ブックマーク / chnpk.hatenablog.com (19)

  • ブログに何を書くべきか - よそ行きの妄想

    毎年のことながら、気づけば年末になっている。 なぜ別に気を失っていたわけでもなく、毎日普通に生活していたはずなのに、ふと気が付くと年末になっているものかと考えたが、たぶん、夏が長過ぎる所為だろう。 エルニーニョ現象だか地球温暖化だか、詳しい原因は存じ上げない。存じ上げないが、最近、妙に夏が長くなっている。 なにせ10月いっぱいくらいは、平気で気温30度のいわゆる真夏日ラインを超えてくる。10月はいまや夏だということだ。昔は9月までくらいではなかったろうか。そうして10月いっぱいまで夏が続くものだから、ようやく涼しくなったと思うのはつまり11月ということになる。「来月は12月か」などとのんびり構えていると、すぐにその12月がやってくる。すわ年末である。 ご存知かどうか知らないが、当ブログは毎年夏になると更新が途絶えることになっている。これも要するに暑いからである。 純然たる社畜である私は、何

    ブログに何を書くべきか - よそ行きの妄想
  • はてながCFOを募集していると聞いて - よそ行きの妄想

    はてながCFOを募集中だそうだ。 はてなが上場目指しCFOを公募、年収最大1200万円 4社がサイトで幹部募集 - ITmedia ニュース 一瞬「あ、そう」とスルーしそうになったが、FTTHさんに煽っていただいたことで、「はてなでブログを書いてる金融方面にちょっと明るい人」という自らのポジションを思い出し、上記職に応募してみるのも面白いのではないか(笑)と思い至った。 しかしビズリーチである。 この出会い系サイトをベースに開発されたとしか思えない転職サイトは、転職者側から(も?)カネを取る。そうすることで真に転職者の側に立ったサービスが提供できるというのが建前というか大義名分らしいが、要は企業の採用担当者やヘッドハンターから手紙が来てるよと転職者を煽って、手紙の中身を読みたかったら課金ね、というビジネスモデルだ。人生で一度はヘッドハントされてみたいという庶民の哀しい願望を突いた画期的なサ

    はてながCFOを募集していると聞いて - よそ行きの妄想
  • キャラ化する企業 - よそ行きの妄想

    先日の「日のベンチャー企業に見られる3つの類型 - よそ行きの妄想」というエントリーは、印象だけでテキトーに書きなぐった割には770ものブックマークを集めてしまい、誠に恥ずかしながら当ブログの最高記録となってしまったわけだが、あのエントリーを書きながら、ふと企業にとってもっとも重要なことは、製品でもビジネスモデルでもなく「キャラ」なのではないかなどと思ったわけなのである。 重要性が高まるキャラ キャラが重要視されること自体は、特段珍しいことではない。 中学や高校の教室を思い出してほしい。それこそ、エリートやヤンキー、オタクといった基分類からはじまって、モテキャラやアイドルキャラ、毒舌キャラに天然キャラ、キモキャラ、いじられキャラなど、各人に固有のキャラが割り当てられ、キャラの優劣によっていわゆるスクールカーストがかたちづくられていく。 各人のキャラは一度割り当てられると容易に変更するこ

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  • 人間の必死さが織りなすコント的なものについて - よそ行きの妄想

    民主党が政権交代を果たしてしばらく経ったくらいからだろうか、私の政治に対する興味は急速に失われつつあり、最近はニュースもあまりチェックしないのだが、先週末くらいからあまりにも各方面が騒がしいので見てみると、なにやら鳩山元総理が、辞めるといっておきながら辞めない人はペテン師だの何だのと騒いでいる。何のことはない新手の自己紹介ネタかと思ったが、どうやら管総理のことを言っているらしい。 菅内閣に対する不信任案提出を巡って、一時は民主党内からも不信任案に賛成する意見が乱れ飛ぶなど、管総理は絶体絶命の危機に陥ったものの、時期が来たら自ら退くので不信任案賛成はちょっと待ってくれと話を持ちかけて、鳩山前総理との間でスピード合意し、苦し紛れの急場凌ぎで何とかその場をやり過ごすと、今度は一転辞めるとはいったがいつとは言ってないという子どもじみた詭弁を弄し、だらだらと政権に居座る姿勢を見せはじめ、ようやく騙さ

