、北海道中心に分布 | IWATE NIPPO 岩手日報

    平泉町の平泉文化遺産センター(及川司所長)は6日、北海道を中心に分布する11~12世紀の擦文(さつもん)土器の破片5点が同町内で初めて出土したと発表した。表面に描かれた山のような文様が特徴。これまでの出土の最南端とみられ、奥州藤原氏と北方との交流・交易を裏付ける重要な考古学的資料とみられる。 土器は住宅建築に伴い、同町教委が同町平泉で実施した無量光院跡第37次調査によって、昨年6月に見つかった。 同センターによると、調査区は無量光院跡の南西隅に位置。5点は大きいもので長さ約5センチ。厚さは約1センチで、同一の長胴かめの一部とみられる。白い粒状の「海綿状骨針」が多く含まれていたが、産地や詳しい年代は特定されていない。文様のない土器の破片3点やかわらけの破片も見つかった。 擦文文化はアイヌ文化より前の7~13世紀前後と考えられている。擦文土器に詳しい北海道博物館の鈴木琢也学芸主査(考古学)によ

    擦文土器、平泉で初出土 11~12世紀、北海道中心に分布 | IWATE NIPPO 岩手日報
  • 「必死のギアをもう1段」 復興相発言に県民憤り

    復興事業費の一部地元負担を盛り込んだ東日大震災の新たな復興枠組みが固まった18日、竹下亘復興相が記者会見で「全て与えられるより、一部のリスクを負うことで人間は気になる。被災地は必死でやっているが、さらに必死のギアをもう一段上げていただきたい」と述べた発言に対し、県内では19日、「被災地が『甘え』ているから負担を求めるのか」「被災地の頑張りが分かってない」などと反発が相次いだ。 行政と連携して移動図書館を開設している釜石市の団体職員の男性(29)は「被災地の人はすごく必死にやっている」と竹下復興相の認識を一蹴。「一部負担したからギアが上がったり、リスクがあって精度が上がるということはなく、『気になる』『より良くなる』こととは直接関係ない。むしろ一部負担による現場の混乱や計画の見直しなどでさらに復興が遅れる」と懸念する。 被災地を支援する北上市のNPO法人いわて連携復興センターの鹿野順一

    nagaichi
    nagaichi 2015/06/21
    竹下弟相か。政策以前に政治の言うべきこと、言うべきでないことを心得ない人だなあ。人に鞭打つだけだったら、政治はいらないんだよ。この人の本音そのままなので、指摘されても気づかないまま繰り返してるわけ。
  • 釜石に藤原氏関連の拠点か 12世紀遺物が大量出土|岩手日報

    釜石市教委による同市鵜住居町の川原(かわら)遺跡の発掘調査で、奥州藤原氏時代の遺物が大量に出土し、21日に開いた現地説明会で成果を披露した。沿岸部の12世紀の遺跡では最大級の出土量で、藤原氏に近い有力者の重要物流・生産拠点だったとみられる。平泉を拠点に東北一円に力を及ぼした藤原氏の地域支配を解明する手掛かりとして注目される。 津波で全壊した鵜住居小、釜石東中建設に伴い1100平方メートルを調査。財力のある有力者しか所持し得ない中国産磁器(白磁、青磁、青白磁)、常滑(とこなめ)や渥美(あつみ)産陶器、鉄製品など、12~13世紀を中心に千点以上の遺物が出土した。 焼土、鉄滓(てっさい)など鉄作りの痕跡も確認。文官(ぶんかん)がいたことを示唆する硯(すずり)、九州や山口方面から加工目的で持ち込まれたとみられる滑石(かっせき)、宴会儀礼に用いられた使い捨ての素焼きの酒器かわらけの破片も若干見つかっ

