ヤマハ畑さんが語る、絶対的な解がない世界への招待『一歩踏み出せば景色が変わる』 イントレプレナープラットフォーム「Value Amplifier」の活動を中心に、企業内における新規事業創出の七転八倒ぶりを赤裸々に綴ってきた...
ヤマハは2013年7月に立ち上げたデザイン思考推進プロジェクトを、ビジネスプランの社内公募制度に吸収させる形で解消した。デザイン思考を草の根で学んだ社員たちが各部門に散らばり、ヤマハの社内にデザイン思考を根付かせている。 ヤマハは2013年7月に立ち上げたデザイン思考推進プロジェクト「Startーup Sketching(SS)」を、15年4月からスタートしたビジネスプランの社内公募制度「Value Amplifier(VA)」に吸収させた。ヤマハの場合、デザイン思考を課題解決に向けた手法として評価している。「しかし課題解決型の商品より、生活をより楽しくする新しい商品を提供したいため、課題解決の手法を学ぶSSから当社らしい商品を生み出すのは難しかった」とブランド戦略本部マーケティング統括部UX戦略部UX企画グループの畑紀行リーダーは言う。商品の開発には、課題解決の手法だけでなく、「こんな世
欧米や中国を中心に、多くの国々がキャッシュレス社会・モバイル決済へと移行しつつある昨今。日本も海外の先進したプロダクトデザインから学ばなくてはという圧力をかけられ、動き始めています。 しかし、海外のデザインをそのまま適応するにはまだまだ法律が厳しいというのが日本の現状。FinTechスタートアップは制限のもとでより良いプロダクトを生み出さなくてはなりません。 今回のイベントでは、そんな日本のFinTechスタートアップ業界を引率する3社の代表に、『FinTechデザイナー反省会』と題して、各プロダクトを手がけるに当たって直面した課題や学びについてお話いただきました! FinTech最先端中国から日本も学ばずにはいられない 坪田朋|Onedot株式会社 ライブドア、DeNAなどで新規事業のディレクション、UIデザイン、デザイン組織の立ち上げを実施。現在は、Onedot株式会社のCCOと兼業で
国広 信哉2017.01.15 没入できる”基地”がプロジェクトを加速させる 目の前にはホカホカのコロッケ、みそ汁、鹿肉やきそばー。 奈良/吉野で構えた僕たちの”基地”では、今日の夕ご飯当番の手作り料理が食卓に並んでいた。 そして箸でつつきながら、「誰のいびきがノイジーか?」という笑い話に花が咲いていたー。 そう、僕たちは日本/中国の4箇所に基地を即席でつくり、「高齢社会/人口減少」をテーマに約170名の高齢者の方々と対話するリサーチプロジェクトを進めていた。 ストラテジスト、大学研究員、ローカルガイド。およそ7〜12名。 英/中/日の多様なバックグラウンドを持つメンバーが協働し、デザインリサーチという手法を用いて高齢者の生活の無意識下に潜む機会領域は何か、を浮かび上がせるためだ。 リサーチでの発見やプロセスは追って正式にリリースする予定。 今回伝えたいのは、プロジェクトに没入し、創造力を
今回は全6回で開催されたサービスデザイン方法論の復習として開催されました。 今回は弊社DMM.comの恵比寿 新オフィスでの開催! さて今回のフォローアップセミナー、内容は特に要望が多かった「構造化シナリオ法」についてで、私もここはもっと深く学習しなおしたかったので助かりました。 浅野先生も何度も言っていた「同じ手法を何度も学習することが重要」ということで なかなか一人で勉強することが難しい内容を、以前のメンバーともう一度考えなおすことができるとても良い時間でした。 いつものセミナーは時間がタイトで、その中で無理矢理にでも理解して形にすることが求められます。そうでしか身につかない知識も多く、初めて学ぶ手法はこういった荒療治のほうが体得しやすい気もします。 逆に、一度学んだ手法の理解を深める場合は、今回のセミナーのように時間にあまり縛られずにメンバー間で議論できる形であれば捗ると感じました。
