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ブックマーク / note.com/miraisyakai (11)

  • 旧統一協会の組織票分布の推定|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    8月7日、朝日新聞が朝刊の1面で、旧統一協会の選挙協力について報じました。 参院選を前に、教団関係者は支援先である井上氏の当選に自信を見せていた。(中略) 16年の参院選では初当選した宮島喜文氏、19年参院選では再選した北村経夫氏が、教団の支援先だった。井上氏を含め、組織票の強みを生かせる比例区で出た安倍派の議員たちだ。 その安倍氏のもとを、今年に入って繰り返し宮島氏が訪ねていた。宮島氏の元秘書によると、今回の参院選でも再選を目指して準備を進めていた宮島氏は、安倍氏に「ぜひ前回と同じような票を団体さんにいただけないか」と頼んだが、安倍氏は「今回は無理だ」と答えたという。別の関係者は「最終的には教団側から『安倍氏の意向で井上氏に一化する』と伝えられた」と明かす。宮島氏は、すでに得ていた党の公認を辞退し、出馬をあきらめた。 出典:2022年8月7日 朝日新聞朝刊1面 この記事を前提としたうえ

    旧統一協会の組織票分布の推定|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
    nagaichi
    nagaichi 2022/08/10
    実際のところ、組織票数よりもボランティアの選挙運動員派遣で自民議員の肝っ玉握ってると聞くが。
  • 比のゆくえ――憲法記念日によせて|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    ロシアウクライナ侵略によって安全保障環境が変わった」「各国もこぞって軍事費の増額を図っている」などとして、すでに今年度予算で戦後最大を更新したところの防衛費を、5年以内にGDP比2%以上へと倍増する計画が進みつつあります。連日の戦争報道の効果もあるのでしょう。4月22日から24日にかけて日経新聞が実施した世論調査では、GDP比2%以上への増額について賛成が55%、反対が33%となり、賛成が反対を引き離す結果でした(記事)。 ロシアウクライナ戦争を呼び水として、こうした軍拡だけでなく、改憲や統制の強化などが一斉に進められようとしている現状があります。自覚的であれ無自覚であれ、多くの人が戦争に絡め取られてしまっており、左派やリベラルはこの状況に対峙する有効な拠点を保持できていません。それではどのように考えを出発させたら良いでしょうか。 冒頭に述べたように、いま自民党は防衛費の大幅な増額

    比のゆくえ――憲法記念日によせて|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
  • これは政治的事件である――立憲民主党の本多議員をめぐる調査報告書の問題について|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    性犯罪刑法改正の議論の場で多平直氏が行ったとされる不適切発言に関して、7月12日、立憲民主党ハラスメント防止対策委員会から調査報告書(以下、報告書)の提出がなされました。 報告書全文ダウンロード この報告書からただちに明らかなのは、検証すべき事実関係が執筆者の持論と切り分けられておらず、肝心の事実関係に関しても正確な記述を欠いていることです。これは論理的に飛躍のある箇所が含まれる点にとどまらず、多数の主語の欠落や文章の破綻にまで至っており、件の調査報告のずさんさがうかがわれると言わざるを得ません。 報告書文における個々の瑕疵については、先日発表された詳細な記事『立憲民主党は立憲主義と民主主義を放棄するのか、あるいは多議員をめぐる報告書の致命的欠陥について 』があるためそちらに譲りますが、この記事では「筆者の主観的な評価と、対象者の言動が全く区別が付けられないまま著述が展開されていく

    これは政治的事件である――立憲民主党の本多議員をめぐる調査報告書の問題について|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
  • 人口崩壊の全貌――今後、日本の少子高齢化は別次元の恐ろしい姿をとる|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    人口減少は日から漠然と人が減っていき、労働力が失われていくこと。少子高齢化は子供が減って、お爺ちゃんやお婆ちゃんが増えていくということ――。いま進行しつつあるこれらの問題について、私たちはどこかそのようなイメージを抱いているのではないでしょうか。 確かに今までは、それもあながち間違いではなかったのかもしれません。しかし今後は全く別次元と言っていいような恐ろしい面が剥き出しになります。ここでは地域別・年齢別の人口の検討から、その実態に迫ることにしました。 全国集計から恐ろしさは見えてこない 人口問題の議論では、しばしば次のようなグラフがあげられます。 図1:日の将来推計人口(国立社会保障・人口問題研究所による2018年推計による) これは日の人口が今後どのようになるかを予測したものですが、このグラフには人口減少の真の恐ろしさは表れていません。実際、「2045年には日の人口は1億064

