中国内陸部の湖北省武漢で先月以降、相次いで見つかっている原因不明の肺炎の患者について、地元当局は61歳の男性が死亡したと発表しました。この肺炎の患者で死者が出たのは初めてとみられます。 中国内陸部の湖北省武漢では、先月以降、原因となる病原体が特定されていない肺炎の患者が相次いでいて、WHO=世界保健機関は、患者の症状などから、原因は新型のコロナウイルスの可能性が否定できないと指摘しています。 これについて武漢の保健当局は11日、この肺炎の患者がこれまでに41人にのぼり、このうち61歳の男性が死亡したと発表しました。この肺炎の患者で死者が出たのは初めてとみられます。さらに7人が重症だとしています。
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