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  • 瀬戸電鐡沿線御案内 昭和初期のガイドブックから祥雲の痕跡を辿る

    ここに『瀬戸電鐡沿線御案内』なる書物がある。 瀬戸電気鉄道株式会社は明治39年に開業、昭和14年に名古屋鉄道に合併している。名古屋市東部の方々にはおなじみのいわゆる瀬戸電、名鉄瀬戸線の前身である。 この「御案内」、観光用に作られたパンフレットであり、表はカラーの絵地図、 裏は白黒の写真と紹介文になっている。 見所はたくさんあるのだが、 退養寺の大弘法が「尾張三大弘法第三番」として写真入りで紹介されていたり、 観音寺小野道風像が紹介され、「蓬莱七福神」の一つとして弁財天が紹介されている。 小幡龍泉寺、赤津雲興寺、長久手古戦場などとともにこの二つの像が紹介されているということは、当時は観光資源として価値のあるものだった証拠となるだろう。 ところでこのパンフレット、図書館でも年代不明として収蔵されているのだが、いつ作成されたものだろうか? 退養寺の大弘法が建立されたのは昭和6年3月である。 また

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