見どころ 「ユーモアは魔法の薬。ストレスから心を開放し、頭を回転させ、自由な発想を育む。それは日々、味わうべきもの。」フランスポスターデザインの巨匠・レイモン・サヴィニャック(1907~2002)の言葉です。 彼の描いたポスターはその言葉の通り、フランス人らしいエスプリを兼ね備え、今現在見ても目新しい感性にあふれています。41歳の時に採用された牛乳石鹸「モンサヴォン」のポスターで一躍有名になり、以後、エール・フランスやミシュランなどの大手企業のポスターを数多く手がけ、戦後のフランスを代表するポスター作家の地位を確立しました。日本でも森永チョコレートや豊島園、サントリーなどのポスターを手掛けました。シンプルで分かりやすい表現と、愛らしくユーモアたっぷりな彼の作風は今もなお、世界中で愛され続けています。本展では、サヴィニャックのポスター原画約20点とオリジナルポスター・クリスマスカード約160