2007年に新たに就農した人の数は約7万人。そのうち半数を60歳以上の高年齢層が占めるのに対して、39歳以下はたった2割、1万5000人にも満たない。つまり新規就農者は、定年退職や子どもが巣立った後の脱サラ組が「第二の人生」を歩むといったケースが多数派。残念ながら、将来の日本を担う若い農業人材を十分に確保できているとは言い難いのが現状だ。 しかしそんなお寒い事情とは裏腹に、この10年ほど大学の農学部人気が続いている。文部科学省の「学校基本調査」の学部別学生数でも、減少の一途をたどる人文科学分野とは対照的に、平成以降、増加を続けているのだ。若者の「農」への関心は確実に強まっていると見ていい。(文中敬称略) 難しい非農家からの就農
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