10/21 (火)、ネットイヤーグループの UI/UX 勉強会に、STANDARD Inc の鈴木健一さんと鈴木智大さんをお招きして講師をお願いしました。STANDARD Inc は、FICC からスピンアウトした鈴木健一さんが設立した会社で、今話題の「SmartNews」アプリの UI 設計などにも関わった実績のある会社です。 彼らとは、ブログ記事「情報がないことを伝える UI デザイン」を読んだことがキッカケで、直接コンタクトをとったことに始まります。 そのブログを書かれた鈴木智大さんのほうからは「利用中の体験とUIの間を繋ぐブリッジビルダー」というタイトルで「UI Flows」というツールについてお話いただきました。UI Flows の記事を日本語訳した記事「UI のフローをデザインするための簡易記法」も発見。 画面遷移図というと、どうしても画面(ボックス)どうしを線でつなげた図を思
photo credit: eskimoblood via photopin cc こんにちは、@h0saです。 世に出ているUXについての理解を助ける概念図をまとめました。 UX(ユーザー体験)という概念は目に見えない分、それを説明するための図やビジュアルで説明した資料が世の中に数多く存在しています。 この記事では、主に有名どころをピックアップしつつ、全26枚の画像を短い説明を加えて紹介していきます。 更新履歴 2014/12/29: ・Alan Cooper氏のUX概念図(Form/Content/Behavior)を追加 2015/08/16: ・リンク切れの修正とそれに伴う記事の再構成 2016/05/06: ・リンク切れの修正 ・UX Maturity Model を追加 ・記事末尾に参考資料のスライドを追加 2017/1/8: ・Alan Cooper氏のUX概念図を削除(ソー
Lean CanvasというWeb系スタートアップのビジネスモデルをビジュアル化するツールがあります。 元はビジネスモデルキャンバスと言って、先日かなり売れた「ビジネスモデル・ジェネレーション」という本で紹介されたビジネスモデルをビジュアル化するツールです。 Ash Mauryaさんがリーンスタートアップの考えを元にWeb系スタートアップ向けにビジネスモデルキャンバスを改造したのがこのLean Canvasです。「RUNNING LEAN」という本で詳しく解説しています。 弊社でもLean Canvasを使っているのですが、なかなか書くのが難しく、書くのに参考になる資料を漁りましたので、まとめておきます。 ツール Leancanvas.com うちはこれを使っている。 co-meetingで議論してアウトプットをここにまとめている。 Canvanizer SWOTとかいろいろ書ける。現在7
リーン・スタートアップ導入のコンサルをお受けする際、一番最初にクライアントにお話するのは、「いますぐ『新規事業開発プロジェクト』を停止して下さい」とお願いすることです。 「新規事業開発プロジェクトを実施するからこそ、リーン・スタートアップのコンサルを依頼しているのだよ…」とのクライアントの戸惑いはいつものことですが、こうお願いする理由は実に単純です。新規事業を創造するということは「開発」でもなく「プロジェクト」でもないのです。 ちょっと説明しましょう。 新規事業を作る理由は、企業によっても、アントレプレナー個人によっても様々です。しかし理由がなんであれ、そしてそれが誰であれ、作ろうとしているのは新たなビジネスモデルやイノベーションであり、単なる新製品などではありません。となると、新規事業とは絶対に「開発」できるものではなく、ひたすら実験を通じて「発見」するものなのだということがわかります。
UXデザイン・サービスデザインの代表的手法であるカスタマージャーニーマップについて、コンセント代表/インフォメーションアーキテクトの長谷川のコラムを掲載します。 最近、「カスタマージャーニーマップ」という言葉があちこちで聞かれるようになった。 カスタマージャーニーマップは体験や感覚の可視化をするもので、企業が組織として顧客視点に立てるよう助けるツールとしてサービスデザイン(※1)の手法の一つとしても注目されている。 カスタマージャーニーマップ(CJM)を活用するためには、その役目の定義が最も重要となる。 ここでは、CJMを大別する2つの軸を紹介しよう。 図1:カスタマージャーニーマップの4象限 一つ目の軸は、Inside-out/Outside-inの視点。 Inside/Outsideとは事業者からの視点として、「自社事業の観点から=Inside-out」と、「自社事業の外側の観点=Ou
HCDは人間を相手にしている。だから、その相手について知ることは必須のことであり、心理学を勉強しておく必要がある。勉強する際、心理学の現象や法則が自分のやっている仕事のどういう面に関係してくるのかを頻繁に考えることで、HCDの実践に結びついた生きた心理学の知識となる。 黒須教授 2014年5月19日 心理学や社会学、文化人類学などの社会科学あるいは行動科学が、HCDの基礎として、人間工学と同じように重要であることはいちおう知っているという人が多いと思う。ただ、人間について学ぶという目的での心理学の勉強は、通俗的な心理関連の書籍を読むだけでは全く不十分だし、心理学の概論書を読むだけでも十分とは言えない。 その反対に、HCDをやる以上は、心理学を専攻しておかねばなければならないのかというと、そうではないと思う。自分の研究として心理学を専攻するためには、心理学のディシプリンにしたがって、仮設を構
