会見場に入るDeNA経営陣。左が南場智子会長、右が守安功社長この記事の写真をすべて見る 会見は実に3時間を超えた――DeNAの代表取締役社長兼CEOの守安功氏、役員の小林賢治氏に加えて、創業者である南場智子氏が出席し、3人は謝罪の言葉とともに度々頭を下げた。しかし、肝心の問題の輪郭は依然ぼやけたままだった。 自社が運営するサイトに無断転用や医学的根拠に欠ける記事が多数掲載されていた問題で、12月7日、IT大手のDeNAが会見を開き、謝罪するとともに、問題経緯を説明した。 ことの発端は、医療系のキュレーションサイトWELQ(ウェルク)だった。キュレーションサイトとはいわゆる「まとめサイト」で、ウェブ上にすでに公開されている記事や画像を引用して制作した記事を掲載するサイトのことを指す。引用の際には、引用元から許可を得ることが前提となっているのだが、WELQではこうした許可を得ずに記事を転用した
ディー・エヌ・エー(DeNA)が外部ライターらによる「キュレーションサイト」で不正確な記事を掲載し、サイトの公開を中止した問題で、同社のような企業とライターを仲介する「クラウドソーシング」の大手が、記事の無断転用防止策を発表した。無断転用は十分な対策がとられず、不正確な記事の温床とされていた。 業界大手のクラウドワークスが8日、ランサーズが5日、企業がライターに依頼する時に守るべき指針を公表した。第三者の記事や写真を無断で転用したり、一部を書き換えて独自記事に見せかけたりする仕事の依頼を禁じる。違反すると会員登録を解除することもある。 クラウドワークスはこれまでの指針では「著作権侵害などの恐れがある仕事の依頼を禁止する」としており、新しい指針では具体的な禁止行為を示した。ランサーズは利用規約だけではなく、新たに指針をつくって著作権侵害を禁じることを明示した。DeNAは2社のような業者を通じ
DeNA田中健二朗投手(27)が「CSボーナス」を含む2500万円アップを勝ち取った。7日、横浜市内の球団事務所で契約更改し年俸4300万円(推定)でサイン。今季61試合登板で23ホールド、防御率2・45に高い評価を受けた。アップ分の使い道は「物欲もないので自分の体に投資する。新しい練習器材を自分で購入して、見えないところで人よりも差をつけたい」と1年通して力を発揮できる地盤をつくる。 球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)巨人戦(10月10日)では、人生初のけん制球補殺を見せた。9回に快足を誇る鈴木尚広を一塁でけん制死。たった1球でサヨナラ負けから一転劇的勝ち越しへ流れを引き寄せた。ファイナルステージ進出に貢献したことで推定100万円の“けん制ボーナス”を獲得。「記憶に残るプレーができたことはよかった」と振り返った一芸は、地道な積み重ねに支えられる。 ここ3年は巨人と優勝チームに自責
今年も年末の渋谷に「マグロハウス」がやってきます。「マグロハウス」という聞きなれない言葉に一瞬身構えてしまいますが、これはその名の通りハウスミュージックに合わせマグロの解体ショーを行うというイベント。なにそれ楽しそう。 マグロとハウスのハーモニー 「マグロハウス」の開催は2015年の第1回に続いて2度目。「楽しいこと」と「楽しいこと」を掛け算すれば超楽しいに違いないという見切り発車感あふれる同イベントですが、昨年のイベント映像を見る限り普通に大盛況だったようです。 板前「うおおおおお!!!」 マグロ「うおおおおお!!!」 ハウスのグルーヴで温まった会場に板前さんがさっそうと登場。会場では拳を突き上げる人も続出し、マグロへの期待感が高まりまくっていることが伝わってきます。音楽に合わせマグロのかぶりものを付けたマグロマンや板前ダンサーも登場し、場内はカオスそのものに。観客も基本はノリノリですが
DeNAは何の会社なのか?WELQに端を発した「キュレーション問題」でDeNAが謝罪会見を行いました。守安功社長のみならず、会長の南場智子氏も会見に臨み、謝罪と今後の対応について説明した。本コラムにおいては、会見内容も、問題の「キュレーションプラットフォーム事業」を深く掘り下げたりもせず、そもそもDeNAというIT企業は、どこに向かっているのか、今後どうしていくべきかの考察を書きます。 もともとDeNAは「ビッダーズ」と呼ばれる、「ヤフオク!」のようなネットオークションサイトを運営しており、その後「モバゲー」というゲームサイトで躍進。一般的には「ゲーム事業を柱とするIT企業」として認知されています。「モバゲー」後も多角化戦略の手を緩めず、ショッピングやポータルサイトを次々と起ち上げ、スクラップ&ビルドを繰り返しながら事業を拡大し、今日にいたっています。 今回の「キュレーション問題」は、ゲー
昨日、大手IT企業のDeNAが運営するウェブサイト・meryが閉鎖された。 医療情報サイト・WELQ(ウェルク)に根拠の乏しい医療関連のコンテンツが大量に掲載されていると問題になり、さらに掲載されている記事が他のサイトから盗用されたものが大量にあるのではないか?という疑惑まで加わり、問題があると多数の批判を浴びた。 同様の手法で運用されていた他のサイトも次々と記事の削除・閉鎖が相次ぎ、12月7日に女性向け情報サイトのmeryが閉鎖されたことでDeNAが運営する「キュレーションプラットフォーム」は全て閉鎖された。その後は第三者委員会による検証を行う事が公表され、謝罪会見も行われた。創業者で現会長の南場智子氏、社長の守安功氏、そしてもう一人の執行役員・経営企画本部長の3人が顔をそろえた。 この問題はこれまでネットの一部で盛り上がっていたような感もあるが、上場企業が謝罪会見を行ったことでテレビの
