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ブックマーク / www.sorae.jp (64)

  • H-IIAロケット29号機、11月24日に打ち上げ 初の高度化仕様、静止衛星の商業打ち上げ | H2A | sorae.jp

    Image Credit: sorae.jp 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2015年9月18日、テレサット社の通信衛星「テルスター12ヴァンテージ」を搭載した「H-IIA」ロケット29号機を、2015年11月24日に打ち上げると発表した。 この29号機では「高度化」と呼ばれる、打ち上げ能力を向上させるための改良が初めて格的に適用される。また、海外から受注した商業打ち上げとしては2例目で、また静止衛星としては初となる。 打ち上げ予定日は2015年11月24日で、時間帯は15時23分から17時7分(日時間)の間に設定されている。また延期した際の予備期間として、11月25日から12月31日まで確保されている。打ち上げ予備期間中の打ち上げ時間帯は、打ち上げ日ごとに設定される。 打ち上げる衛星は、カナダの衛星通信大手テレサット社の新型通信衛星「テルスター12ヴァンテージ」で、海

    H-IIAロケット29号機、11月24日に打ち上げ 初の高度化仕様、静止衛星の商業打ち上げ | H2A | sorae.jp
  • 弘法にも筆の誤り……NASA、月と太陽を間違える | その他 | sorae.jp

    Image Credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)が、2015年9月8日にTwitterに投稿した写真をめぐり、ちょっとした騒動が起きている。 NASAはこの日、現在国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中のスコット・ケリー宇宙飛行士が撮影した、「太陽と地球」の写真をTwitterに投稿した。無数の星々を背景に、まるで地上に星がちりばめられたような夜の地球と、そして青白く輝く太陽が一緒に写った、息を呑むほど美しい写真である。 公開直後から多くの人々にリツイートされており、NASA自身もお気に入りのようで、Twitterのプロフィールのヘッダー画像に設定されている。 ところが、この写真とその説明に、疑問をもった人も大勢いた。もし、この青白く輝いている天体が、当に太陽なのだとしたら、このように写真に写るはずがないためだ。 背景にある星の光や、地上にある都市の光は弱いため、それらを写

    弘法にも筆の誤り……NASA、月と太陽を間違える | その他 | sorae.jp
    nagaichi
    nagaichi 2015/09/09
    長時間露光で撮影された月と地球でした。
  • 青く輝く丸い地球の表面を月が通過する様子=NOAA/NASAの人工衛星が撮影 | 気象・地球観測衛星 | sorae.jp

    Image Credit: NASA/NOAA 米航空宇宙局(NASA)は8月5日、青く輝く丸い地球の表面を月が通り過ぎる様子を捉えた、画像を公開した。 これは地球から約150万km離れた太陽・地球系のラグランジュ第1点に投入されている米海洋大気庁(NOAA)の人工衛星「DSCOVR」が撮影したもので、地球を背景に、月が裏側を見せながら、その手前を通過する様子が克明に写っている。撮影されたのは米東部夏時間7月16日の15時50分から20時45分にかけてで、月は北米大陸近くの太平洋上を通過している。 太陽・地球系のラグランジュ点とは、太陽と地球との間の引力が均衡している場所の一つで、その第1点は、太陽と地球との間にある。ここでは太陽や地球との位置関係が常に同じになるため、太陽から地球に向けて飛んでくる太陽風の観測や、その太陽風の地球との相互作用の観測に適しており、また地球の昼の面を常に観測し

    青く輝く丸い地球の表面を月が通過する様子=NOAA/NASAの人工衛星が撮影 | 気象・地球観測衛星 | sorae.jp
  • 約43年ぶりに人類が目にする青く輝く地球の姿=人工衛星「DSCOVR」が撮影 | 気象・地球観測衛星 | sorae.jp