    人間の必死さが織りなすコント的なものについて - よそ行きの妄想
    nakokai_tobokai
    nakokai_tobokai 2011/06/07
    おばさん総会屋
  • 日本のベンチャー企業に見られる3つの類型 - よそ行きの妄想

    ということで、先日のエントリー「木村剛はなぜ暴走したのか」からの流れで、「ヤンキー的なもの」を求めてナンシー関を読んでみたわけである。 ナンシー関は、横浜銀蠅を論じる文脈において、「銀蠅的なものを求める人は、どんな世の中になろうとも必ず一定数いる」と述べ、次のように続けている。 銀蠅なきあと、世の中は無意識のうちに銀蠅の代わりを探していたようにも思える。これは私の個人的見解だが「X」や「BUCK-TICK」などの売れセンヘビメタや、工藤静香の方向性、THE虎舞竜のヒット、一部の素人女にみられる露出狂の域にまで達したボディコン(というよりコスプレ)文化などの根底に、いずれも「銀蠅の魂」が流れているように感じられてしようがないのだ。 現在、不良の傾向は「ツッパリ・ヤンキー」ではなく「チーム」みたいなことになってるみたいだけど、世の中が(意識下で)連帯するのはやはり「ツッパリ」なのだと思う。日

    日本のベンチャー企業に見られる3つの類型 - よそ行きの妄想
  • 資本を恐れ私欲に共感する社会 - よそ行きの妄想

    いわゆるライブドア事件の裁判で、ライブドアの元CEOである堀江貴文氏による上告が棄却されたようだ。堀江氏としては一応異議の申し立てを行う意向があるようだが、これはほとんど形式的なもので、司法の判断が覆る可能性はほとんどゼロであるから、事実上、懲役2年6月の実刑が確定したと言ってよいのだろうと思う。 ライブドア事件については既に語られ尽くしている感もあり、もしかすると当ブログ読者の皆様も傷気味なのかもしれないが、旬のネタということで私も少し思うところを書いてみたい。 ライブドア事件に関するお茶の間の認識 よくライブドア事件と山一證券や日興証券などの粉飾事件とを比較して、量刑の妥当性を問うたり、恣意的で情緒的な司法判断を憂う論調を見るが、私はこれは少し違うと思っている。想像するに、ライブドア事件に関するお茶の間の認識というのは、山一證券や日興証券などよりはむしろ、円天などに近いものではないだ

    資本を恐れ私欲に共感する社会 - よそ行きの妄想
  • 上場を維持するコストと上場を廃止するコスト - よそ行きの妄想

    先日「会社は何故非公開化するのか」というエントリーで「買収の対象となる会社側に非公開化する積極的な理由があることは極めて稀で、どちらかというと買収する側の都合でそうならざるを得ないことの方が圧倒的に多い」という旨を書いたところ、上場維持に係るコストはそれなりに大きく、それを削減する狙いは少なからずあるだろうという指摘*1を複数いただいたので、今日はその話。 結論から言うと、上場するのも上場廃止するのも結構な負担であって、そもそもなんで上場なんてしてしまったのという話ではある。 上場を維持するコスト さて、株式の上場を維持するためには確かに大きなコストがかかる。取引所からは適時開示を求められ、四半期ごとに決算を絞めて45日以内に開示しなくてはならなかったり、株価形成に影響がありそうな事実が発覚した場合などは即時公表しなくてはならなかったりと何かと忙しいことこの上ない。さらに、金融庁による開示

  • 会社は何故非公開化するのか - よそ行きの妄想

    震災の影響ですっかり鳴りを潜めてしまったものの、今年は年初よりTSUTAYAの運営会社であるカルチュア・コンビニエンスクラブや、アート引越センターのアートコーポレーション、ワインのエノテカ、システム開発のワークスアプリケーションなど、それなりの有名どころがMBOで非公開化する事案が相次ぐ、M&A業界にとっての当たり年だった。 MBOによる非公開化自体はかなり一般化してきた感もあり、多くの人は新聞やテレビなどでこの言葉を見たり聞いたりしたことがあると思うが、一方でその内実は市井の人々にとっては比較的難解で理解がしづらい面もあるやに思い、今日は少し解説を試みることとした。 タイトルの「会社は何故非公開化するのか」は、よくこうした問いが立てられるので採用したが、結論から言えば買収の対象となる会社側に非公開化する積極的な理由があることは極めて稀で、どちらかというと買収する側の都合でそうならざるを得

