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ブックマーク / magazine-k.jp (2)

  • 第3回 本で埋め尽くされた書斎をどうするか

    をテーマにしたエッセイや随筆、棚を紹介するを漁ってみると、僕が知らないだけで、実は「床抜け」はそんなに珍しいことではなく、起こりうるということを思い知った。それどころか床が抜けなくても、が大量にあるというだけで十分大変だということも、嫌というほどに理解した。 との格闘 その中から故・草森紳一のケースを紹介してみたい。著書の『随筆 が崩れる』(文春新書)には次のようなことが書いてあった。 ドドッと、の崩れる音がする。首をすくめると、またドドッと崩れる音。一ヶ所が崩れると、あちこち連鎖反応してぶつかり合い、積んであるが四散する。と、またドドッ。耳を塞ぎたくなる。あいつら、俺をあざ笑っているな、と思う。こいつは、また元へ戻すのに骨だぞ、と顔をしかめ、首をふる。 これは草森さんが風呂に入ろうとしての山が崩れ、浴室に閉じ込められたときの様子である。彼の住む2DKの空間の中でまったく

  • アプリになったおかあさん

    もういいかげん断ち切りたい悪習慣というか、誰かにかけられた呪いというか、とにかく、数年に一度、他愛ない小説を書いては文芸誌の新人賞に送ってしまう。送る先は、決まって「新潮」か「群像」で、「すばる」や「文藝」、「文學界」には送ったことがない。その理由は自分でも説明がつかない。どっちにしたって、一次選考だって通らないのだから、どうでもいいといえばどうでもいい。 ……というようなことを続けるでもなく、やめるでもなく、いま、35歳。はじめまして、小泉真由子と申します。『クラウドおかあさん』という小説を書きました。今回はそのことについて書かせていただくことになりました。よかったら小説のほうもあわせて読んでみてくださいね。 小説『クラウドおかあさん』ができるまで 『クラウドおかあさん』はもともと、2010年3月31日締め切りの、第何回目かの(ぐぐらない)「新潮新人文学賞」を狙って書いた小説でした。一次

    namex
    namex 2011/10/10
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