『Lean UX』の著者である Jeff Gothelf(ジェフ・ゴーセルフ)氏が日本に初来日し、1日 Lean UX ワークショップが開催されました。 ((c) Goodpatch Inc.) Lean UX を主題としたワークショップと言えば今年の2月にも Lean UX の第一人者である Janice Fraser氏による Lean Startup マスターワークショップが同じくデジタルガレージにて開催されました。 比較的規模の大きい会社で UX のディレクターとして活躍された Jeff氏と、スタートアップ界隈で UX デザインを基軸とした多くのコンサルティング経験を積んでこられた Janice氏。有利/不利ではなく、それぞれの経験と工夫が深みとなり、ワークショップに現れています。 Lean UX の理論構築 ((c) Tokyo Graphic Recorder) チームの共通理解
UI/UXという並列表記は基本的に信用しない。これは、長谷川さんと話していると良く話題に上がります。 ((c) The Gap between UI and UX Design - Know the Difference) UI/UXの並列表記問題 某中途採用の求人検索サイトで "UI/UX" と入力して検索してみたところ、900件以上の UI/UXデザイナーの求人が掲載されていました。職域や必要なスキルは実に様々で同一の枠を争っている様子があまり見られないことが特徴です。"UI/UX" という旬なキーワードを盛り込み、場合によってはすべてをお任せしたい、そんなミーハー感が漂っているようにも思えます。長谷川さんのブログでも「UXの本質」と題して言及されていますが、UI/UXという誤用の弊害のひとつに、課題意識を狭めてしまうことがあります。 ("UI/UX" の検索数はここ1年間で2倍に)
プログラミング教育や社員の健康をサポートする「CHO室」の取り組みなど、DeNAのCSRに関する情報を発信するブログ
マーケティングに関わる人は、最近「カスタマージャーニー」という用語をよく耳にするのではないでしょうか? 「カスタマージャーニー」は、複雑化している顧客の行動を捉え、マーケティングの成果を改善するために役立つ本質的な考え方です。 本記事では、「カスタマージャーニー」について理解するために事例を交えて、マップの作り方から、分析のコツまで、5分で理解できるように要点を整理してみました。 【制作テンプレ付】カスタマージャーニーの描き方 当社でも「カスタマージャーニー」の考え方を取り入れてから、マーケティングの成果が大きく改善し始めています。 記事の後半では、その事例を交えながら、実際にマーケティングに取り入れて、活用するポイントについても紹介していますので、ぜひ役立ててください。 カスタマージャーニーに沿った顧客接点をつくるA8のアフィリエイト資料をダウンロードする ※本記事は株式会社ファンコミュ
ECサイトの買い物客には主に5つのタイプがある。それぞれ異なる、サイト訪問時の動機や行動パターンを知ることで、デザイナーは各ユーザーのニーズをサポートしつつ、サイト全体のユーザビリティを向上させる決断を下せるようになる。 Designing for 5 Types of E-Commerce Shoppers by Amy Schade on March 2, 2014 日本語版2014年4月2日公開 ECサイトの買い物客というのはさまざまだ。特定の商品を目当てにサイトを訪問する人もいれば、買うものを決めようとしている段階の人もいるし、暇つぶしに来る人もいる。したがって、ECサイトサイトのあらゆる要素、つまり、商品の画像から説明、登録、精算に至るまで、すべてがサイトの成功には重要だ。しかし、買い物客のタイプによってサイトで利用される要素は異なっている。 それぞれのユーザータイプの特定は、デ
First Time User Experiences (FTUEs) というコレクションを集めている方がいます。このコレクションでは文字通り、サービス対ユーザーの最初のタッチポイントとなるコミュニケーションを司る「First Time User Experiences(ファーストタイム・ユーザエクスペリエンス)」をアプリ中心の事例と共に紹介しています。 ((c) First Time User Experiences) これからご紹介するブログ記事「Patterns for new user experiences」ではその彼女が趣味で集めてきたコレクションを分析し、見出したファーストタイム・ユーザエクスペリエンスにおける8つのパターンを紹介しています。解説はもちろん、長所と短所、デザイン上の課題、及びその事例を各パターンごとに丁寧に紹介しています。 Show Interact, don
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