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男性は「選ばれる努力」をしたがらない はじめに断っておくが、当コラムは「結婚したくて婚活に励んでいるが、結婚できない男女」について書く。 私自身、人は結婚するべきだとか、結婚した方が幸せだとか、鼻クソほども思っていない。恋愛や結婚や出産は個人の自由であり、他人が口出しすることじゃない。「結婚している方が勝ち組」なんて古ぼけた価値観もクソである。 また世の中には結婚したくない人や、(経済面など様々な事情で)結婚できない人もいる。そうした人々については、当コラムでは言及しない。 以下、私が恋愛コラムニストとして「結婚したくて婚活に励んでいるが、結婚できない男女(主にアラサー世代)」の声を聞く中で感じたことや、考えたことを書きたい。 ざっくり言うと、婚活女子から聞くのは「選びたい男がいない」という声で、婚活男子から聞くのは「女に選んでもらえない」という声である。要するに、結婚できない女は「ろくな
文:小沼理、写真:松嶋愛 能町みね子(のうまち・みねこ) 1979年生まれ。2006年にイラストエッセイ『オカマだけどOLやってます。』(竹書房)でデビュー。著書に『お家賃ですけど』(文春文庫)、『ときめかない日記』(幻冬舎文庫)、『私以外みんな不潔』(幻冬舎)など。執筆活動に加え、『久保みねヒャダこじらせナイト』(フジテレビ)、『すっぴん!』(NHKラジオ第一)水曜日パーソナリティーなど、テレビやラジオでも活躍している。 昔から恋愛がピンとこなかった ——『結婚の奴』では、ゲイライターのサムソン高橋さんとの「恋愛感情抜きの結婚」について綴っています。能町さんがこの結婚を思い立った経緯を教えてください。 もともと昔から恋愛がピンとこなかったんですよ。だから誰かと恋をして結婚をするのは自分にはないなと思っていたんですけど、数年前に突然「恋愛をすっ飛ばして結婚したい」という気持ちが湧き上がって
職場の一個下の後輩が結婚を控えていて、奥さんになる人と同棲を始めたらしいんだけど、毎日すごく楽しそう。 お昼になると必ずファミチキとカップ麺だったのが手作りのお弁当になって、「愛妻弁当?」って聞くと「このおかずは僕が作ったんですよ!でもこっちのおひたし(奥さんが作った)の方が万倍おいしい」とか言う。 うちの職場は比較的定時に帰りやすく、残っても1時間程度なのだが、同棲を始めてからは後輩くんはほぼ必ず定時に仕事を仕上げて帰っていく。 それで、買い物に行って夕飯を作り、忙しい奥さんの帰りを待っているのだと言う。 上司は「それじゃあ嫁をもらう意味がない(結婚するなら奥さんが家事してナンボ)」といったことを言い、女子社員の間にピリっとしたものが走ったが、 後輩くんは堂々と「家政婦が欲しくて結婚するわけじゃないですから。二人で暮らしていくんだから二人で協力すべき」としれっと返し、職場で英雄になった。
私、27歳女。まわりの同級生は結婚したり、子どもが生まれたりしている。 そんな中、まったく焦りがない。彼氏欲しいとも思わない。思ったことない。 まわりの同級生は幸せそうだけど、一番身近な夫婦(まあ両親だわな)が仲良くないので結婚に対して希望が持てない。 いとこも離婚しているのが何人もいるしな。 うちの親、離婚するほどではないが、リビングで一緒にテレビ見たり会話に花を咲かせたりなんてことは無い。 幸せそうな姿を見ていないし覚えてないから自分が結婚して幸せに仲良く暮らすという想像ができない。 というか、結婚以前に自分が恋愛している姿を想像するだけで気持ち悪い。 もっと美人に生まれたかったな。自分の顔に自信がまっっっっったくない。でぶすだもんな。 男の人と付き合う?うげ~きもい。(自分が)男の人とキスしたりそれ以上のことをする?むりむりきもい。(自分が) ウエディングドレス姿の自分……ありえない
