UX(User Experience=ユーザー体験)という言葉は、もともとはアプリの開発現場から登場した言葉ですが、近年は様々なシーンで使われるようになりました。 ただ、UXがいい・悪いというのはかなり抽象的な表現で、「主観的だ」と感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 実際に、*「心地よいUX」*という言葉を聞いて、どんなものが思い浮かぶでしょうか? 至る所で登場するアニメーション、あるいは技巧に凝られたコピー、もしくはレイアウトルールに則ったデザインでしょうか。 UXという言葉が曖昧だと感じる人は少なくないので、最近の開発現場では*UD(User Delight)*という新しい視点が取り入れられています。 UDは、ユーザーがデバイスやインターフェイスを操作するときにユーザーが感じるポジティブな心理的反応・影響に着目する概念です。 エンゲージメントを上げるための新しいアプ