6月1日の東京株式市場で、グリー、ディー・エヌ・エー(DeNA)などソーシャル各社が大幅に下落し、そろって年初来安値を更新した。コンプガチャ騒動に端を発した下落に歯止めがかかっておらず、ソーシャル各社は総崩れの状態だ。 グリーの終値は前日比129円安(-10.28%)の1126円、DeNAは154円安(-9.41%)の1482円。取引時間中にグリーは1122円、DeNAは1477円の安値を付け、年初来安値をそれぞれ更新。 2月に付けた両社の年初来高値(グリーは2697円、DeNAは2760円)からそれぞれ半分以下に下落しており、終値ベースの時価総額はグリーが2623億円、DeNAが2235億円と、2月から合計5000億円以上が吹き飛んだ計算だ。 ミクシィ、サイバーエージェントも取引時間中に年初来安値を更新。ミクシィは終値で4300円安(-2.87%)の14万5400円となり、時価総額(22