カレー沢先生、子供を産まなくて本当に良いのか不安です。 2019.03.15 更新 「子供は産まなくてはいけない」という暗示から逃れられずにいます。 婚約している彼は「子供は絶対ではない、いなくても二人で幸せに暮らせるだろう」と言ってくれます。私も子供が絶対欲しいというわけではありません。私自身、子供ができにくい体質らしく、「子供が欲しいなら不妊治療は必須」と以前産婦人科医に言われたこともあり、正直頑張って作らなくてもいいか〜と思います。 でも、本当に産まなくていいのか、結婚するなら子供を持つのが普通ではないのか、お互いの両親に孫の顔を見せないで終わるのはよくないのではないか、とどうしても思ってしまいます。 生まれも育ちもド田舎で、この土地を離れたことがなく、古めかしい風習が体に染み付いているようにも思います。そして今後もこの土地に住み続ける予定です。結婚しても子供がいないと、「えっなんで
結婚するのは、 お母さんじゃない! あなたなんだ!! お母さんの結婚が不幸でも、 あなたは、 結婚して、 幸せになっていいんだ!! 東京と兵庫にある結婚相談所、 結婚物語。仲人Tです。 さて、当たり前の話ですが、結婚相談所でも全員が結婚して去っていくわけではありません。 2年、3年と長期戦になる方や、私たちの力及ばず、退会される方もいらっしゃいます。 じゃあ、 成婚できる人とできない人は 何が違うのだろう? と所長に聞いてみたら、 一言でバッサリ切られました。 「それはね、ズバリ、 親やな。」 わ、わ、 私もそう思ってたーーー!! オイオイ、責任転嫁かよ!30過ぎたいい大人が結婚できないのを親のせいにするのかよ! うんうん、 そういう意見があるのは重々承知だぜ! ただ、一つ言わせてくれ! そばにいる人の影響って、 結構バカになりませんからーーーー!! 学校でも「あの先生のせいで数学が嫌いに
出勤のある日はだいたい6時頃に目覚ましをかけて起きる。夜更かしをしてしまうのは自業自得なところもあるけれど、よくて6時間、3時間半くらいしか眠れないまま起き上がることもある。一番のラッシュアワーを避けるために早めに家を出るので朝の時間はあっという間だ。それでも、寝坊のせいで遅刻したことはないし(過去に事故で2時間缶詰めにされてしまって間に合わなかったことはある)、余程のことがない限り、お弁当を用意しながら朝ご飯を食べた後、着替えて化粧をする。 アルさんは午前中がとくに体調が悪いので、朝は私と同じときに起き上がって私のためにパンを焼いたりお湯を沸かしたりしてくれる日もあれば、私が出勤してしばらくするまで起き上がれない日もある。 眠くて寒い冬の朝などは「うぅぅ、アルさん起きなくてよくて羨ましい」とついつい思ってしまうが、そう思いながらでも起きて仕事に行けるのは私が健常者だからだ、ということを意
春に結婚を控えている。 式もない、結納もない。入籍だけの、いわゆる地味婚。 地味婚を希望したのは私だ。 くそオタクゆえ恋愛に興味がなく、式への憧れもない。 結婚に対しても「共同生活を送る相手を見つける」程度の認識しかなく、今もそう思っている。 彼も私の性格をよくわかっているので、「僕ららしいんじゃない?」と賛同してくれた。 ところが、「興味ないから式あげません」とか「恋愛めんどくせぇ」とかドライなこと言ってると、親や周囲が心配するわけだ。 「その人のこと、本当に好きなの?」って。 「もっと心ときめく、本当に好きな人と結婚しなさいよ」などという助言には、「好き=男女の恋愛」という決めつけがあるように思う。 更にいうなら、燃えるような恋愛の末に、夢の結婚と出産があるはずだという意識。 私は結婚に必ずしも恋愛が必要だとは思っていない。 相手を人間的に好ましいと感じ、生活スタイルや経済状況が見合う
