大籔 崇 エイトワン社長 愛媛大学進学を機に松山へ。投資家を経てエイトワンを立ち上げ、企業家に転身。「日本の遺伝子を、前へ。」をキーワードに様々な事業を展開する この著者の記事を見る
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相次ぐ「少年事件(この場合の少年とは、「満20歳に満たない者」を意味する)」が注目を集めている。川崎市で中学1年生を殺害した容疑で神奈川県警は先月末、少年3人を逮捕した。今年1月、名古屋市の女性殺害事件で大学生が逮捕され、昨年7月には長崎県佐世保市で高校生が同級生を殺害する事件が起きた。 2014年4月には改正少年法が成立し、少年事件は厳罰化の方向にある。しかし実は、少年による凶悪犯罪の件数は劇的に減っている。 少年事件はなぜ大々的に報じられるのか。加害少年の「心の闇」とは一体何か。 NHK「週刊こどもニュース」の「初代お父さん」を務めたジャーナリスト・池上彰氏と、2004年の佐世保小6同級生殺害事件を描いたノンフィクション『謝るなら、いつでもおいで』(集英社)の著者で毎日新聞記者の川名壮志氏が語り合う。 (対談は2月7日に実施した。構成は外薗 祐理子) 池上彰(いけがみ・あきら)氏 ジャ
先日、91になりました。現役でお産取っている人間としては、日本で最高齢やと思います。助産師の資格を持っている方としてはもっと上の方もいらっしゃるんですけど、施設に入っていて活動もしておられないとか、そんな状況なもんですからね。 私がお産のお手伝いをするようになったのは、終戦直後の昭和20年です。最初に取り上げた赤ちゃんが70になるわけですね(笑)。数で言うたら4000人くらい赤ちゃんを産ましたことになるんかな。そんだけやってきてつくづく思うんは、同じお産って1つもない、ということです。 人にはそれぞれ「生まれ方」がある 同じご夫婦で7人産んでも8人産んでも、お産は一回一回みんな違うんです。だから私はいつからかな、陣痛は赤ちゃんの言葉なんやと感じるようになったんです。 例えば「微弱陣痛」という名前をお医者さんがつけているものがあるでしょう(編集部注:一般的に分娩中は陣痛が強くなっていくが、こ
イスラム国の人質事件が連日連夜報道されているので、ずいぶん前の出来事のようになってしまったが、スナック菓子につまようじを混入したり、万引きしたようにみせかけた動画をアップしたりしていた少年(19歳)が、先週日曜日、逮捕された。 少年は犯行の動機を「少年法を改正するため」と供述。「英雄になる必要があった」、「有名になれて嬉しかった」と反省する気配もない。自社の商品を使われたメーカーさんは怒り心頭だったろうが、被害者が出なくて、ホントによかった。 人格障害、コミュニケーション障害などの“病名”をつけて、少年の言動を説明する人もいたが、私には「自分の思い通りにならなくて、泣く子ども」にしか見えなかった。 いや、それ以下かもしれない。ただただ注目して欲しい。ただそれだけ。妹や弟が生まれたりすると、悪いことをしたり、泣き叫んだりして、親を困らせるのと同じだ。 目立ちたがる今の若者たち 世間ではこれを
「派遣切り」新聞紙上にこの言葉が頻繁に登場するようになったのは2008年頃から。米国発の金融危機が起きて業績が急に悪化する企業が相次いだ。このような危機において真っ先にしわ寄せが来るのは立場の弱い人達である。中小企業だけでなく大企業でも派遣契約の更新ができず、職を失った派遣労働者が急増した。 そんな経緯もあり、派遣労働者に対しては「低賃金で、不安定な立場の労働者」というネガティブなイメージが染み付いてしまった。しかし、労働者派遣の本来の目的は、特定の技能を持った労働者を派遣するためであったはず。大ヒットした「ハケンの品格」(主演:篠原涼子さん)は、極めて優秀なスキルを持った派遣労働者が活躍するドラマだ。 そんな派遣業界でも破格の厚遇を得ている人達がいる。エンジニア派遣大手のメイテックで働くエンジニアだ。今年で創業40周年を迎える同社は、労働者を「使い捨て」にする経営とは対局にある。 「あな