    Image Credit: NASA 今年2月に打ち上げられた人工衛星「DSCOVR」が撮影した、青く輝く地球の画像が、7月20日に公開された。 太陽光が全体に当たった状態で撮影された地球の画像は、通称「ブルー・マーブル」(青いビー玉)と呼ばれている。世界で初めて撮影されたのは、1972年12月7日のことで、地球から約4万5000km離れたところを飛んでいた、「アポロ17」の宇宙飛行士によって撮影された。このときの画像は特に、定冠詞のTheを付けて「ザ・ブルー・マーブル」と呼ばれており、世界で最も多くの人の目に触れた写真だといわれている。 その後、NASAの地球観測衛星が撮影した複数の画像を合成して作られた、擬似的な「ブルー・マーブル」はいくつか公開されたが、今回DSCOVRによって、約43年ぶりに、1枚の画像による完全な「ブルー・マーブル」が撮影された。 この画像はDSCOVRに搭載され

    約43年ぶりに人類が目にする青く輝く地球の姿=人工衛星「DSCOVR」が撮影 | 気象・地球観測衛星 | sorae.jp
  • 冥王星のハート形の領域に広大な氷の平原 クレーターは確認できず=ニュー・ホライズンズが観測 | 科学衛星 | sorae.jp

    Image Credit: NASA/JHUAPL/SWRI 米航空宇宙局(NASA)は7月17日昼過ぎ(現地時間)、探査機「ニュー・ホライズンズ」が14日に、冥王星をフライバイした際に撮影した、新しい画像の一つを公開した。 この画像は、これまでも知られていた冥王星の赤道付近にあるハート形の領域(非公式に「トンボー領域」と呼ばれている)の中の、中央より少し下の部分を詳細に捉えたもので、クレーターがない、のっぺりとした氷の平原が広がっている。 他の星であれば、太陽系ができた約46億年前から現在までの間に、大小さまざまな天体の衝突によって、その表面には多くのクレーターが形成されている様子が見られる。冥王星にも同じようにさまざまな天体が衝突し続けているはずだが、クレーターがないということは、古くとも1億年前というごく最近に、クレーターを消し去るような地面の動きが起きた、あるいは現在も起きている可

    冥王星のハート形の領域に広大な氷の平原 クレーターは確認できず=ニュー・ホライズンズが観測 | 科学衛星 | sorae.jp
    nagaichi
    nagaichi 2015/07/19
    「表面の物質の収縮による結果であるという説」「地表にある凍った一酸化炭素、メタン、そして窒素が、冥王星の内部の熱によって溶け、対流を起こした結果であるという説」
  • 冥王星の衛星「ハイドラ」はジャガイモ型=ニュー・ホライズンズが観測 | 科学衛星 | sorae.jp

    Image Credit: NASA-J0HUAPL-SwRI 米航空宇宙局(NASA)は7月15日夜(現地時間)、記者会見において、探査機「ニュー・ホライズンズ」が撮影した、冥王星の衛星「ハイドラ」の画像を公開した。 ハイドラは2005年5月に、宇宙望遠鏡「ハッブル」によって「ニクス」と共に発見された。ハイドラもニクスも非常に小さい星で、これまでその正確な姿かたちは明らかになっていなかった。 この画像は、ハイドラから約64万km離れたところから撮影されたもので、不鮮明ながらも、ジャガイモのような形をしていることや、明るい領域と暗い領域があることが確認できる。 画像の1ピクセルは約3kmに相当し、この写真から横の長さは約43km、縦は約33kmほど、また暗い領域は直径10kmほどと推定されている。 同じ冥王星の衛星カロンと同じように、ハイドラもまた水氷によって構成されていると考えられている

