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ブックマーク / courrier.jp (116)

  • 妊娠・出産・育児をする労働者は「生産性が低い」とされ「いじめ」を受ける | 履き違えられた「生産性」

    記事は『大人のいじめ』(坂倉昇平)の抜粋です。 「生産性」の低い労働者は「いじめても良い」? 「できるだけ安く・長く」働かせる労務管理は、労働者を体力や精神力の限界まで使い潰す、長時間労働の職場だけに広がったわけではない。「コスト」となる労働者の数を最小限に抑える一方で、一人当たりの業務量を最大限まで増やし、休憩や休暇をろくに取らせずに働かせる。この働かせ方は、いまや業界や雇用形態を超えて拡大し、日社会全体に浸透している。 そして、これは若手正社員だけでなく、業界によっては中高年社員にも広がっている。さらには契約社員や派遣社員、主婦パートや学生アルバイトなどの非正規雇用までも対象となった。サービス業を中心に、基幹的な業務が単純化・画一化・マニュアル化され、非正規雇用にも任されるようになった。低賃金にもかかわらず、責任や業務量は膨大になっていった。 こうした余裕の失われた職場で、職場い

    妊娠・出産・育児をする労働者は「生産性が低い」とされ「いじめ」を受ける | 履き違えられた「生産性」
    narwhal
    narwhal 2025/02/22
    子持ち厨どもの給料泥棒行為を許すな。
  • 旅行中に結婚、即離婚─インドネシアのある地域を支える「快楽婚」とは何か | 「すべてが拷問でした」

    インドネシアの人気リゾート地コタ・ブンガにある「リトル・ベニス」。契約結婚を求める人々にとって、コタ・ブンガは人気の観光地だ Photo: Cuadtkj / Wikimedia Commons

    旅行中に結婚、即離婚─インドネシアのある地域を支える「快楽婚」とは何か | 「すべてが拷問でした」
    narwhal
    narwhal 2025/02/02
    個人の尊厳と婚姻とは相容れない。形がどうであれ、あらゆる婚姻はオワコン。全面的に廃絶するべき。
  • 東京に亡命した中国人たちが語る「日本の良さ」と「いまとは別の中国」 | 日本への移住を選んだ彼らの本音

    東京で中国を学ぶ中国人たち 何足ものがドアの前に並んでいる。東京の都心にある地味なビルの小部屋の入り口で、40人ほどの客が用意されたスリッパに履き替えていた。 2024年8月25日、その一室では、東京大学の社会学教授の阿古智子が、中国の農村部のあちこちに足を運んだ20年間の経験を語っていた。生き生きした目のこの小柄な女性が、日語訛りの強い中国語で、2000年代初めの中国の農村部の様子を語っていく。電気のない村もあれば、建設計画のために住居の移転を強いられた住民もいた。忘れられた少数民族や人権保護の活動家とも交流が多かったという。 話を聞きに来た人は、事情に通じていない門外漢ではない。客の多くは最近、日の首都で暮らしはじめた中国人なのだ。 「こういう講演会は、いまの中国では絶対にできませんから当に新鮮です」 30代の中国人男性が笑顔で語る。学生ビザを取得し、4ヵ月前から日で暮らして

    東京に亡命した中国人たちが語る「日本の良さ」と「いまとは別の中国」 | 日本への移住を選んだ彼らの本音
    narwhal
    narwhal 2024/11/17
    鎖国だ鎖国。夷狄どもに神州の土を踏ませるな。
  • 日本にしかない“洋菓子”の代表「ショートケーキ」の誕生の謎 | 2つの説からわかる文化の交流

    記事は『万国お菓子物語 世界をめぐる101話』(講談社学術文庫)からの抜粋です。 ショートケーキはどこから? フランス発祥説 日における洋菓子の代表はなんといってもいちごをのせたショートケーキだろう。どこにもありそうでいて、世界のどの国にも見当たらない。思えば不思議なお菓子である。 ではこれはいつ頃生まれ、いかなるプロセスをもって完成され広まったのか。 このお菓子の組み立てはスポンジケーキと生クリームといちごである。このうちのスポンジケーキについては南蛮菓子カステーラとして伝わって久しい。またいちごも、江戸末期にはオランダ人によって今様のものが伝えられていた。問題は生クリームである。幕末から明治初期にかけて牧場はすでに開かれていたから、牛乳の濃厚な上澄み、すなわち生クリームは、ほんの少しではあるが手に入ることは入っていた。ただ、お菓子に使うほど潤沢な量は望めなかったはず。 こんな時代