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  • AKBバブルの終焉 - よそ行きの妄想

    去年の晦日に書いた「AKB48に学ぶ証券化の基礎技術とCDO48」というエントリーは、ブックマーク数こそ然程多くなかったが、ツイッターではわりと好評で、結果的にアクセスはそこそこ多かった。そこで私が書いたことは、AKB48というモデルが数年前に世界の金融業界を狂乱させた証券化の仕組みと"いかに類似しているか"ということであり、このモデルにはまだ素晴らしい金儲けのための"伸びしろ"があるだろうという話だった。揶揄するニュアンスが全くなかったかと言うとそんなことはないが、基的にはAKB48をポジティブに評価していた。ところが、その後の関連ニュースなどを見ていると 、この評価ははやくも撤回しなくてはならないようだ。 結論から言うと、前田敦子を変なドラマに出すくらいならまだしも、板野友美をソロデビューさせた時点でAKB48は終わったと思う。 隠匿したはずの個にわざわざフィーチャーするという奇行

    AKBバブルの終焉 - よそ行きの妄想
    nakokai_tobokai
    nakokai_tobokai 2011/03/08
    コメでもありますがこれはちと的を外してる感。1~3位のファンも自分の推しが女優志望と把握してるので、板野ソロデビューに文句ないっぽい。大島ファンとかはむしろ「なんでドラマ仕事が前田ばっかり」的な。
  • 価格メカニズムと転売屋の功罪 - よそ行きの妄想

    転売屋という言葉は、普通に一般でも使うと思うが、ネットで転売屋と言うと、基的には人気商品を買い漁り、ヤフオクやAmazonマーケットプレイスなどの個人間取引市場において定価の数倍という高値で転売することを生業としている人たちを指すことが多い。より侮蔑の念を込めて転売厨と呼ばれることも少なくない。 嫌われ者の転売屋 転売屋は、ネットでは大の嫌われ者だ。 先日、珍しく転売屋批判を単なる感情論だと切って捨てんとする猛者が現れたようだったが、人の論自体が根拠のないただの感情論だったので、むしろ返り討ちにあっていた。 転売屋disはただの感情論 - Togetter かくいう私も、昨年末、こどものクリスマスプレゼントにと思っていた仮面ライダーオーズの変身ベルトがどこに行っても売り切れで買えず、仕方なしにAmazonマーケットプレイスで購入したら定価の倍くらい払わされ、非常に悔しい思いをした経験が

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  • 「所有」の目的化 - よそ行きの妄想

    こどもを見ていて気づく人間ってそういうものかなシリーズ。 私からすると結構不思議なんだけど、世の中的にはそれなりにまかり通っている考え方というものがあって、その中のひとつが「好き」と「所有」(乃至は「独占」)をセットにするような考え方である。 例えば、身近に非常に魅力的な異性がいたとする。強い好意を抱くことになるかもしれない。ただ、それと「付き合いたい」とか、「結婚したい」というのはまた別だと思うのだがどうなのだろうか。 付き合ったり結婚したりというのは、果たして必要なことだろうか。「好き」という感情がゴールでは何故いけないのか。何故その先に交際や結婚というある種の契約関係に発展させる必要があるのだろうか。 好きな異性と付き合いたいというのは、きっと世の中的には自然な考え方なので、私の感じる違和感は少し伝わりづらいかもしれないが、よくよく考えてみれば、世の中には単に「好きだ」で終わる話とい

    「所有」の目的化 - よそ行きの妄想
    nakokai_tobokai
    nakokai_tobokai 2009/11/21
    その逆が「嫌い」=「疎外(哲学・経済用語ではない」なのかな。「嫌いだけどそこにいてもいいよ」って考え方になかなかならないですよね。
  • 投資銀行の仕事について - よそ行きの妄想

