“うるう秒”を7月に調整へ 2月6日 4時12分 世界各国の標準時と、地球の自転に合った時刻の僅かなずれを埋めるため、1日を1秒だけ長くする「うるう秒」の調整が、ことし7月、3年半ぶりに実施されることになりました。 「うるう秒」は、地球の自転にかかる時間が24時間より僅かに長いことから生じる「ずれ」を調整するために行われるもので、世界で一斉に実施されます。今回の調整は、ことしの7月1日に行われることになり、日本では午前8時59分59秒のあとに、本来はない午前8時59分60秒という時刻が1秒加えられます。「うるう秒」の調整が行われるのは、ちょうど40年前に制度が設けられてから今回が25回目で、前回は平成21年の1月1日に行われています。「うるう秒」により、一般の時計は1秒遅らせる操作が必要になりますが、標準時の電波を受信して時刻を合わせる「電波時計」は、自動的に時刻が調整されます。「うるう秒