こんにちは、@h0saです。 2015年5月30日に開催された、HCD-Netフォーラム2015(1日目)に参加しました。 HCD-Net主催のイベントやWSに参加し始めて2年目になりますが、HCD-Netの活動は今年で10年目になるそうです。 [参考] 昨年の参加メモ:HCD-Netフォーラム2014 参加メモ 〜デザイン思考/UXD/おもてなし〜 | UX INSPIRATION! タイトルにもつけた通り IoT や組織デザイン、UXDのキャリアパスの話など、多様で興味深い話ばかりでした。 個人的にはLINE森川氏のお話とSITE4D隈元氏のお話はグッとくるものがありました。 以下、それぞれの講演の要約をメモします。 「HCD-Netのこれまでとこれから」黒須正明氏 初めはHCD-Net理事長の黒須氏のお話。HCDのこれまでの10年とこれからを話されました。同様の内容が以下の記事に載っ
まずはこんな逸話から。 あるファストフード企業がミルクシェイクの売上を改善したいと思った。 ミルクシェイクの購入者属性を整理し、同一の属性を持つ人を対象に、重めがいいか軽めがいいか、フルーツ味かチョコレート味か、など、どんなミルクシェイクが理想的か尋ねた。調査はうまく進み、特定したターゲットの好みをもとに製品を改善したが、売上は全く改善しなかった。 そこで別のチームが再び調査を行った。調査チームは店舗で来客を一日中観察した。すると早朝にミルクシェイクを買う客が多いことに気がついた。早朝の購入者になぜミルクシェイクを買ったかを尋ねると、 長い車通勤の間に片手で手間なく飲める 一気に飲めないので暇つぶしになる 腹持ちが良い といった理由だとわかった。 この調査結果をもとに製品開発を再度行ったところ売上を改善することができた。 最初の従来型のマーケティングリサーチではWhat(どんなミルクシェイ
Making the world better with Service Design, the framework of effective co-creation. 「未来のあたりまえとして定着するような、世の中をポジティブにシフトする多様なイノベーション」を皆さんと共に創出し続けたい。 このビジョンの背景には、現代においても、生活者はまだまだ大きな痛みを抱えており、また技術革新や社会動向の変化に伴い、新たな種類の痛みも次々と生まれてくる中で、一つでも多くの痛みを解決していきたいという熱い想いが込められています。イノベーションにはさまざまな種類や解釈がありますが、われわれが目指すイノベーションは「生活者と市場へ、ポジティブな意味付けを新たに与えるモノ・コト」であると規定しています。 未来のあたりまえとなるようなイノベーションを生活者・企業・有識者・クリエイターとともにデザインする、 共
世界有数のデザインファームIDEOの共同経営者トム・ケリーが、経済産業省主催の「新事業創造カンファレンス&CONNECT」にて基調講演を行った。シリコンバレーで30年余にわたってイノベーションの最前線に立ち続けてきた経験をもとに、日本の聴衆に向けて個人や組織が創造性を発揮するために必要なマインドセットについて語った。 創造力に対する自信(Creative confidence)とは 兄のデイビッドとともに、シリコンバレーの小さなデザイナー集団だったIDEOを世界で最もイノベーティブな企業と評されるまでに成長させてきたトム・ケリー氏(以下、ケリー氏)。同社は初代アップルのマウス、世界初のラップトップPCの開発などの初期の「製品イノベーション」から次第に「顧客エクスペリエンスや組織の再設計」を手がけるようになり、近年ではデザイン思考に基づく「イノベーション文化」の普及に取り組んでいる。 ケリー
リーン・スタートアップ導入のコンサルをお受けする際、一番最初にクライアントにお話するのは、「いますぐ『新規事業開発プロジェクト』を停止して下さい」とお願いすることです。 「新規事業開発プロジェクトを実施するからこそ、リーン・スタートアップのコンサルを依頼しているのだよ…」とのクライアントの戸惑いはいつものことですが、こうお願いする理由は実に単純です。新規事業を創造するということは「開発」でもなく「プロジェクト」でもないのです。 ちょっと説明しましょう。 新規事業を作る理由は、企業によっても、アントレプレナー個人によっても様々です。しかし理由がなんであれ、そしてそれが誰であれ、作ろうとしているのは新たなビジネスモデルやイノベーションであり、単なる新製品などではありません。となると、新規事業とは絶対に「開発」できるものではなく、ひたすら実験を通じて「発見」するものなのだということがわかります。