    人口崩壊の全貌――今後、日本の少子高齢化は別次元の恐ろしい姿をとる|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
  • 日本学術会議への人事介入は何が問題か|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    学術会議が推薦した会員候補のうち6人が、理由等の説明のないまま菅義偉首相によって任命を拒否された。この人事介入問題には、わずか一週間で100を超える学会から単独ないし共同の声明が上がり、世界的な科学誌であるネイチャーやサイエンスまでが「学術的な自治」「学問の自由」といった観点から批判的に言及するに至っている。 しかしながら、自民党は「日学術会議のあり方を議論する」として党のプロジェクトチームを立ち上げる方向に動いており、今回の人事介入を学術会議の側の問題に転嫁しようとしている。 確かに組織である以上、学術会議の側にも問題はあるのだろう。けれどそのことと人事介入そのものに関する問題は区別されるべきだ。なぜなら今回の人事介入は「①法律や手続きを踏みにじるプロセス」によって「②個人が標的」にされ、その結果として「③学問および言論の自由が脅かされている」という問題であり、いくら学術会議の体質

    日本学術会議への人事介入は何が問題か|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
  • 一部の政治家が安楽死や尊厳死の議論を呼びかけていることについて|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    難病の女性患者が殺害された事件をめぐって、7月23日に2人の医師が逮捕されました。この事件を受けて、一部の政治家が、安楽死や尊厳死の議論を呼びかけはじめたことについて、コメントを出します。 まず第一に書いておかなければならないことは、逮捕された医師は「優生思想的な主張を繰り返し、安楽死法制化にたびたび言及していた」と報じられているのであり(7月23日京都新聞)、これに従えば優生思想を持つ人間が嘱託殺人の疑いで逮捕されたということで、こういった事件をもとに政治家が安楽死や尊厳死の議論を持ち出すのはどういう神経をしているのかということです。どういう人権意識を持ち、どういう社会観を持っているのかということです。 そして第二に、政治家は、安楽死や尊厳死の持つ公的な性格に自覚的であるべきということです。 安楽死や尊厳死というのは、一見して自己決定権に関する個人の問題であるようです。しかし、それらがも

    一部の政治家が安楽死や尊厳死の議論を呼びかけていることについて|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
    nagaichi
    nagaichi 2020/07/24
    現状の日本社会では、安楽死の合法化は時期尚早だよ。迷い悩んでいる人の自死を後押しし、弱者を排除したいファッショを増長させるだけ。まともな議論にもなりようがない。
  • 立憲民主党の支持率はなぜ下落したか|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    ⭐それは自民の支持率の下落とともに起きた 立憲民主党の支持率の下落には、単なる一つの政党の事情をこえた問題があります。それというのも、同時期に内閣支持率と自民党の支持率が下落し、新型コロナウイルスへの政府対応を多数の国民が支持していないことが世論調査から明らかであるからです。 政府の対応がまずいのであれば、ドイツのメルケルやイギリスのジョンソン、ニューヨークのクオモらを横目で見て、国民は「自民に変わる党はないか」「より真っ当な政府が欲しい」と思うでしょう。しかし野党はその思いにこたえて支持率を伸ばすことができなかったのです。 一人一人の考えには違いがあり、世論はそうした人々の総体を扱うわけですから、どのような変化であれ単一の理由を挙げ、「このせいでそうなったんだ」と語るのは乱暴であり間違ったことです。 そういったことを承知の上で、ここでは直近の支持率の動き――特に立憲民主党自民党の支持率

    立憲民主党の支持率はなぜ下落したか|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
  • 第25回参院選精密地域分析 国民民主党|三春充希(はる) ⭐未来社会プロジェクト|note

    地域分析の第5回は、国民民主党をとりあげます。まずは比例代表の得票率を概観してみましょう。 ⭐国民民主党と原発立地自治体 図1.国民民主党得票率 第25回参院選(2019年)比例代表 得票率が全国1位だったのは、玉木雄一郎氏の出身地でもある香川県さぬき市です。県内で得票率が高かったのも、前回衆院選で玉木氏が当選した香川2区にあたる地域でした。また、一人区で羽田雄一郎氏が当選した長野県では、比例代表も県内の広い範囲で勢いがあります。岩手県で赤やオレンジ色になっている奥州市・金ケ崎町・北上市・花巻市は、選挙前に国民民主党へ合流した自由党の地盤(小沢一郎地盤)ですね。 しかし、こうした地域とは別に、これだけでは解釈できない得票率の高まりが、日各地で点々とみられることにお気づきになるでしょうか。 得票率で全国第2位の青森県六ケ所村。そして福島県双葉町・大熊町。福井県敦賀市・美浜町・おおい町・高浜

