楽天グループは12日、同社が保有する西友ホールディングス株全てを米投資ファンドKKRに売却すると発表した。譲渡価額は220億円。 楽天Gの発表文によれば、5月31日付で大手スーパーマーケットチェーン西友の親会社である西友HD株をKKRに売却することで合意、これにより同ファンドの保有比率は85%に65%から増加する。 2020年11月、KKRがウォルマートから65%の西友HD株を取得するのに伴って、楽天も20%の出資を発表している。買収額は非公表だったが、当時、西友HDの負債などを含む企業価値は1725億円と算定された。 午後に開催された決算説明会で三木谷浩史社長は西友HD株売却の損益について問われると、「キャッシュ・オン・キャッシュではポジティブ。1回簿価を上げている」と答えるにとどめた。 楽天Gは当時、西友HDへの出資について、1億人以上の会員基盤やテクノロジーを活用し、西友のDX(デジ
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