DeNAは12月7日、「WELQ」など10のキュレーションサイトを閉鎖したことについて謝罪会見を行った。会見には現社長の守安功氏や、創業社長の南場智子氏が出席したが、現場を知る事業責任者の姿はなかった。3時間に及ぶ会見で明らかになったこととは? キュレーションサイト閉鎖が続いている 11月末頃から、ネット上で何かを調べようと検索すると、上位に表示される記事をクリックしても中身が空っぽ、という事態が続いている。きっかけは、DeNAが運営する「WELQ(ウェルク)」の記事をすべて非公開化したことだった。サイバーエージェント、リクルートなどDeNA以外の企業もこの動きに続いており、「記事が読めないサイト」は現在急増している。 WELQは健康情報を扱うキュレーションメディアで、ヘルスケア情報だけでなく、病気についてなど医療情報も扱っている。その内容の信ぴょう性について問題があるということ、そしてそ
「検索結果上位をニセの医療情報などで埋め尽くして金儲け」「ニセ医療情報を信じて健康被害が多発」という事態となっていた「DeNAによるWELQをはじめとする複数サイトでのコンテンツファーム問題」を受けて運営元のDeNAは医療情報をまとめたキュレーションサイトWELQを閉鎖、さらに類似の手法で展開していたiemo、Find Travel、cuta、UpIn、CAFY、JOOY、GOIN、PUULを閉鎖、そして独立して運営しているので問題ないとしていたはずのMERYまでも閉鎖、そして12月7日(水)15時半より記者会見を開き、ネット上でもYouTubeでライブ中継、さらにNHKも生中継するというレベルにまで至りました。 WELQなど全10サイトを非公開に DeNAが記者会見 - YouTube しかし、なぜか昨日の記者会見では現場に関する最大の責任者であるはずの「iemo」の創業者で、今回の検索
The CEO of DeNA Co., whose health care information website and others have been under fire following accusations of plagiarism and inaccurate reporting, apologized Wednesday over the scandal, vowing to investigate what went wrong. "We'd like to sincerely apologize to all concerned parties and individuals for causing troubles and worries," Isao Moriyasu, who is also the president of the company, sa
China says "unexpected obstruction" led to Aug. Japan airspace breach China informed Japan that an "unexpected obstruction" was what caused one of its military planes to breach Japanese airspace in August, diplomatic sources said Saturday, seemingly attributing the blame to the Japanese defense force's activities prior to the unprecedented intrusion. Beijing has not acknowledged any wrongdoing or
DeNA社長会見(1) IT大手のDeNA(ディー・エヌ・エー)が、自社の10サイトで問題が発覚し、全記事の公開を中止した問題で、守安功社長らが7日、東京都内で記者会見した。DeNAは、主力のファッションサイト「MERY(メリー)」で、出所不明で許諾のない画像や、盗用が疑われる記事など著作権侵害の恐れがあるケースが約11万件あったことを明らかにした。メディアを運営する国内企業としては過去最大規模の著作権侵害に発展する可能性が出てきた。 DeNAは医療情報を扱う「WELQ(ウェルク)」で、誤った医療記事を多数掲載していると指摘され、インテリアや旅行関連など他のサイトも含め、7日までにすべての記事公開を中止した。
DeNAパレット構想を急成長させたカラクリ非公開化を決断した理由について、守安CEOは以下のような点を挙げた。 「業務マニュアルやライターの方々への指示などにおいて、他サイトからの文言の転用を推奨していると捉えられかねない点があった」 BuzzFeed Newsが入手した社内マニュアルなどによると、DeNAは「誰でも投稿できるキュレーションメディア」であり、記事の正確性の責任を持たないとしながらも、実際には外部ライターと契約して書き方を指示し、他メディアからの引用とわからないように書き換える手法まで教示していた。 クラウドソーシングサービスを使って、外部ライターと安価で契約し、大量に作成した記事をSEOに力を入れることで、Google検索結果の上位に並べる。これが、DeNAパレット急成長のカラクリだった。 守安CEOは、このマニュアルの存在を「BuzzFeedの報道で知った」と述べた。また
