くら寿司が進化させる、回転寿司の“当たり前”。「楽しさ」と「驚き」を顧客に与える、テクノロジーのあり方とは 店に入ると、レーンを次々に流れる寿司が目に飛び込んでくる。席に座り、着く前から狙っていたネタ、あるいは直感的に「食べたい」と思った皿へ手を伸ばす。タッチパネルを触りながら、ゆっくりサイドメニューを選んでいく——。 私たちが今、当たり前のように楽しんでいる「回転寿司」。市場の拡大とともに、各社による店舗体験のアップデートが進むなか、2019年7月、新たな取り組みを発表したのがくら寿司だ。『スマホdeくら』と冠したそのサービスにより、同社はアプリを通した予約や持ち帰りに加え、「着席したままパネルを介さず注文できる仕組み」を、他社に先駆けて実現させた。 XDでは、くら寿司 広報宣伝部の岡本浩之氏、業務本部 先進技術開発部の橋本大介氏にインタビュー。同社の歩みと回転寿司の歴史をたどり、スマー
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