マーケティングというポジションが確立されていない日本企業において、キャリアの構築や職能の生かし方に悩みを抱えているマーケターは多い。あらゆる市場が縮小傾向にある今、継続して成果を出していくことの難易度は高く、どう自身の価値を高めていけばいいのか、若いマーケターにとっては切実な問題だ。ここ1~2年で転職を経験したトップマーケター4人が、これからのキャリアデザインについて議論する。 ※本記事は、『宣伝会議』2017年2月号の巻頭特集「デジタルでイノベーション!!時代を拓く45社のブランド構想」の一部を抜粋したものです。全文、および他の記事は、本誌をご覧ください。 本間充氏(以下、本間) アビームコンサルティング ディレクター 1992年大手消費財メーカーに入社。以後、WEBエンジニア、デジタルマーケティング、マーケティングを経験。2015年に、アビームコンサルティングに入社。多くの企業のマーケ