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ブックマーク / daiksy.hatenablog.jp (11)

  • アジャイルな見積もりを理解する「コース定数」という概念 - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ

    アジャイル開発をはじめて体験すると、いろいろな考え方を身につけるために苦労をすることがあります。 特に、相対見積もりや、ベロシティによる経験主義的な見通しの取り方について、実際に経験せずに理解するのは難しいようです。 そこで今日は、日常生活の中で馴染みの深い考え方を使って、説明を試みてみたいと思います。 「コース定数」でアジャイルな見積もりを考えてみる 国民的な娯楽である登山をやられる人なら誰もが知っている「コース定数」という考え方があります。みなさんもご存知かと思いますが、簡単に解説します。 山は、事前の計画がとても重要でありつつも、実際に登ってみないとコースの状態や、自分の体力がその山に適しているのかがわかりづらい遊びです。そういう意味では、経験主義的なアプローチが必要なソフトウェア開発に似ているとも言えます。 交通機関やレスキューの体制が整備されている街中と違い、山は自分の体がすべて

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  • エンジニアリングマネージャのキャリアについての悩み - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ

    昨日、以下のツイートをしたところそこそこ反響があった。 自分は今、コード書かずにマネジメントしかしてなくて、そんなポジションの人にそれほど価値ないでしょ、とか思ってしまうけど、こういうポジションの人がいないチームの話とか聞くと、やっぱりいたほうがいいんじゃないか、と思うし、ほとぼりが冷めるとまた自分は無価値のように思えてしまう。— だいくしー (@daiksy) February 18, 2019 エンジニアマネージャってなんか実績を示しづらいので、世の中の数多のマネージャ職に埋もれて、自分にスポットが当たりづらい、結果、キャリアに不安が拭えない、みたいなとこないです?— だいくしー (@daiksy) February 18, 2019 そこで、もう少し悩みを掘り下げてみる。 通勤電車内でiPhoneのメモに雑に書き並べただけなので、まとまりはない。 モダンなデベロッパー文化をチーム内で

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  • 毎週1時間のモブプログラミング枠を運用したところ、とても良いという話 - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ

    およそ一月前くらいに、同僚の id:hitode909 さんとモブプログラミングをやってみようということになった。 hitode909さんとはチームは別なのだけれど、最近週一で別チームに行ってペアプロなどをしつつ、知見の横展開や課題の発見などをやろうという試みをされていて、ではせっかくなので、と自分たちのチームに招いて軽くお試しでモブプロをやってみた。 blog.sushi.money モブプログラミングとは、ペアプログラミングをチーム全員にまで拡大したようなもので、1つのプログラムをプロダクトオーナーも交えたチーム全員で取り組む形式である。 セミナールームにエンジニア8人ほどで集まって、大画面ディスプレイにソースコードを共有しつつ、「コードを書く人(ドライバ)」と「それ以外の人(ナビゲータ)」とで1つの課題に取り組んでいく。 実装をチーム全員で取り組むため、知見が共有できたり、設計上の課

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  • SlackでKPT用botを仕込んでみた - リモートチームのKPTテクニック - - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ

    ぼくたちの開発チームは、現在1スプリント2週間のスクラムチームとして活動している。スプリントの最後には振り返りを実施しているが、そこではおなじみのKPTを採用している。 参考: 情報マネジメント用語辞典:KPT(けいぴーてぃー) - ITmedia エンタープライズ チームは複数拠点にメンバーが分散しているリモートチームで、振り返り会はテレビ会議を使って行われるので、KPTのやり方にもそれなりの工夫が必要となる。 Googleスプレッドシートを使ったKPT 通常のKPTでは、大きな模造紙やホワイトボードに、Keep、Problem、Tryの領域を定め、そこにそれぞれの内容について書かれた付箋紙を貼っていく。他の人が書いた付箋の内容が呼び水となって、他の人が別の課題を思いついたりもするので、全員が揃って付箋を次々に貼っていく、というスタイルが良いとされている。 メンバーが複数拠点にまたがって

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  • はてなインターンの振り返りをYWTを使ってやってみた - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ

    今年は、はてなインターンの実行委員長という仕事をしている。 hatenacorp.jp 8月15日から9月9日までのインターンを終え、今年の教科書も公開ができた。 developer.hatenastaff.com まだもう少し委員長としての仕事が残っているが、ここで一度今年の振り返りをしようということで、実施した。 振り返り手法としてのKPTとYWT ぼくは普段、Mackerel というプロダクトの開発にかかわっている。Mackerelでは開発手法にスクラムを採用していて、2週間のスプリントごとに毎回振り返りを行っている。ここで使っているのはKPTという手法だ。 KPTはKeep, Problem, Tryの略で、2週間を振り返って、その期間でKeepしておくべき良かったこと、Problemとして議論すべき問題となること、そしてそれらを受けて次のスプリントですべきTryを決める。 K,

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  • はてなにおけるリモートワークあれこれ - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ

