ワークマン土屋哲雄専務に聞く 「4000億円の空白市場」をいかにして切り開いたのか:ワークマン式「しない経営」【前編】(1/2 ページ) 2021年の幕が開けた。新年にふさわしい企業を取り上げたい。 ソフトバンクグループの孫正義氏に「4000億円のホワイトマーケットをよく見つけた」と、ユニクロの柳井正氏に「新しい市場を作った」と言わせた企業がある。作業服の業界で40年間トップを走るワークマンだ。「過酷ファッションショー」など独自の取り組みのほか、10年連続で増収、最高益を更新し、コロナ禍の中でも勢いを増している。 2020年は緊急事態宣言が出された4月でさえ既存店売上高は前年を上回り、5月以降は常に二桁の成長(最大は6月の37.2%)を実現。11月の既存店売上高は38カ月連続で増えている。 ITmedia ビジネスオンラインは、同社の土屋哲雄専務取締役にインタビューを敢行。いかにして400