任天堂は7月28日、2012年3月第1四半期決算(4月~6月)を発表した。売上高は前年同期比50.2%減の939億2800万円、営業利益は377億1200万円の赤字(前年同期は233億4200万円の黒字)、経常利益は425億5100万円の赤字(同460億5500万円の赤字)、純利益は255億1600万円の赤字(同255億1600万円の赤字)となった。2月に発売した携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の不振が響く結果となった。 ニンテンドー3DSのソフト「ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D」が全世界で108万本(国内は27万本)を記録したものの全体としてヒットが少なく、同四半期におけるニンテンドー3DSの販売台数は71万台、ソフトの販売本数は453万本となった。ニンテンドーDSシリーズ(DSi LL/DSi/DS LITE/DS)の販売台数は144万台、ソフトの販売本数は1213万本となった。