NTTドコモは13日、従来の携帯電話「ガラケー」と同じ折りたたみ式で、スマートフォンで多く使われる米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載した2機種の携帯を、6月から売ると発表した。KDDI(au)が同様の携帯を「ガラホ」として販売しているが、ドコモは初めて。 富士通製の「アローズ ケータイ」とシャープ製の「アクオス ケータイ」の2機種で、基本的にボタンで操作する。1世代前の3G回線を使う。端末価格はドコモ端末からの機種変更や新規で2年契約を結ぶ場合、実質負担で1万円台という。 ガラケーの人気は根強いが、将来的には基本ソフトのサポート切れや部品不足が予想されている。携帯会社では、アンドロイド端末への移行をめざす動きが出始めている。