民間信用調査機関の帝国データバンクが14日明らかにしたところによると、新電力大手の日本ロジテック協同組合(東京)が自己破産申請の準備に入った。11日付で東京都内の弁護士らに事後処理を一任した。日本ロジテックは資金繰りの悪化などのため、3月末で電力販売から撤退することを決めていた。 帝国データによると、2015年3月末時点の負債額は約71億6000万円。その後、東京電力など電力大手に対する送電線の使用料金や、自治体などが発電した電力の買い取り料金の未払いが発覚しており、負債額は増加している可能性があるという。