日本になぜグーグルのような会社ができないのか――。 古くはマイクロソフト、最近ではグーグル、フェイスブックなど、アメリカではテクノロジーに強みを持つ企業が多数登場している。日本でも、LINEなどの世界的に影響を与える会社が登場しつつあるとはいえ、アメリカに比べれば圧倒的に数が少ない。 この理由として、日本人は新しいことにチャレンジしたがらない、ベンチャーキャピタルなどの投資環境が整っていない、前例主義や過去の実績を重視するのでベンチャー企業の製品やサービスを敬遠しがち、などがよく挙げられる。 だが、「日本ではエンジニアが評価されない」ことが、大きな阻害要因になっているのではないかと、ギノの片山良平CEOは指摘する。 ギノは、ITエンジニア(システムエンジニア)に実際にプログラム(コード)を書いてもらって技術を評価するサービス「paiza」(パイザ)を昨年10月に開始したベンチャー企業。これ
高層マンションでは秀才が育ちにくい。「断捨離」してきれいに片づいた家は子供の意欲を下げる――。2500人以上を難関中学に合格させたプロ家庭教師の西村則康氏は、数多くの家庭を見てきた経験から、意外な住環境が子供の学力を左右すると指摘する。さらに、“正しく”受験勉強をすれば、大人になってからもずっと使える思考習慣が獲得でき、燃え尽き症候群にも決して陥らないという。子供だけでなく大人にも役立つ能力開発の大前提について聞いた。 西村先生はプロ家庭教師として、これまでに2500人以上の子供を難関中学に合格させてこられたそうですが、家庭の中に入り込んでいく家庭教師だからこそ、家を見ると分かることがいろいろあるそうですね。 西村:はい、家庭環境を見て、子供にちょっと話をさせれば、例えば高校になったらこの子はどのくらいの学力になっているかという先のことも何となく分かりますね。 西村先生は近著『頭のいい子の
小売業界でトップクラスの企業に勤めている、今年38歳になる課長さんは私生活で大きな悩みを抱えています。 28歳で結婚した課長には、8歳になる男の子がいます。実は、この子の学業の成績が振るわず、それが原因で家庭がぎくしゃくしているのです。 この課長は大学卒業後に新卒で入社し、地方都市の販売現場を転々とした後、2年前から本社の開発部門に配属になりました。小売業界の現状としては、顧客の購買意欲が高まりつつある半面、円安により輸入食材などが高騰しており、難しいかじ取りを求められています。課長の所属する開発部門は、出店計画やキャンペーンの企画などで大忙しです。 このように課長の仕事は多忙ではあるものの、業務そのものは安定的にマネジメントできており、3人の部下ともそれなりに良好な関係を築けています。というのも、部下たちはそろって優秀で、まだ若いにもかかわらず、課長から細かい指示を出さなくとも、自発的に
ストレートに明確な言葉を聞いたわけじゃない。ただ、「人材じゃなく、人財なんですよ」という言葉を聞くたびに、「ごくごく一部の優秀な人が欲しいだけで、それ以外はいらないというのが本音なんだろうなぁ」なんてことを思わずにはいられない。 だって二言目には「グローバルな人材でなきゃ、これからはダメだよ」というセリフが続くし、「タイやベトナムの人材は優秀」などと、低コストで雇えるアジアなどの外国人の魅力についても大いに語る。 挙句の果てに、「最近は大学を出ても仕事に就けないっていうけど、そもそも全入時代でしょう。大学生の質が低下しているんだから仕方がない」なんて辛口のコメントまで出る始末……。 野田佳彦首相は就任時の所信表明演説を皮切りに、「分厚い中間層の復活」を何度も繰り返し主張しているが、このままだと日本も米国と同様に、1%の富裕層と99%の貧困層という極端な2極化へと突き進んでしまうような気がし