    第25回参院選精密地域分析 国民民主党|三春充希(はる) ⭐未来社会プロジェクト|note
    nagaichi
    nagaichi 2019/09/22
    讃岐・陸中・信濃が基盤の国民民主党と三河・尾張・但馬が基盤の民社党ではあまり似ていないという結論でFA?
  • 第25回参院選精密地域分析 自民党|三春充希(はる) ⭐未来社会プロジェクト|note

    ⭐今回の参院選の結果 「自民党はこんなに地方(田舎)の支持を得ているのか。だったら自民党はもっと地方のための政策をやってほしい。今の政策がそうなっているとはとても思えない――」 下の地図を公表したとき、ある自民党の支持者の方からこうした意見をもらいました。この記事をもって、それに対する返信とすることにしましょう。 ■図1. 第25回参院選(2019年)比例代表・自民党得票率 ■図2. 第25回参院選(2019年)比例代表・人口密度に対する自民党得票率 自民党が都市部よりも地方で強いことは図1の地図からも読み取ることができますが、図2のグラフのように、横軸に人口密度を、縦軸に自民党の得票率をとって1986個の市区町村を表示すると、その傾向はより明瞭になります。図2のグラフでは人口密度の高い都市部ほど右に位置するので、点が右下がりに分布しているということは、自民党の得票率が都市部で相対的に低く

    第25回参院選精密地域分析 自民党|三春充希(はる) ⭐未来社会プロジェクト|note
  • 第25回参院選精密地域分析 立憲民主党|三春充希(はる) ⭐未来社会プロジェクト|note

    第25回参院選(2019年)の地域分析の第二回は、立憲民主党です。 立憲民主党は、結成直後の第48回衆院選(2017年)と比べ、今回の参院選では317万票の減少がありました。データでは、政党支持率の低下と、無党派層の取り込みが以前ほどできなかったことが明らかとなっています。 まず各社を平均した政党支持率ですが、今回の参院選では4ポイントの選挙ブーストがあるものの、48回衆院選のときの水準には到達していません。立憲民主党の支持率は2018年8月以降に急落をおこしており、もちなおしきれない状況が続いています。 また、48回衆院選では立憲民主党は無党派層の最大の投票先でしたが、今回の参院選では後退し、無党派層の投票先の第1位は自民党となっています(時事通信出口調査)。 こうしたことを念頭に置いて、地域ごとの得票率の変化を見てみましょう。 ⭐得票率分布:第25回参院選(2019年) ⭐得票率分布:

    第25回参院選精密地域分析 立憲民主党|三春充希(はる) ⭐未来社会プロジェクト|note
    nagaichi
    nagaichi 2019/08/19
    「対立構造を示すには、『消費税なんてやめてしまえ』って言うしかないんです」<せやな。俺個人的には「フローからストックの課税へ」と表現してるんやが。
  • 共産党の支持率低落について|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    47回衆院選以降、共産党の支持率は低落傾向となっています。これは各社の世論調査をばらばらに検討しても分かりにくいですが、平均すると鮮明に見えてきます。 上のグラフは2013年以降に実施された世論調査をもとにして、共産党の支持率を平均したものです。特徴的な個所が見られるので下に書き込んで示しましょう。 安倍政権下の共産党の支持率には、大きく見て2回、跳ね上がっている箇所があります。それぞれ23回参院選(2013年7月)と47回衆院選(2014年12月)の選挙ブーストですね。ここではピークとなっているだけでなく、選挙に前後して支持率が段差をなしており、支持層の拡大がうかがえます。 選挙ブースト 「国政選挙の公示から投開票に前後して政党支持率が急上昇する現象」です。選挙運動や公示後の報道を通じて、普段は活発でなかった支持層が呼び起こされたり無党派層が支持に回ることが原因と見られますが、選挙ブース

    共産党の支持率低落について|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
    nagaichi
    nagaichi 2018/04/12
    自称穏健左派の立場で物言わせてもらうと、社民党の凋落と他に碌な選択肢がないことから、党体質の臭さに鼻をつまんで共産党に入れてたわけよ。もっとオープンで民主的な政党を建設なさい。自党の歴史も検証なさい。
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