ふだんはきちっと分析っぽく書いてますが、毎回それだと肩こりしてくるんで、今回はちと雑談風で。 IMで某氏と「2007年は何も無かったね」という話をしてたんだけど、本当に何も無えなあ、という何のひねりも意外性も無い結論。売れたタイトルはそれなりにあったけれども、ゲームデザイン的に、あるいは商売的に「おっ」と感じさせるものは思い浮かばない気がする。 『アイドルマスター』と『Forza2』にしても、あれはニコニコ動画あってのもので、ゲームデザイン的な要因は小さい。『アイマス』には色々と現代的な演出やキャラ設定はあるにしても、ゲームの骨格そのものは「アイドル育成物」としての従来の枠を出ない構造だよな。 「ゲームの外部化」もかなり極まってきたという事かもしれない。ついにゲーム内部の要素や仕組みでは、遊びそのものを説明しきれなくなった。むろん流行としてのゲーム人気や、行列並んでゲームを買うゲームという