警察庁の「平成28年上半期におけるコミュニティサイト等に起因する事犯の現状と対策について」(平成28年10月)によると、コミュニティサイトに起因する事犯(法令に違反し処罰されるべき行為)の被害児童は889人でした。平成20年以降増加傾向にあり、被害児童数は半期ごとの統計が残る2008年以降過去最多となってしまいました。 コミュニティサイトとは、コミュニケーションがとれるサービス全般のことであり、SNSやゲームサイト、出会い系アプリなども含まれます。 サイト別被害はTwitterが最多の180人(39人増)で全体の約2割を占めています。Twitterの対応は外部から通報のあった児童ポルノの削除などにとどまっており、被害は増加傾向にあります。TwitterはLINEと並んで10代に人気の高いSNSであり、保護者は子どもの利用状況に注意を払う必要があるでしょう。 なお、2番めに多いチャット系の「