    こんにちは。このエントリは、はてなデベロッパーアドベントカレンダー2015の11日目です。 developer.hatenastaff.com 昨日は id:tarao によるこちらのエントリでした。 developer.hatenastaff.com はてなでは、東京と京都にそれぞれオフィスがあります。また、宮城と愛知のそれぞれの自宅からリモート勤務をしているスタッフもいます。 今まで何度かはてなにおけるリモートワークについて書かれたブログエントリがありましたが、今日はその最新版をお届けしようと思います。 全社的なリモートの仕組みについて まずは、全社的な仕組みについて。 はてなでは、ポリコムのテレビ会議システムが導入されています。 ポリコムは東京と京都のそれぞれの会議室やセミナールームなどに設置されていて、拠点間の会議はこれを使って行われます。 また、はてなでは始業時に全員参加の朝会が

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  • 福岡の"Hacker Tackle"でScalaについて話してきた - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ

    hackertackle.github.io 福岡でHacker Tackleというイベントがあって、声をかけていただいたので行ってきた。 福岡というと、Nulabやペパボがあったり、レベルファイブとかサイバーコネクトツー とか LINE 福岡とか、楽天の福岡支社があったり、ITの盛んな地域という印象がある。今回のイベントは、複数の技術領域をまたがって、福岡の横断的なITコミュニティを形成しましょう、という雰囲気だった。 福岡ではまだScalaがそれほど盛んではなく、周辺事情なんかも含めた概要について話してほしい、ということだったので、次のようなスライドを作って発表した。 Overview of Scala ~ Hacker Tackle from Daisuke Kasuya www.slideshare.net (スライドあまり情報量ないので、いつでもお話しますから声かけてください!)

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  • 「Scala関数型デザイン&プログラミング」の読み方 - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ

    "FPinScalaの訳"こと『Scala関数型デザイン & プログラミング』をとりあえずざっと読んだ。 Scala関数型デザイン&プログラミング ―Scalazコントリビューターによる関数型徹底ガイド (impress top gear) 作者: Paul Chiusano,Rúnar Bjarnason,株式会社クイープ出版社/メーカー: インプレス発売日: 2015/03/20メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る Functional Programming in Scala 作者: Paul Chiusano,Runar Bjarnason出版社/メーカー: Manning Pubns Co発売日: 2014/09/14メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見る このを読み進めるうちに、ふと思ったことがある。 「これは周回プレイを要

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  • 「駅すぱあと」を支える技術とDSLの話 - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ

    「駅すぱあと」を支える開発 〜9262の可能性を繋げ!〜(DevLOVE関西Ver) というイベントが開催された。 ぼくも会場係としてスタッフ参加。 「駅すぱあと」の歴史から技術、開発のマネジメント手法に至るまで、幅広い話が聞ける良いイベントだった。 いろいろな話が聞けたのだけれど、僕は特に佐藤さんの「『駅すぱあと』新しい開発基盤の研究」がおもしろかった。 まだ開発途中で、実際の駅すぱあとには組み込まれていないそうなのだけれど、佐藤さんは「駅すぱあと」の運賃計算のDSLを研究・開発しているという。 曰く、鉄道の運賃計算は泥沼である。単純に距離や、目的地までの駅数などで運賃が算出できればよいが、鉄道の運賃計算には無数の特例がある。 下記リンク先に、JRの運賃の特例計算が列挙されているので、ちょっと見ていただきたい。 ……お分かりいただけただろうか。現在の「駅すぱあと」では、これらの特例がすべ

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  • これをやれば誰でもできる、プレゼンの作り方 - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ

    発端 今年の頭に、講演依頼をもらった。 専門学校で、学生さん相手に業界動向やこれからのために何を学ぶべきか、といった話をしてほしいとのこと。 当然、快諾したのだが、持ち時間を尋ねたところ「90分」だという。 人前で話す経験、というのは、おそらく豊富な方だと思う。5分間のプレゼンであるライトニングトークをはじめとして、カンファレンスで40分ほどの枠をもらって喋ったこともあるし、パネルディスカッション形式の登壇も3回ほど経験がある。 だいたい年に5, 6回は、なにがしかのIT系のイベントで登壇していると思う。 が、それでも90分という持ち時間を聞いてぞっとした。ライトニングトーク18回分。カンファレンス約2回分の時間をしゃべり続けなければならないのである。 90分という持ち時間を聞いて、専門学校で開催される講演会であるから、学校の授業1コマ分の時間に相当するのだろうと気づいた。これまでだらだら

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  • 株式会社はてなに入社しました - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ

    11月1日付で、株式会社はてなに入社しました。 はてなに入社するということで、なるべく自社サービスを利用していこうと思い、これを機にブログもはてなブログに移行しようと思います。引き続きよろしくお願いします。 はてなでは、Mackerelの開発に携わる事になりました。前職に引き続きScalaが使われているプロダクトで、これまでの経験を活かしていきたいと思っています。 今日は入社初日でめちゃくちゃ緊張しましたが、チームメンバーの何人かとは入社前からお酒を飲んだり、勉強会などでご一緒させてもらったりしていたので、おかげで比較的スムーズにジョインできたかな、と思います。 はてなは会社としても、新しい社長の元でおもしろいフェーズにあると思っているので、良い化学反応を起こせるように頑張ろうと思います。

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