『Lean UX』の著者である Jeff Gothelf(ジェフ・ゴーセルフ)氏が日本に初来日し、1日 Lean UX ワークショップが開催されました。 ((c) Goodpatch Inc.) Lean UX を主題としたワークショップと言えば今年の2月にも Lean UX の第一人者である Janice Fraser氏による Lean Startup マスターワークショップが同じくデジタルガレージにて開催されました。 比較的規模の大きい会社で UX のディレクターとして活躍された Jeff氏と、スタートアップ界隈で UX デザインを基軸とした多くのコンサルティング経験を積んでこられた Janice氏。有利/不利ではなく、それぞれの経験と工夫が深みとなり、ワークショップに現れています。 Lean UX の理論構築 ((c) Tokyo Graphic Recorder) チームの共通理解
日経デザイン2014年2月号に同梱されていた「Creative Thinking」という付録が地味に心に響きました。 「プロフェッショナルな経営者とデザイナーに向けてデザインの世界潮流と今必要なインサイトを届ける」という趣旨の付録だそうです。 中でも印象に残ったのは、ZIBA濱口秀司氏への巻頭インタビュー。特に「3種類のプロトタイプ」という話が参考になったので、ご紹介します。 ※[2014/2/4 追記] 当記事のtweetを濱口さんご本人にRetweetしていただき、その流れで@hashccさまよりコメントをいただきました。こちらも参考になりましたので、記事の最後に追記しました。 ZIBA濱口氏が提唱する3つのプロトタイプ 1. ファンクショナルプロトタイプ ・「こうやって動く」という検証用 アプリ開発で言うと、ペーパープロトタイピングとか、InVisionを使ったシミュレーションですね
2月1日にi.schoolのFuture of Japan Innovation-2014年冬のシンポジウム 2014.2.1.にアメリカのイノベーションファームZibaの濱口秀司さんの話を聞きに行って来ました。濱口さんの事をはじめて知ったのは、たしかこのブログだったと思うのですが、興味を引かれたのが、イノベーションについてやり方があると断言しているところでした。WORKSIGHTの講演のビデオが分かりやすいと思います。 講演の冒頭で、今回新しい内容が少ないということを言われていて、今年からご自身の会社を立ち上げていろいろ取り組んでいるため、来年にはいろいろと新しい内容が話せそうと言われていました。ブレーンの3月号によると、「monogoto」という会社のようでした。楽しみです。 濱口さんは研究者ではなくてプレイヤーなので、どの話も説得力があって引き込まれました。その中でもぐっと来たのは「
最近、海外のスタートアップ界隈では”モバイルファーストは間違いだった”という意見がよくでてきている。 それにたいして、”これからはモバイルだ!モバイルだ!”とずっと言い続けていたTechCrunchのエース記者MG SIEGLERさんとの対談が非常に面白い。 動画はこちら。Mobile First Or Mobile Worst?(英語) この動画で語られている事は興味深すぎるので、出来る限りどんなことを話しているかを紹介するとともに、事の経緯とか、iPhoneアプリを開発している立場として僕の意見も書きまくりたい。 ちなみに、この動画で話しているのは、スタートアップが新規事業を立ち上げる時にスマホアプリから始めるか、それともWebベースのPCサイトから始めるかの話です。 例えばFacebookはWebファーストで、Instagramはモバイルファーストのスタートアップ。 基本的にはサービ
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