    米系大手投資銀行における巨額報酬は今やあまりにも有名で、投資銀行という名前だけは誰しもが一度は聞いたことがあるだろうが、では実際投資銀行というのはどのような仕事をするところなのかという点については、あまり明らかになっていないように思う。 うっかり投資銀行に憧れてしまっている学生諸君や、巨額報酬への妬みから投資銀行への敵対心を抱いているものの内情を知らないためにうまい批判も出来ずに不満を積させているネット難民諸君のために、投資銀行という仕事の内情について少し書いてみることにする。 表向きの価値 狭義の投資銀行というのは、名前の割には投資もしないし銀行でもなく、じゃあ何をするのかと言えば企業の新株発行における株式の引受業務や、企業同士の合併・買収(M&A)におけるアドバイザリー業務が代表的なのであって、要するに日語で言えば証券会社の法人部門であるという話は以前書いた。 さて、こうした株式の

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  • 差別のアウトソーシング?わかりません>< - よそ行きの妄想

    はてなダイアリー」について。 「差別のアウトソーシングとは、早い話が『差別の責任主体を自分以外の何者かに託し、曖昧にすること』」なのだそうだ。換言すると、「『俺が差別する』を、『差別される』とさらっと言い換える」ということらしい。 「『俺が差別する』を、『差別される』とさらっと言い換える」という文章は普通にわかりづらいが、これはおそらく「『俺があなたを差別する*1』を、『あなたが差別される』と言い換える」という意味だろうと思う。 言い換えるというか、形式的には単に受動態にしただけで、差別の主体が変わっているような気がするのは単に聞き手の解釈の問題だと思うのだが、ここで突如受動態になること自体に不自然さを感じておられ、その不自然さの源泉を「差別の責任主体を自分以外の何者かに託し、曖昧にすること」に見出しているのだとお見受けした。 しかし不自然だろうか。 wikipediaの受身(言語学)と

    差別のアウトソーシング?わかりません>< - よそ行きの妄想
  • 自己責任とかじゃねえし - よそ行きの妄想

    ほんとにやめてほしいよこういうのは。 自宅リビングのテーブルには、大量の介護付き老人ホームのパンフレットが並べられている。かつて、今年78歳になる親のために集めたものだ。 「母が証券会社のいいなりにならなければ、安心して老後を過ごせる環境が手に入るはずでした……」 苦々しい表情でこう語るのは、都内に住む長塚孝夫さん。彼の母親が大手証券会社を通じて投資信託を購入したのは2年前の夏だったという。購入総額はなんと約6200万円だ。営業マンのいいなりに国内株や中国など新興国に投資するファンドを中心に回転売買が行われ、解約したときには2400万円にまで縮小していた。 ブックマークページを見ると「残念だが自己責任」というわかった風な意見も多いが、自己責任とかそういう問題じゃないだろ。 確かにこうなってしまっては出てしまった損失は人が負うしかないだろう。ただ、そもそもの問題としてこの営業マンの所業は一

    自己責任とかじゃねえし - よそ行きの妄想
    nakokai_tobokai
    nakokai_tobokai 2009/06/24
    倫理観でなんとかなるのなら、世の中のありとあらゆる問題が解決されると思いますけどね。元本の何%か割ったら強制決済にするとか。ダメか。
  • オンラインのコミュニティは新しい社会か - よそ行きの妄想

    はてなで大人気の、ハックルベリーに会いに行く人が、先日突如ご名を晒したところ、当該記事のブックマークページを中心に、ある人が「予想通り」と聞かれてもいない後だし予想を佐藤藍子さながらに披露すれば、またある人が「どう考えてもそれは自分のことだろ」という突っ込みも恐れずに「権威に弱いはてなーw」を嘲ってみたりと、はてなーの愛憎が交じり合いなにやら空恐ろしいことになっている。 そうした状況が面白いことはとりあえず置いておいて、私にはひとつ気になることがある。件のエントリーによれば、同氏は大学卒業後、「作詞家である秋元康さんの事務所に入社」し、「放送作家として」「「とんねるずのみなさんのおかげです」「殿様のフェロモン」「ダウンタウンのごっつええ感じ」「クイズ赤恥青恥」「ドラゴンズ倶楽部」など」を担当し、30になると「今度はプロデューサーとして」働いたかと思えば、今度は心機一点「「さるサルDS」と