ある日、男友達であるMにようやく彼女ができた。最近女友達に聞いた話だと、その彼女と近々結婚するそうだ。本当におめでとう。 私とMは、ある友人の紹介で出会った。友人に誘われて居酒屋に行ったらその場にいたのがMだった。彼氏を作ろうとしない私を心配して、友人がセッティングしたのだと後から聞かされた。あの時は気遣いに応えてやれなくてごめんと言いたい。 恋愛に興味がない人間がいるのかと聞かれると、いる、としか答えようがない。多分、神様みたいな何かが、私に大事なものを入れ忘れたのだと思う。人間の本能みたいな、そういうもの。性欲も、子どもが欲しいという気持ちも抱いたことがない私にとって結局のところ恋愛は無意味だと思い込んでしまったのか、いや、そもそも全く恋愛感情がないだけなのか。とにかく、恋を知らないまま今まで生きてきてしまった。まともな人間にはなり損ねたけれど、一応自分という存在ではありたくて、ある夢
10年前に上司のすすめでお見合いをしたことがある。 とはいえ重いものではなく、30代後半の男性と女性が喫茶店でおちあって コーヒーを飲んできただけである。 ここで困ったことが起きた。 チェーンのcafeでお話をしていく中で、 増田さんの好きな食べものは何ですか?と聞かれたのだ。 わたしが一番好きなものは、自分のかさぶたを剥がして食べることです。 たまに、「指先」とか「かかと」の皮膚を剥がして食べるんですよ。 とまぁ、バカ正直に答えたらいいのか、 それとも、実はスイーツが大好きでcafeめぐりが趣味です。 といったらいいのか、ちょっと悩んでしまった。 悩んだあげく、隠してもしょうがないと思い、 えーと、実はわたし、自分のかさぶたが一番好きでして、それゆえに自分の体を 常に傷つけています。と言ってしまった。 相手は一瞬驚いたのですが、すぐに真顔になって一言、 人を食った話ですねぇ、といたくうな
真面目に語るのもアホらしいけど、モヤモヤしてるので思いつくままに書いておく。 例えば、フィクションにおける女は、いい印象を持つ男が自分に対して定期的にアプローチしてくるもののその本心は分からず、 そのために相手のことを考えてドキドキするとともに徐々に肥大化する恋心と現実との乖離に疲れ果てたその時、 突然のキスといった予想外の衝撃を受けると落ちる、と仮定する。これを「フィクションにおける恋の法則」とする。 これのために男が越えなければいけないハードルは、①いい印象を与える②定期的に会う③気持ちは隠す ④アプローチはする(ドキドキさせる)⑤焦らしに焦らす⑥でもタイミングは逃さない⑦最高のタイミングでキスをする、の7こ。 童貞にとっての特に難しいのは全部。なかでも⑥、⑦。 なぜなら、童貞はまず好きか嫌いか自分でもよくわからない女にはアプローチをしない。 そして好きな女にアプローチをする時は基本好
はじめに 映画「パラダイス・キス」を初めてテレビで観た私は、北川景子に対して終始命令口調な向井理の役に「なんなんだこの偉そうな男は」と思った。 映画「クローバー」の予告編では、武井咲に何度も「お前はバカなのか」と言う関ジャニの大倉くんの役に「バカとか言うなよ」と思った。 最近は映画「オオカミ少女と黒王子」の予告編で山崎賢人が演じる男子高校生に「お前は俺の彼女なんだから黙って守られとけ」と言われてポッとなる二階堂ふみを見る度に「ふみ逃げて〜!」と思っている。 一体いつから日本映画にはこんなに「ドSな彼に胸キュンストーリー」がはびこるようになったんだろう? その記憶は定かではないけれど、私はここ数年の間だけでも「好きになった彼は超イジワル男子でした」みたいな予告編ナレーションを聞くたびに「こんなん前もなかったっけ?」とデジャブっているので、私の中で「ドSな彼に胸キュンストーリーな映画」は「周期