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  • 彗星着陸機「フィラエ」、6月24日以来の通信に成功 科学データも受信 | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: DLR ドイツ航空宇宙センター(DLR)は7月10日、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸した探査機「フィラエ」との通信に、6月24日以来初めて成功したと発表した。また、彗星核の内部構造を探る「CONSERT」と呼ばれる観測機器による科学データの受信にも成功したという。 フィラエは昨年11月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星への着陸に成功し、探査を終えた後、バッテリー切れにより活動を停止していた。ところが7か月後の今年6月13日に再起動に成功し、同彗星のまわりを回っている探査機「ロゼッタ」を経由して、不安定ながら通信も送られてきた。しかし6月24日を最後に通信が途絶え、7月5日にCONSERTの電源を入れるコマンドが試しに送られたものの反応がなく、運用チームはフィラエが息絶えた可能性も考えていたという。 DLRの発表によると、今回フィラエと通信できたのは、中央ヨー

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  • 金星探査機「あかつき」、7月下旬に軌道修正を実施 12月の金星周回軌道再投入に向けて | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月9日、今年12月に金星周回軌道への投入に再挑戦する金星探査機「あかつき」について、軌道投入に向けて、今月下旬に計3回の軌道修正を実施すると発表した。 「あかつき」は現在、太陽のまわりを回る軌道に乗っており、今年12月7日に金星周回軌道に入ることを目指している。しかし現在の軌道のままでは、再投入後の近金点(軌道上で最も金星に近づく点)が、太陽の重力摂動の減速効果によって下がり、金星へ落下するリスクがある。そこで、これを回避し、また再投入後の観測に有利な軌道に修正するために、7月17日から31日にかけて合計3回の軌道修正が行われることになった。 「あかつき」はこれまでに3回の軌道修正制御を実施しており、今回で4回目となる。これまでは、壊れたと思われる主推進エンジンがある側(ボトム側)に装備されている姿勢制御用エンジン4

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  • 探査機「ニュー・ホライズンズ」、7日にも完全復活 冥王星の観測に影響なし | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)は現地時間5日深夜(日時間6日朝)、通信に異常が発生した後、科学観測を停止していた冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」について、その原因を特定したと発表した。 また探査機に損傷などもなかったことから、現地時間7日にも科学観測を再開し、通常の運用に戻るという。これにより、今月14日に予定されている冥王星への最接近時の観測は、問題なく実施できる見込みとされる。 ニュー・ホライズンズは現地時間7月4日午後に、何らかの問題が発生し、通信ができない状態に陥った。この障害は1時間21分間続き、その後回復したものの、異常を検知した探査機自身の判断で、メインのコンピューターから、バックアップのコンピューターに切り替え、必要最小限の機能のみを動かす「セーフ・モード」と呼ばれる状態に入っていた。 セーフ・モードに入った状態では科学観測に必要な機器

    探査機「ニュー・ホライズンズ」、7日にも完全復活 冥王星の観測に影響なし | 科学衛星 | sorae.jp
  • 最接近10日前に……冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」に問題発生、復旧急ぐ | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)は7月5日、冥王星への最接近を約10日後に控えた4日午後に、探査機「ニュー・ホライズンズ」に何らかの問題が発生し、通信ができない状態に陥ったと発表した。その後、通信は回復したものの、必要最小限の機能のみを動かすモードに入っており、科学観測機器が動かせない状態にある。 NASAによると、通信が取れなくなったのは東部夏時間2015年7月4日13時54分(日時間2015年7月5日2時54分)のことだったという。 その後、15時15分(4時15分)に通信は回復したが、その間に探査機は、必要最低限の機能のみを動かす「セーフ・モード」に入っていた。これは探査機に搭載されているコンピューターが問題を検知したことで、自動的にメインのコンピューターから、バックアップのコンピューターに切り替えられたためだという。 発表が行われた5日の段階でもニュ

