大手レコード会社の所属とうそをつき、イベントなどで自主制作のCDを販売した疑いで、岡山市の自称演歌歌手が逮捕されました。 逮捕されたのは、大竹月代の名前で活動している自称演歌歌手、中村加寿恵容疑者(46)です。 警察によりますと、中村容疑者は、同じ容疑で逮捕されたマネージャーの濱田和男容疑者(60)と共謀して、大手レコード会社の徳間ジャパンに所属していないのに、自分で作ったCDにレコード会社のマークを印刷し、イベントなどで販売した商標法違反の疑いがもたれています。 去年11月に徳間ジャパンから相談を受けた警察が捜査していたもので、2人は3年前から徳間ジャパン所属だとうそをつき、各地の温泉施設やイベントに出演していたということです。 中村容疑者は、「レコード会社との問題は解決しているとマネージャーから聞かされていた」と、容疑を否認しているということです。(28日06:07)