巷の恋愛本や婚活本には「(男にとって)都合のいい女になれ」「面倒くさい女になるな」「面倒くさい女は嫌われるから、男の前でマイナスな感情を出すな」系のアドバイスが多い。 それらに対して私は言いたい。「面倒くさくなりたくてなってんじゃねえわッ!!」 面倒くさい女は嫌われるなんて百どころか二億も承知で、本人が一番苦しんでいる。 それに自分を偽って結婚しても、その後の方が人生は長い。面倒くさくないフリを一生続けるなんてできないし、隠していた感情が見えた瞬間「そんな女だと思わなかった、サヨナラ~」と相手は去っていくでしょう。 事実、歴代の元彼たちは「サッパリした明るい女だと思ってたのに」「自立した強い女だと思ってたのに」と去っていきました。でも「サッパリした明るい女」も「自立した強い女」も私の一部。人間はアシュラマンのように多面的で、プラス面もあればマイナス面もある。 彼らには私のマイナス面を受け入
おっぱい募金にしろ、のうりんポスターにしろ、「女性を性的に扱うコンテンツ」に関する議論が噛み合わずいつも平行線になってしまうのは、「今この国で性的な表象(特に女性の)をどう扱うか」という問題の難しさ、その本質を浮き彫りにしているなあと思う。 というのも、まず大前提として「女性の体を客体として消費すること(A)」それ自体は、本来ならいいことでも悪いことでもないニュートラルな事象にすぎないと俺は思うのです。特に、その体の持ち主である本人の主体性と自己決定に基づいていれば、誰が文句を言う筋合いもない。 別にこれは女性に限らず、男体も女体も、どんなジェンダーであっても、本来は「これエロいなー」「これ萌えるよねー」と、お互い自由に消費し合っていいはずなのです(もちろん、実際に搾取や侵害といった被害の及ばない限りにおいて。ここでは「消費」と「搾取」は区別するという立場に立ちます)。 ただ問題は、現在の
はじめに 私は今34歳です。結婚して6年ですが子供はいません。 どうして子どもがいないのかと原因を考えると、ひとつは親の教えのせいかもしれません。 私の両親は私が物心ついた時にはすでに不仲でした。 しかし離婚はせず、母親は自分の結婚生活に不満たらたらの人で「子供が4人もいるせいで離婚出来なかった」とよく私たち子供に愚痴っていました。 末っ子の私は特にその愚痴の聞き役にされることが多く、私は子供の頃から母親に「子供なんか産むもんじゃないよ〜」と言われながら育てられました。 そのせいなのか、他の要因もあるのか自分でもよくわかりませんが私はごく自然と結婚や出産願望といったものが無いまま大人になりました。 夫婦共に子供が嫌いなわけではありません。 街で小さな子供を見ると純粋に可愛いと思いますし、夫がもしも突然亡くなったら1人ぼっちになってしまうのは悲しいので夫との間にあいのこが居たらいいな、とも思
AM編集部(以下、AM):<採用のプロと白熱トーク>、すごく好評でした。『好きな男の前では鎧を脱いで生身でくつろぎたい』という言葉が染みました。 あとアルさんも旦那さんに出会うまで苦労されたんだなーと(笑)。 アルテイシア(以下、アル): 29歳で『59番目のプロポーズ※』を書く前って、息も絶え絶えだったんですよ。 仕事も恋愛もどん底で、ひたすらガンダムのDVDを見まくって宇宙世紀に逃避していた。それで「アルテイシア」って名前でブログを始めたんです。 (※2004年にmixiで始めたブログが書籍化される。ドラマ化・漫画化もされて話題に) アルテイシアって『ガンダム』のセイラさんの本名なんですね。「セイラ・マス」は生き延びるために名乗った偽名なんです。 …詳しくは『ガンダム THE ORIGIN シャア・セイラ編』をご一読ください。 AM: はい、読んでみます! アル:セイラさんは強くて毅然
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