    最接近10日前に……冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」に問題発生、復旧急ぐ | 科学衛星 | sorae.jp
  • 彗星着陸機「フィラエ」、再起動に成功 7か月の眠りから覚める | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: ESA 欧州宇宙機関(ESA)は6月14日、昨年11月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星への着陸に成功し、探査を終えた後、バッテリー切れにより活動を停止していた探査機「フィラエ」が、再起動に成功したと発表した。 ESAによると、フィラエからの信号は中央ヨーロッパ夏時間2015年6月13日22時28分(日時間2015年6月14日5時28分)に、ドイツ航空宇宙センター(DLR)にあるフィラエの管制センターで受信されたという。信号は彗星の周囲を飛んでいる探査機「ロゼッタ」を経由して送られたもので、最初の通信時間は85秒だったという。 フィラエのプロジェクト・マネージャーを務めるStephan Ulamec博士は「フィラエの温度は-35度C、電力は24Wと、非常に良い状態にある。フィラエは運用可能な状態だ」と語った。 最初の通信では300を超えるデータ・パケットが受信で

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  • 国際宇宙ステーション、軌道修正に失敗 プログレスM-26M補給船のエンジンが噴射せず | ISS | sorae.jp

    Image credit: NASA ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)は5月16日、この日実施予定だった、プログレスM-26M補給船のスラスター(ロケット・エンジン)を使った国際宇宙ステーション(ISS)の軌道修正に失敗したと発表した。 人工衛星は大気との抵抗で徐々に高度を下げており、特に巨大な建造物であるISSはよりその影響が大きくなるため、定期的にISSの後部にドッキングしている補給船のスラスターを噴射して、軌道を持ち上げる必要がある。これを「リブースト」(Reboost)と呼ぶ。 ロシアのミッション管制センター(ツープ)が事前に発表していた計画では、今回のリブーストはモスクワ時間2015年5月16日4時14分(日時間2015年5月16日10時14分)から、プログレスM-26Mのスラスターを901秒間にわたって噴射することとされていた。しかし、何らかの事情で実施できなかったという。

    国際宇宙ステーション、軌道修正に失敗 プログレスM-26M補給船のエンジンが噴射せず | ISS | sorae.jp
  • 米軍、制御不能のプログレスM-27Mの周囲に44個のデブリを確認 | プログレス | sorae.jp

    Image credit: NASA 米空軍のヴァンデンバーグ空軍基地に拠地を置く、米戦略軍の宇宙統合機能構成部隊(JFCC SPACE)の統合宇宙運用センター(JSpOC)は米国時間4月28日、軌道上で制御不能に陥っているロシアの「プログレスM-27M」補給船と、それを打ち上げたロケットの周囲に、計44個のスペース・デブリを確認したと発表した。 このデブリは、プログレスM-27Mの打ち上げから約5時間弱後の、太平洋夏時間4月28日4時53分(日時間4月28日20時53分)に発見されたもので、軌道上にいるプログレスM-27Mと、それを打ち上げたソユーズ2.1aロケットの第3段機体の周囲に、発表時点で計44個のデブリが確認できたという。ただ、このデブリがプログレスやロケット自身から発生したものなのかどうかについては、現時点ではまだ断定できないとしている。 プログレスM-27Mは4月28日

    米軍、制御不能のプログレスM-27Mの周囲に44個のデブリを確認 | プログレス | sorae.jp
  • ロシア、米国の偵察衛星「ラクロス」の撮影に成功していた―米科学者連盟が発表 | 軍事衛星 | sorae.jp

    Image credit: FAS/Altay Optical Laser Center 米科学者連盟(FAS)は4月23日、ロシアが2005年から2010年にかけて、米国のレーダー偵察衛星「ラスロス」の撮影に成功していたと伝えた。ラクロスの全体像はこれまで秘匿されており、軌道上での姿が明らかになるのは初めてのことだ。 ラクロス(Lacrosse)は米国家偵察局(NRO)が運用する、合成開口レーダー(SAR)を搭載した偵察衛星で、1988年から2005年にかけて全5機が打ち上げられたことが確認されている。ラクロスという名前は非公式なもので、2013年にエドワード・スノーデンがリークした米国の諜報活動に関する予算書から、正式なコードネームは「アニクス」(Onyx)であったことがわかっている。 NROの偵察衛星に関する情報の多くは秘匿されているが、ラクロスは2008年7月に機密指定が解除され、

