「身近すぎてわざわざ検索しない商材」の代表格ともいえる文具。その文具のライトユーザーをファン化しようと、コクヨが日常生活密接型メディア「コクヨマガジン」の運用をスタートした。奥山由希子さんはその立上げから関わり、SEOでもSNSでも快進撃を続けている。 SEOマーケターや敏腕ライターを味方につけて、「文具ファンでなくてもついつい文具を話題にしたくなる」記事作りに成功した。そんなメディア運営の秘訣を、サポートしているFaber Companyの粟倉拓哉、中本俊一とともに探った。 この事例をざっくりまとめると 市場1割のコアファン向けメディアを、8割のライトユーザー向けメディアにシフト。日常生活を切り口に文具への興味喚起を図ったコンテンツマーケティングを内製化。SEOに特化したプロ人材を投入し、早期に成果を上げてやる気を維持!時流を捉え、ユーザーの「困った」に、すぐに応えたコンテンツで、SNS