日本でもメンタルヘルスケアの必要性が、少しづつ理解され始めています。しかし、実際にはどれだけ日々の生活や仕事の中で生かされているでしょうか。日本の労働者の自殺率は世界一で、毎年3万人以上の方が自ら命を絶っているのです。 「がんばれ!」。そんな言葉で、心が痛んだ人を勇気づけているつもりになっていませんか。管理職の皆さん、「あの社員は精神的に弱いから仕方がない」などの諦めの言葉を口にしていませんか。その言葉が、さらにその人を追いつめて壊してしまうかもしれません。反対に「がんばれ!」と言っている、あなた自身こそ、がんばり過ぎていませんか。 産業カウンセラーという仕事をご存じでしょうか。その団体である社団法人日本産業カウンセラー協会から、現場で活躍する産業カウンセラーの体験を基に、このコラム「メンタルリスク最前線」をお届けします。 これからのメンタルヘルスケアの在り方、キャリアカウンセリング、そし
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 6月29日の午後、郡山市のファミリーレストランで、2人の子を持つ母親と向かい合っていた。 母親はとつとつと、話し始めた。 「家族で避難するって、そう簡単なことじゃないんです。私もだんなも仕事があるから。子どもたちだって、『遊んでくれるから』って、だんなが大好きで、離れたくないって。でも子どもだけでも放射能の心配のないところで過ごさせてあげたい。『行きたくない』って言うのを説得して、避難させたんです」 20ミリシーベルトを早く撤回して 「郡山市は空間線量率測定値の平均が毎時0.2マイクロシーベルト以上の学校施設で教育活動を行わない」ことなどを求め、郡山市の14人の子どもが6月24日、同市を相手取って、仮処分申請を福島地裁郡山支部に申し立てた。郡
「会社を背負っていこうっていう気概を持った社員というのがいない。震災以降、一層そういった傾向が強まっている気がしてならないんです」 先日、ある中小企業のトップの方とお話しした時に聞いた言葉である。 「会社を背負う」……。何とも重たい言葉だ。 ・出世したがらない。 ・言われたことしかやらない。 ・「会社のために」というロイヤルティーが感じられない。 こういった話は、震災前からトップや中間管理職が部下たちの言動を嘆く際に、たびたび耳にしてきた。その時のターゲットといえば、20代の若手社員が圧倒的に多かった。 ところが、「震災以降……」とこぼすこのトップによれば、「年齢に関係なく、と言いますか、40代の社員も含めて、会社(会社の仕事)を収入の手段としか考えない社員が増えている」というのである。 仕事が収入のための手段であっても、何らおかしなことではない。だが、社員にはレイバー(労働力)として目の
何もしない――。これが最近の出世のトレンドらしい。 「官僚の世界では、何もしない人ほど出世する」という話を聞いたことはあった。とある財団に勤めていた知人によれば、特に課長クラスにそういう傾向が目立つそうだ。 1つのポジションの任期は大体2年。長くても3年。その間に何かトラブルが起きてややこしいことになるくらいなら、何もやらない方がいい。 「改革が必要だ」と口では言いながら、何もしないで任期をやり過ごせば上に行ける。下手に何かをやってトラブルが起きれば、責任を取らされる。だから何もやらない方がいい。それが官僚世界の“常識”なのだとか。 “一億総官僚化”の時代なのか? ところが、最近は公務員でなくとも、「何もしない人が出世する」らしい。 「うちの会社はやればやるほど評価が下がる。結局、何もしないでトップから言われた通りのことをやる人ほど偉くなるんです。何かをやるってことは多かれ少なかれリスクも
困った上司、というのは、どこの会社にもいるものである。 部下たちは時折、そうした上司の悪口を酒のさかなにしてストレスを発散させる。不思議なもので、自分がバカ上司と感じている人に対しては、周りも同じ思いを抱いていることが多い。だから、「あのバカ上司ときたら……」と誰かが口火を切った途端に、「そうそう。この間もさ~」と同僚たちも乗り出してくる。まるでダムの堤防が決壊したかのように、不満を爆発させるのだ。 バカ上司に対する不満は、インタビュー調査などでも耳にすることが多い。最初は「こんな言い方したらアレなんですけど、うちの上司が信じられないくらいバカで……」とためらいがちに話し出す。ところが次第に熱が入り、最初の丁寧な語り口がいつの間にやら辛辣で攻撃的になり、とめどなく不満を発散させるのである。 もっとも、ここで言うバカ上司とは、イヤミを言ったり、やたらと威張っていたり、ゴマすりが上手だったりす