    ロシア、米国の偵察衛星「ラクロス」の撮影に成功していた―米科学者連盟が発表 | 軍事衛星 | sorae.jp
    nagaichi
    nagaichi 2015/04/26
    「発表」したのはロシアの学者が先で、米科学者連盟は事実を追認したのじゃまいか。NROの周りで「今、どんな気持ち?ねぇ、どんな気持ち?」と囃すAAクマー(露)を幻視。
  • 20年前に打ち上げられた米軍の気象衛星からデブリが大量発生か | 軍事衛星 | sorae.jp

    Image credit: U.S. Air Force 1995年に打ち上げられた米空軍の気象衛星が由来と思われる、大量のスペース・デブリ(宇宙ゴミ)が軌道上に発生したことが、2月26日に米戦略軍が提供するデータや宇宙ファンらによる観測などから明らかになった。 現時点でデブリの数は26個まで確認されている。デブリの発生源とされるのは、米空軍が1995年に打ち上げたDMSP 5D-2 F13と呼ばれる軍用の気象衛星で、すでに設計寿命を超えており、また2006年からは定常運用からはずれ、バックアップ運用に就いていた。DMSPは複数の衛星からなるシステムで、DMSP 5D-2 F13は現在運用されているDMSP衛星の中で最も古い衛星でもあった。 また、人工衛星の軌道情報を扱うウェブサイト『CelesTrak』の管理人であるT.S. Kelso氏の分析によれば、これらのデブリは2月3日に発生した

    20年前に打ち上げられた米軍の気象衛星からデブリが大量発生か | 軍事衛星 | sorae.jp
    nagaichi
    nagaichi 2015/03/01
    寿命を終えた人工衛星を地上に落とすか、墓場軌道まで持ち上げるか、軌道上で資源として再利用するか、いずれかの仕組みが必要。ケスラー・シンドロームで地球近傍の宇宙が閉ざされる前に。
  • 探査機ドーン、目的地の準惑星ケレスの新しい写真を捉える 3月到着予定 | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA 火星と木星の軌道の間に位置する準惑星ケレスに向けて航行している探査機ドーンが、その目的地のケレスを捉えた新しい写真が公開された。米航空宇宙局(NASA)/ジェット推進研究所(JPL)が1月19日に発表した。 ドーンは2007年9月27日に打ち上げられたNASAの探査機で、小惑星ヴェスタと、準惑星ケレスの、2つの星を探索することを目的としている。ヴェスタとケレスは共に、火星と木星の軌道の間の、小惑星帯の中に位置する。ヴェスタはこの小惑星帯の中で2番目に大きい天体で、一方のケレスは1番大きな天体である。探査機が2つの天体を訪れ、その軌道に入って探査を行うのは世界初のことだ。 ドーンは打ち上げ後、イオン・エンジンを使って航行を開始し、2009年2月に火星をスイング・バイして加速し、2011年7月11日

    探査機ドーン、目的地の準惑星ケレスの新しい写真を捉える 3月到着予定 | 科学衛星 | sorae.jp
  • 冥王星探査機ニュー・ホライズンズ、冥王星への接近に向けた第一段階に突入 | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: NASA/JHU APL/SwRI/Steve Gribben 史上初の冥王星探査を目指す探査機ニュー・ホライズンズが、冥王星への接近に備えた最初の段階に入った。米航空宇宙局(NASA)・ジェット推進研究所(JPL)が1月15日に発表した。 ニュー・ホライズンズは2006年1月19日に地球から旅立ち、冥王星を目指して9年間にわたって宇宙を航行し続けている。冥王星はこれまで、地上の望遠鏡や宇宙に浮かぶハッブル宇宙望遠鏡によってしか観測が行われたことがなく、探査機が接近して詳細に観測が行われたことはない。打ち上げ後、探査機は火星軌道、小惑星帯を通過し、2007年2月28日に木星をスイング・バイし、さらに加速した。続いて土星、天王星の軌道を通過し、2014年8月25日には海王星の軌道を通過している。 その後、探査機は機器などを温存するために冬眠状態に入り、2014年1