    釜石に藤原氏関連の拠点か 12世紀遺物が大量出土|岩手日報
  • 古本活用支援1370万円に 陸前高田の図書館再建へ

    陸前高田市と古書販売業「バリューブックス」(東京都、中村大樹社長)の協働プロジェクト「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」は活動開始から1年で、寄付金額が1370万円に達した。古を活用した支援で、さらなる輪の広がりが期待される。 6日は、中村社長が市役所で会見。プロジェクトは古を同社に送ると、同社が査定して買い取り、その金額が市の図書館再建資金として寄付される。昨年6月に始まり、個人4932件、278の企業・団体が参加。5月末までに80万1770冊が集まり、寄付金額は1370万8519円に上った。 市立図書館は震災で被災し、市街地での再建を検討している。問い合わせは同社(0120・826・295)へ。

    nagaichi
    nagaichi 2013/06/08
    ハコのほうの再建に古本で支援という話でした。
  • 知らぬ間に借金相続の悲劇 肉親亡くした被災者

    Tweet 東日大震災で肉親を亡くした被災者が、借金相続という新たな悲劇に襲われている。県内では、会社の連帯保証人だった経営者の家族が最大1200万円の借金を背負った例も。死亡を知った日から3カ月以内に手続きすれば、相続放棄できるが、期限は刻々と迫る。 津波で亡くなった山田町の60代の男性社長は、設備投資や運転資金で金融機関からの借り入れが2400万円あった。会社の借金は連帯保証人の男性に請求され、死亡により1200万円、3人の子どもが400万円ずつ自動的に借金が相続される。 岩手弁護士会によると、不動産や預貯金と同じく借金も自動的に相続される。しかし、家族が生前に借金の存在を知らされなかったり、津波で書類が流されるなど相続事実を知らないケースが多いという。 借金相続を回避するには死亡を知った日から3カ月以内に家庭裁判所に相続放棄の手続きをすれば可能。さらに津波で全て流されたため相続の

  • 水没図書館から吉田家文書回収 陸前高田

    Tweet 歴史研究の重要資料として知られる県指定文化財「吉田家文(もん)書(じょ)」が、東日大震災による津波で水没した陸前高田市高田町の市立図書館から発見されたことが5日分かった。市職員らが回収し、盛岡市の県立博物館で「復元」が進められている。 吉田家文書が収められていた市立図書館2階の重要書庫は、津波で天井まで海水に漬かった。先月下旬、市職員や古文書研究者らが、木箱に入った吉田家文書の「定留(じょうどめ)」全95冊などを回収した。 泥や塩にまみれた文書は現在、県立博物館で水漬けにして徐々に汚れを落としている。今後、凍結乾燥などの保存作業を行う予定で、同博物館は「最善を尽くす」としている。 長らく大肝入(おおきもいり)として気仙郡を統括した吉田家に伝わる文書は、1750(寛延3)年から1868(明治元)年までの118年間に出された通達や触れ書きなどが、ほぼ完全な形で記録されており、

  • 大船渡の津波は23メートル 「昭和三陸」に匹敵

    Tweet 東北地方太平洋沖地震(東日大震災)の津波が大船渡市三陸町綾里で23メートルに達していたことが、港湾空港技術研究所(神奈川県横須賀市)の調査で分かった。1933(昭和8)年の昭和三陸津波とほぼ同じ高さまで達し、甚大な被害をもたらした津波の実態が明らかになった。 同研究所は19日までの6日間、県の大船渡、釜石、久慈の3港湾を含む8港湾で現地調査。建物に残った浸水跡や住民の証言などから高さを判定した。 今回の調査で最大級を記録した大船渡市三陸町の綾里湾は湾奥が狭くなるリアス式海岸特有の地形で、津波が湾奥に進むにつれ高さを増す。1896(明治29)年の明治三陸津波でも38・2メートルと日最大の津波を観測し、昭和三陸津波でも約23〜28メートルの津波が襲来している。 同市茶屋前は9〜9・5メートルを観測。港に近い大船渡商工会議所は2階まで浸水した。高い場所にある国道45号を超え、想

    nagaichi
    nagaichi 2011/03/21
  • 1