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お嬢様に関するnagatafeのブックマーク (5)

  • [増田お嬢サバイバル部]7

    灰色の砕石と安全柵に囲まれたアイボリーの立方体「キュービクル式高圧受電設備」 増田女学院の生徒にとっては卒業時の定番告白スポットである。 しかし、今日の待ち合わせは、場所にふさわしく硬質だった。 ローファーの足音高くやってきたのは、おさげのお嬢様。 金網の内側にもたれて待っていた姫カットのお嬢様はおもてを上げた。 「待ちくたびれましたよ。おかげでオリンピックを作ってしまいました」 「オリンピックを作る?」 姫カットのお嬢様は青・黄・黒・緑・赤、五色のインシュロックをW字型に結びつけたものを示した。 「……深遠なセンスをなされているんですね」 「お褒めにあずかり光栄至極」 おさげのお嬢様は溜息を深呼吸につなげて止め、サンダーのスイッチを入れた。 「その前髪、もっとぱっつんにしてさしあげます!」 金の卵をこしだめに構えて、まっすぐ進む姿はさながら古代の丸ノコ鮫ヘリコプリオン。 渦を巻く歯に噛ま

    [増田お嬢サバイバル部]7
    nagatafe
    nagatafe 2016/04/15
    とりあえず戦闘の余波での停電は避けられた!
  • [増田お嬢サバイバル部]6

    ぶぶぶぶぶぶ 室内から巨大な羽虫が飛び回っているような音がする。 古代の巨大昆虫メガネウラが乱舞していれば、こんな感じかもしれない。 扉の前に立ち尽くしたセミロングのお嬢様はつぶやいた。 「とっても嫌な予感がします。でも……」 ネットより増田に立ち入る者、すべての希望を捨てよ 増田女学院のモットーが彼女の背中を後押しする。 室内にはレシプロソー(電動ノコギリ)を両手にたずさえたポニーテールのお嬢様が無言で立っていた。 彼女の得物は短いノコギリの分数千回におよぶ高速前後振動によって、 小さな力でも硬く大きなものが楽々解体できるかなり禍々しい代物だ。 しかも、ちょっとカッコいい。 対するセミロングお嬢様の武器はお召し物の中から取りだしたるSGP鋼管25A(B1)-500L、2! 二刀流であることは同じだが、文明度では大きく水を開けられている。 ポニーテールのお嬢様が目だけで笑った気がした。

    [増田お嬢サバイバル部]6
    nagatafe
    nagatafe 2016/04/12
    増田女学院工業高等学校
  • [増田お嬢チャーハン部]

    シンプルに黄金チャーハンで決めますわ。 フライパンを熱く熱して、 ジャーから取り出した熱々のご飯を油を引いたフライパンの上に入れますの、 タマゴは後入れタイプですわ。 私はこちらの方が得意ですの。 もちろん、いろいろな方法があってよろしくってよ。 香ばしい油とタマゴの香りがたまりませんわね。 美味しく出来ればそれでいいのですの! 美味しく出来ればそれでいいのですの!

    [増田お嬢チャーハン部]
    nagatafe
    nagatafe 2016/04/12
    パラッパラですわ
  • [増田お嬢サバイバル部]5

    縦ロールお嬢様は水泳をなされ遊ばれていた。 チェーンブロックはもちろんちゃんと水中に持ち込んでいた(ステンレス製のサニタリー仕様のものを使用しています)ものの、 自慢の縦ロールは水に濡れて元気がない。 他のお嬢サバイバル部員にとっては狙い目である。 「ごきげんよう。おかくれあそばせっ!」 案の定、飛び込み台からスク水のお嬢様が濡れロールのお嬢様めがけて水面に飛び込んできた。 彼女の得物はエアーニードルスケーラー(スパッタ取り)。 圧縮空気の力で一秒間に五千回のジャブを鉄の針が繰り出す、 熱水生物群集のスケーリーフットならともかく、乙女の柔肌には使ってはいけない道具である。 電動組と違って圧縮空気のエネルギーを使っているため水中でも使用が可能だ。 「あわわ……泡はあわ」 スク水お嬢様はそう思っていたのだが針周辺から漏れ出す圧縮空気の泡がすさまじく、 あっという間に視界はゼロに。 「何をなさっ

    [増田お嬢サバイバル部]5
    nagatafe
    nagatafe 2016/04/11
    お前らお嬢様のくせに鉄工所で働いてんのかよw
  • [増田お嬢サバイバル部]4

    「縦ロールさん」 姫カットお嬢様が欄干に手をついて下々を見下ろす縦ロールお嬢様に声をかけた。 いきなり刺し貫かれないための用心である。 「貴方とここで事を構えるつもりはありませんわ。 それよりあちらをご覧になって」 姫カット様が手のひらで示される方をご覧になると、 お二方のお嬢サバイバル部員が戦端を開こうとしていた。 「手の内を知っておけば、のちのち有利でしてよ?」 「……」 猛者は見えないところで周到なものだ。インシュロック使いのお嬢様も下々を見下ろした。 戦っているのはアセチレン溶断器(切断器)使いのアフロのお嬢様と、 安全帯使いのツーサイドアップのお嬢様だった。 アセチレン溶断器は見てのごとく、精巧な黄銅のノズルから 恐ろしげな蒼炎を吹き出している。 アフロのお嬢様が圧縮酸素のバルブを操作するたびに炎が白く輝き、キュゴーと轟音を吐き出す。 彼女の威嚇は効果的だった。顔に火を向けられれ

    [増田お嬢サバイバル部]4
    nagatafe
    nagatafe 2016/04/10
    おっキタキタ …えっ?アフロ⁈!
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