とあるオーストラリア人セキュリティ研究者が、音楽ストリーミングサービスの再生数ランキングを不正に操作したことが本家/.で話題になっている。 このハッカーはSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスに「ごみのような楽曲」をアップロードし、AWS(Amazon Web Service)上に作成した仮想マシンで「ユーザーがこの楽曲を再生させたかのような挙動をするシンプルなシェルスクリプト」を1か月の間実行させ続けたそうだ。その結果、人気アーティストの楽曲を抑えてこの楽曲が再生数ランキングトップに入り、そのロイヤリティとして1000ドルを稼げたという。 ちなみにこの楽曲は「ダサい楽曲のMIDIファイルとパブリックドメインのオーディオファイルをまぜこぜにして作ったもの」だそうだ(元ネタのSC Magazine)。