途上国の280万人へ 安全な水と水ビジネスを提供。 病気と貧困から人々を救う。 日本ポリグル株式会社 ポリグルソーシャルビジネス株式会社 小田 兼利 「安全に飲める水」を世界40カ国に提供し、BOPビジネス※の成功事例として知られる中小企業がある。 その日本ポリグル株式会社・小田兼利会長は途上国の人々の感謝と尊敬を集め、「今こそ人生の本番」と語る。 数多くの失敗を経て掴んだグローバルビジネス成功の秘訣とは? ※おもに途上国における年間所得3000ドル以下の低所得者層(Base of Economic Pyramid)を対象に、製品・サービスを提供するビジネス。 世界にその名を知られる日本ポリグルだが、本社があるのは大阪の商業地区の小さなビル。社員30数名の典型的な中小企業である。創業者の小田会長は自社の事業を説明する際、必ず水の浄化実験からスタートする。 実験といってもごく簡単なもの。ビー