「当社サービスを利用している皆様、お取引先、株主、投資家、ネット利用者、すべてに多大なるご心配をおかけしたことにお詫び申し上げます」。12月7日15時30分。住友不動産渋谷ファーストタワーのホールで行われたディー・エヌ・エー(DeNA)の記者会見の冒頭で、守安功社長は謝罪した。 謝罪に至る原因は、同社のキュレーションメディア事業を巡るトラブルにある。キュレーションメディアとは、ネット上のコンテンツをテーマごとにまとめ、配信するメディアのことだ。 DeNAは2014年9月に女性向けファッションサイト「MERY」を運営するペロリ、インテリア関連を扱う「iemo(イエモ)」を買収することでキュレーションメディア事業に参入。その後はiemoの創業者である村田マリ氏による統括の下サービスを拡充し、合計10メディアを運営する体制となっていた。 記事の6~9割がライターによる執筆だった 騒動のきっかけは
ディー・エヌ・エー(DeNA)は12月7日、医療キュレーションサービス「WELQ」を発端とした、同社のキュレーションプラットフォーム事業に関する記者会見を実施した。 会場にはディー・エヌ・エー執行役員経営企画本部長の小林賢治氏、同社代表取締役社長兼CEOの守安功氏、同社取締役会長の南場智子氏が登場し、会見冒頭に謝罪した DeNAでは、2014年9月にキュレーションプラットフォーム運営の「iemo(村田マリ氏が運営)」と女性向けファッションキュレーションプラットフォーム「ペロリ(中川綾太郎氏が運営)」を買収し、キュレーションプラットフォーム事業を開始。以降、サービスを拡充し、WELQを含めた10のメディアを運営している。 11月29日に医療キュレーションサービス「WELQ」の全記事を非公開化したあと、12月1日にはMERYを除く9のメディアの記事を非公開化。あわせて、ディー・エヌ・エー代表取
ディー・エヌ・エー(DeNA)は2016年12月7日、医療情報サイト「WELQ(ウェルク)」に端を発した同社キュレーションメディア事業に関する不祥事について会見した。会見には守安功社長兼CEO(最高経営責任者)、南場智子取締役会長らが出席。守安社長は「事業の成長を追い求めるあまり、正しく信頼できる情報を提供できる体制を築けなかった」と釈明。「メディア事業の運営者としての認識が欠けていた」として謝罪した。今後、新設する第三者委員会を中心に原因究明にあたるほか、同事業からの撤退も視野に対応を検討する。 「当社のサービスを使っている皆様、取引先、株式投資家、すべての関係者に多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます」。会見の冒頭、守安社長がこう謝罪。南場会長ら出席者は頭を下げた。南場会長は「ご批判が企業風土、文化に及んでいる。取締役、創業者として責任を感じている」と話した。 会見
DeNAのキュレーションサイトが問題視され、WELQをはじめ10サイトが非公開になっている件で(関連記事)、過去に炎上し閉鎖していたバイラルメディア「BUZZNEWS」の元スタッフが運営に関わっていたことが指摘されています。DeNAの南場智子会長は12月7日、会見の中で、BUZZNEWSの運営元だった元WebTechAsiaのスタッフを採用していたことについて、「反省していてお詫びもしているということであれば、もう1回ちゃんと(チャンスを)与えてみよう」との判断からと語りました。 記者会見より。左から、執行役員 経営企画本部長・小林賢治氏、代表取締役兼CEO・守安功氏、取締役会長・南場智子氏 「BUZZNEWS」と言えば2014年、Webライターのヨッピーさんから画像盗用を指摘され炎上(関連記事)。一度は和解金を支払うことで和解していましたが、その後「一定の役割を終えた」としてサイトを閉鎖
まず、10あったキュレーションサイトの読者や広告主に対して、率直にどのような気持ちですか。 守安:喜んで使っていただいていた方も多くいらしたので、利用者、読者の皆さまには本当に申し訳ないと思っています。広告主さんに関しましても、突然、サイトを休止し、しかも掲載中の広告があるものを休止するということは、これはあり得ないことです。今回こういう状況ですので、まだ私が直接、代理店さんや広告主さんに謝罪することができていませんが、本当に多くの方にご迷惑をおかけしたと反省をしています。 まず、11月29日に今回の騒動の発端となったヘルスケア・医療関連のサイト「WELQ」の全記事を非公開とし、続いて12月1日にはインテリア関連の「iemo」、旅行関連の「Find Travel」など8サイトを非公開としました。しかし、女性ファッション関連の「MERY」だけは運営体制が異なり問題がないとして続けていましたが
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