    冥王星探査機ニュー・ホライズンズ、冥王星への接近に向けた第一段階に突入 | 科学衛星 | sorae.jp
    nagaichi
    nagaichi 2015/01/25
    冥王星は惑星でなくなったが、探査の意義が低くなったりはしないさ。探査の成功を祈る。
  • ストレラー・ロケット、南アフリカの偵察衛星コーンダルEの打ち上げに成功 | その他 | sorae.jp

    Image credit: Roskosmos ロシアのNPOマシナストラィエーニヤ社は12月19日、南アフリカ向けに製造した偵察衛星コーンダルEを搭載した、ストレラー・ロケットの打ち上げに成功した。ストレラーの打ち上げは今回で3機目、コーンダルは2機目の打ち上げとなった。 ロケットは現地時間2014年12月19日10時43分(日時間2014年12月19日13時43分)、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地の175/59発射台(地下サイロ)から離昇した。NPOマシナストラィエーニヤ社やロシア連邦宇宙局によれば、ロケットは順調に飛行し、打ち上げは成功したとのことだ。 その後、米国の宇宙監視ネットワークは、高度約500km、軌道傾斜角74.75度の軌道に、ロケットの最終段とコーンダルEを捕捉しており、打ち上げ成功が裏付けられている。 コーンダルEは合成開口レーダーを搭載した衛星で、南

    ストレラー・ロケット、南アフリカの偵察衛星コーンダルEの打ち上げに成功 | その他 | sorae.jp
  • NASA新型宇宙船オリオン、無人の飛行試験ミッションに成功 | オリオン | sorae.jp

    Image credit: NASA/ Sandy Joseph/Kevin O’connell 米航空宇宙局(NASA)は12月5日、開発中の新型宇宙船オリオン(オライオン)の無人飛行試験ミッション(EFT-1)に成功した。開発が始まってから約10年を経て、ようやく打ち上げられたオリオンは、スペースシャトルが引退してから約3年半ぶりに打ち上げられた、米国の有人宇宙船ともなった。NASAは「オリオン宇宙船と、米国の宇宙探査の新たな時代にとっての夜明けだ」と声高々に宣言した。 オリオン宇宙船EFT-1は、米ユナイテッド・ローンチ・アライアンス社の大型ロケット、デルタIVヘビー・ロケットに搭載され、米東部標準時2014年12月5日7時5分(日時間2014年12月5日21時5分)に、フロリダ州ケープ・カナヴェラル空軍ステーションのSLC-37Bから離昇した。ロケットは順調に飛行し、約17分39

    NASA新型宇宙船オリオン、無人の飛行試験ミッションに成功 | オリオン | sorae.jp
  • 「はやぶさ2」と共に深宇宙へ送り出された3機の小型宇宙機たち | 小型衛星 | sorae.jp

    Image credit: 九州工業大学、多摩美術大学、JAXA 12月3日に小惑星探査機「はやぶさ2」を宇宙に送り出したH-IIAロケット26号機には、「はやぶさ2」のほかに、「しんえん2」、ARTSAT2-DESPATCH、PROCYONという、3機の「小型副ペイロード」が一緒に搭載されていた。 これはH-IIAロケットで衛星を打ち上げる際、ロケットに余力がある場合に、小型の衛星を一緒に搭載して打ち上げるというもので、2009年の「いぶき」の打ち上げを皮切りに、これまで5回行われ、24機の小型衛星が打ち上げられている。今回の3機は「はやぶさ2」と共に、太陽を回る軌道に投入されることから「小型副『衛星』」ではなく、「小型副ペイロード」と呼ばれている。ペイロードとは「積荷」などといった意味だ。 「はやぶさ2」とこれら3機の宇宙機はH-IIAロケットに搭載され、12月3日13時22分04秒に