イカに高度な「飛行」能力=空中で加速、ひれ広げ滑空−北大など イカに高度な「飛行」能力=空中で加速、ひれ広げ滑空−北大など 海から飛び出し、滑空するイカの群れ。ひれなどを広げて「翼」としており、北海道大と国際基督教大の研究チームが「飛行行動」と結論付けた(北大大学院生の村松康太さん撮影) イカが海から飛び出す姿は昔から各地で目撃されているが、北海道大と国際基督教大の研究チームが連続写真を撮影し分析した結果、一般に足と呼ばれる腕や三角形のひれを翼のように広げて制御していることが分かった。研究チームは高度に発達した「飛行行動」と結論付け、ドイツの科学誌マリン・バイオロジーに論文が掲載されたと7日発表した。 北大大学院生の村松康太さんと国際基督教大研究員の関口圭子さんが2011年7月、北大練習船「おしょろ丸」で関東東方沖を航海中、約100匹のイカが海面から飛び出し、着水するまでを写真撮影した。