今ごろになってまたも終身雇用がどうたらこうたらという議論が燃え上がっているようですが、特に目新しいネタもほとんどなく、改めて書くだけの意欲も湧かないので、今から11年前にリクルートの『Works』という雑誌のインタビューで喋った内容がほぼ今でもそのまま使えそうなので、お蔵出ししておきます。 ちなみに、この『Works』87号、荻野進介さんが主導して「三種の神器とは何だったのか」という大特集を組み、こういうそうそうたるメンツで日本型雇用システムについて論じています。このうち、私のインタビュー記事は32ページから34ページにかけて載っています。 はじめに 50年後の総括を 荻野進介(本誌) 第1章 鏡・曲玉・剣の本質と生成過程 終身雇用 日本は終身雇用の国ではない/野村正實氏(東北大学大学院経済学研究科教授) 諸説の交通整理/荻野進介(本誌) 終身雇用とは「組織との一体化」である/加護野忠男氏
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