ツイッターやfacebookといったソーシャルメディアの普及により、個人が実名または実名と同等のハンドルネームなどで情報発信するケースが増えてきた。個人を特定できる形での情報共有の先にあるのは、個人がブランドになる社会だ。 パーソナルブランディングの専門家であるダン・ショーベル氏は、著書『Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」』の中で、「ほとんどの人はWeb2.0の世界で自分のキャリアを管理する方法をまだ理解していない。しかし新しいメディアの使い方とパーソナルブランディングの秘訣を学べば、自分の限界を打ち破り、さらなるキャリアアップを実現できる」と指摘する。邦訳の刊行に合わせ、著者のダン・ショーベル氏にパーソナルブランディングの最前線を聞いた。 ダン・ショーベル(Dan Schawbel) Millennial Branding, LLCのマネージングパートナー。New
増田紀彦(ますだ のりひこ)氏 (社)起業支援ネットワークNICe理事長、(株)タンク代表取締役社長、NPO法人キープラネット副理事長 1959年生まれ。1987年、株式会社タンク設立。1997年、起業・独立・新規事業を応援する情報誌「アントレ」創刊に参加。2007年~09年、経済産業省委託事業・起業支援ネットワークNICeのチーフプロデューサーを務める。また中小企業大学校講師、「女性と仕事の未来館」講師なども歴任。著書に『起業・独立の強化書』(朝日新聞社)、『正しく儲ける「起業術」』(アスコム)。ほか共著も多数。 毎年、講演やセミナーを通じて1000人以上の経営者や起業家と出会い、アドバイスと激励を送り続けている 今後、全国規模でリストラの進む日本 武田:増田さんはこの3月まで、『NICe(起業支援ネットワーク環境整備事業)』という経済産業省の事業を受託して、日本全国の独立・起業を希望す
突然ですが、皆さんは「テンション」と「モチベーション」の違いを説明できますか。「テンション上げていこうぜ!」「あいつ、モチベーション低いなあ」…。いずれも、一般には「やる気」を指す言葉として使われています。でも実際はこの2つ、似て非なるものなのです。 今回は、この2つの違いの説明を通して、皆さんに「無限のやる気」を持つ重要性をお伝えしたいと思います。 それぞれを簡単に説明しましょう。テンションは、いわゆる「気合いを入れた」状態です。スポーツの試合前、「オレは勝てる!」と自分を鼓舞したり、会社の営業マンが「あと1件契約を取るぞ!」と心の中で叫んだりしますね。 そんな場面が、まさにテンションを上げている状態です。大きな声を出したり、激しく体を動かしたりして、目の前の課題に挑戦するために、瞬間的にグッと引き上げる「やる気」といえるでしょう。 それに対して、モチベーション。これは、どちらかというと
前回は、ひどい会議の例を取り上げました。ただ、そういう会議が日本で行われてしまっているのも、致し方がないかな、とも思います。というのも、日本で売られているベストセラーになったという会議の本を、私は以前に読んだことがあったからです。そこには、信じられないようなアドバイスの数々が並んでいました。 “なぜ、どうして、と質問するのはやめよう” “犯人捜しをしてはいけない” “司会は第三者に頼もう” これはほんの一例で、それこそ、もうありえない驚愕の内容が続出していました。ところが、こうした、デタラメとしか思えない内容がたくさん書かれた本の中には、なんと10万部を超える売れ行きになったものもあるというのです。 なるほど、世の中で行われている会議の実態がいかにひどいものか、まさに示していると私は感じました。今やっている会議がうまくいかないので勉強をしようと本を買い求めているはずなのに、こんなものを参考
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