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2011年7月20日のブックマーク (4件)

  • 市民権と武装権 - heuristic ways

    私が最初に読んだ小熊英二氏の著書は、『市民と武装――アメリカ合衆国における戦争と銃規制』(2004年)だった。これは、「市民と武装――アメリカ合衆国における「武装権」試論」と「普遍という名のナショナリズム――アメリカ合衆国の文化多元主義と国家統合」の二の論文を収めたもので、前者はもともと1994年に発表されている(後者は1992年に執筆したが、未発表だったとのこと)。 最初に読んだときは「アメリカの銃規制問題」の歴史的背景を考察したものというぐらいの印象しか持たなかったが、今回再読してみて、氏の問題意識はむしろ、市民権の問題を「武装権」の歴史から捉えるというところにあることがわかってきた。 一七世紀イギリスの思想家ハリントンによれば、土地が君主や貴族によって独占されていた時代は傭兵や貴族が軍の主力となるが、共和制では土地を所有して自立した市民は自らの財産を守るため武装しており、こうした人

    namawakari
    namawakari 2011/07/20
    “均質的な共同体をつくる市民たちの武装は、専制国家の圧政に対しては抵抗や異議申し立ての能力の裏づけとなるけれども、「市民以外の者たち」(マイノリティ)に対しては、規範による排除や抑圧の力として作用”
  • ■ - 群馬大学 二宮祐研究室

    「若者の現在」政治 作者: 小谷敏,土井隆義,芳賀学,浅野智彦出版社/メーカー: 日図書センター発売日: 2011/05/14メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 7回この商品を含むブログ (5件) を見る教養ゼミナールで、 栗原彬「21世紀の『やさしさのゆくえ』」205-248頁 について、どの班からも栗原の言う「やさしさ」概念に対する疑問が出てきた。私も学部1年生のとき、塚田富治ゼミ―講義要綱には「読書好きよ、来たれ」と書かれていた―で同じ議論をしたことをよく覚えている。 やさしさのゆくえ―現代青年論 (ちくま学芸文庫) 作者: 栗原彬出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1994/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る 生命への感受性、ヴァルネラビリテ、心の寛やかさ、この3つが「やさしさ」の成分であって、それらがどうして6

    ■ - 群馬大学 二宮祐研究室
    namawakari
    namawakari 2011/07/20
    “「誰かを傷つけたことがないんじゃなくて、傷つけるほど誰かに近づいたことがなかったんだと」”
  • SYNODOS JOURNAL : 日本の職場の「窮屈さ」について 筒井淳也

    2011/7/2011:30 日の職場の「窮屈さ」について 筒井淳也 東日大震災は日の社会・経済にとって大きなショック要因となっている。と同時に、電力不足という課題はより構造的な変化を社会の様々なところに要請している。多大な犠牲をともなう災害ではあったが、何かしら社会が良い方向に変わるきっかけになるのなら、それを活かさないことは誰にとっても意ではないだろう。 みなさんは、日の職場は世界でトップレベルに「窮屈」であるという事実をご存知だろうか? 窮屈というのは空間的な意味ではなく(それもありそうだが)、自分の自由裁量で働く余地が少ない、ということである。よくいわれる有給休暇の取得率の低さなどから日の職場の窮屈さを推し量ることができるが、もっと直接的にそれを示すデータあるので、紹介しよう。 データは代表的な国際比較可能なサーベイであるInternational Social Sur

    namawakari
    namawakari 2011/07/20
    “じつは日本と同等かそれより働き方が不自由なのは、ほとんど旧社会主義の国のみ”/圧倒的じゃないか、わが国は…
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    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    namawakari
    namawakari 2011/07/20
    “この思考パターンは、戦前の日本の精神医学者が、優生学について非常に尻込みをしていたこと、日本で優生学的な手術が離陸したのは、国家と家族のしばりが弱くなった戦後であったことと、たぶん関係があると思う”