コロナ禍により、住環境を充実させようという人が増加している。その流れの中で、アートを手軽に生活に取り入れられるシェアリングサービスが成長しつつある。美術館での鑑賞以外でアートに触れる機会を増やし購入の敷居を低くするとともに、市場の裾野を広げることが期待される。また、投資対象としての注目も高まっている。(取材・昆梓紗) 月額2200円から絵画が届く 「どこで買えるのか知らない」「相場がわからない」「選ぶ基準がわからない」―そんな“アート初心者”が気軽にアートのある生活を始められるサービスがある。Casie(京都市下京区)の運営するアート作品のサブスクリプションサービス「Casie(カシエ)」だ。コロナ禍の2021年に会員数が前年比8倍に増加した。 同サービスでは作品そのものの価格に関わらずサイズごとに3つのプランを用意しており、月額2200円から絵画を借りられる。作品選定時にはコンシェルジュ
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