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  • 訳知り顔でなんか書いてるわりにはよく意味がわからない人の話 - よそ行きの妄想

    ホッテントリーになってたから、なんかあるんだろうと思って何度か読んだんだけど、どうしても意味がわからん。 竹中さんが頑張っているけれども、オリックスの109億円の入札の件で、2,500億円かかった事業を安値で売却するのはけしからん風の話があって。まあ、けしからんですね。金をドブに捨てた旧郵政公社の馬鹿どもは死んでいいと思います。 が、なぜ赤字であり、なぜ安値で落札されねばならなかったのか? えー、この赤字って、当に経常赤字なの? いや、かんぽの宿は業務全体としては黒字です。事業費もプラス。なのに、なぜ赤字と言う話になっているのか。 そろそろ「埋蔵金」とか「かんぽの宿」とか「電波利権」とか総括しようぜ: やまもといちろうBLOG(ブログ) 「この赤字って、当に経常赤字なの? いや、かんぽの宿は業務全体としては黒字です。」と、自問自答に見せかけて、2つ目の文がまったく回答になってない。経常

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  • 米国経済終焉に向けての勘所 - よそ行きの妄想

    最近また米国まわりの経済情勢が大分慌しい感じになってきているものの、相変わらず経済にはまったく疎いはてなーどもは、ニュースの意味もわからずに不安な日々を送っているのではないかと心配になったのでちょっと書いておく。 FRBによる長期国債買取にみる長期金利の低下 1週間ほど前に発表された以下のニュースから。 米連邦準備理事会(FRB)は18日、連邦公開市場委員会(FOMC)声明を発表し、向こう6カ月で最大3000億ドルの長期国債を買い取るほか、モーゲージ関連債券の買い取り拡大を表明した。 米FRB、長期国債買い入れを表明 | Reuters まずは、上記政策の背景から簡単に説明する。 今般の景気後退を受けて、米国政府は、景気刺激策として多額の財政出動、いわゆる公共事業の実施を決めており、その財源をいかに確保するかという問題については、予ねて議論の対象となっていた。また、利下げなどの金融緩和によ

    米国経済終焉に向けての勘所 - よそ行きの妄想
  • 正論原理主義発言の迂闊さについて考える - よそ行きの妄想

    先日書いた記事、『うちのこどもと、「正論原理主義」 - よそ行きの妄想』(以下「元記事」という。)のつづきというか補足というかなんというか。 元記事を書いた後、『+ C amp 4 +』という記事を読んだ。非常に良い考察だと思うし、大きく頷きながら読ませていただいた。ただ、一点論とはあまり関係ない部分で申し訳ないが、非常に気になった部分があったので紹介したい。村上春樹さんがエルサレム賞受賞を決められたとき、ネット上ではイスラエルの戦争行動に対する抗議の延長戦上として、村上春樹さんに賞の辞退を勧めるような言説が横行していたようで*1、その中のひとつであるレター(ブログ記事)の内容について、同記事で次のように述べられている。 P-navi info : 拝啓 村上春樹さま ――エルサレム賞の受賞について 私はこの記事が述べているイスラエルとパレスチナの状況(事実)について、その9割くらいは、

    正論原理主義発言の迂闊さについて考える - よそ行きの妄想
  • うちのこどもと、「正論原理主義」 - よそ行きの妄想

    村上春樹さんの「正論原理主義は怖い」という発言が話題だ*1。 村上春樹さんといえば、先日のエルサレム賞受賞式での「壁と卵」というスピーチ、自分は小説家だから壁と卵があればたとえ卵が間違っていようとも卵の側に立つという遠まわしな戦争批判ともとれる内容が大変な話題を呼び、一躍ときの人となった。そして今回の発言も、このスピーチに絡んでのもののようだ。 この「壁と卵」というメタファーについて、以前に内田樹さんが次のように解説されていた。即ち、壁とは言葉のこと、卵とは言葉にならないもののことであり、小説を書くということは言葉にならないものにスポットライトを当てて、それを行間で表現するということだと。私としてはこの解説を読んで、言葉にならないものの大事さ・脆さに強く同意を覚えると同時に、それを表現することの大切さ・難しさ、そして小説家という仕事のすばらしさを感じ*2、いたく感銘をうけたのだった。 さて

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