次期衆院選(12月2日公示-14日投開票)の前哨戦が、日ごとに激しさを増している。大票田である東京(全25選挙区)と、大阪(全19選挙区)の最新情勢はどうなっているのか。政治評論家の小林吉弥氏の分析によると、東京では、自民党の萩生田光一総裁特別補佐(24区)ら自公前職13人が「当確」判定をたたき出す強さを見せている。民主党は長島昭久元防衛副大臣(21区)だけが「当確」で、海江田万里代表(1区)も自民党候補とつばぜり合いを繰り広げているという。「首都決戦」の行方は-。 注目の予測結果(現時点での立候補予定者)は別表の通りだ。 東京では、自民党が前出の萩生田氏のほか、石原伸晃前環境相(8区)、小池百合子元防衛相(10区)、平沢勝栄元政調会長代理(17区)らが分厚い地盤に支えられ「当確」判定となった。維新の党の新人と競り合う越智隆雄氏(6区)らも「優勢」との結果が出た。 民主党は、海江田代表の1