    日本にしかない“洋菓子”の代表「ショートケーキ」の誕生の謎 | 2つの説からわかる文化の交流
  • コーヒーの前にセックス─英国人記者も仰天「アイスランドの恋愛事情」 | 「デートに誘うのは、高い費用を払って配管工を雇うようなもの」

    体の相性を確かめてから、真剣な交際にいたるというのはヨーロッパにおいて珍しい話ではない。だが、セックスが大きな意味を持たないアイスランドでは、体の関係が続いても、いつまで経っても「デート」に進展することはなく、ましてや真剣な付き合いまでもっていくのは、相当ややこしいようだ。英紙記者が、アイスランドの奇妙な恋愛事情を現地で徹底取材した。 「コーヒーの前にセックス」は、北欧諸国の恋愛習慣を表す常套句として多用される表現だが、その意味は国によって若干異なる。スウェーデンでは、効率的なデートスタイルのかなり単刀直入な簡略表現だが、そのものずばりの意味で使われているのは、アイスランドだけだ。 どんな展開になったとしても(日を改めてコーヒーを飲みに行く、もっとセックスに励む、同棲を始める、あるいは何もなかったことにする)、考えられる限りのロマンスの順序は「デート」ではなく、「セックス」から始まる。 何

    コーヒーの前にセックス─英国人記者も仰天「アイスランドの恋愛事情」 | 「デートに誘うのは、高い費用を払って配管工を雇うようなもの」
  • 焼酎に牛脂、昆布出汁… 「日本風」カクテルがフランスでじわじわきている | 新世代ミクソロジストたちの「再解釈」

    フランスではいま、子供の頃から日のポップカルチャーを浴びて育った新世代のミクソロジストたちが、オリジナルカクテルで日の酒を「再解釈」しようとしている。彼らの腕はヨーロッパ人の舌を、日の繊細で複雑な味の世界に“宗旨変え”させることはできるのだろうか。 竹塩が半周塗られたハイボールグラスに、4分の3の高さまで透明な液体が入っていて、そこに縦長の四角い氷が浮かんでいる──液体の材料を聞くと、それはエキゾチックであると同時に、面らってしまうようなものの連続だ。 「和牛」の脂身を浸した「焼酎」(米、大麦、さつまいもなどから作った蒸留酒)、グレープフルーツコーディアル(グレープフルーツ果汁にハーブを浸したもの)、「昆布」と「わかめ」の出汁、炭酸水を使っているという。「シンカンセン」、それがこの繊細なカクテルの名前で、パリの酒飲みを一瞬のうちに夢の国、ニッポンへと運んで行ってくれる。 ここは、パ

    焼酎に牛脂、昆布出汁… 「日本風」カクテルがフランスでじわじわきている | 新世代ミクソロジストたちの「再解釈」
    narwhal
    narwhal 2024/08/16
    「自分が造った酒を使って私が何をしているのかがわかって、気を悪くしたように見えた蔵元もいました。日本人は礼儀正しいので感情を表に出すことはしませんでしたが、私がしていることに同意しているわけではないと
  • 世界最高の検閲システムを持つ中国でなぜ「外国人ヘイト」が蔓延するのか | 日本人母子ら刺傷事件の深い闇

    2024年6月に江蘇省蘇州市で日人母子が襲われるなど、最近、中国で外国人に対する暴力事件が相次いでいる。その背景には、ネット上で蔓延する外国人ヘイトの問題があるという。米紙「ニューヨーク・タイムズ」が外国人嫌悪を組織的に煽ろうとする中国の国家システムに迫った。 2023年、中国SNSに公開されたある動画が広く拡散された。動画には上海の小学校の校庭らしき場所に100人以上の日人の子供たちが集まっている様子が映し出されている。 リーダー格の2人が何かを叫ぶと、その言葉が次のように中国語字幕に翻訳される。 「上海は私たちのもの。もうすぐ、私たちは中国全土を手に入れる」 第二次世界大戦中に日軍に占領された歴史を持つ中国の人々は、この言葉に憤りと危機感を覚えた。 だが実際には、この動画は日の小学校で撮影されたもので、子供たちは中国に対するヘイトスピーチを発したわけではなく、運動会の選手宣誓

    世界最高の検閲システムを持つ中国でなぜ「外国人ヘイト」が蔓延するのか | 日本人母子ら刺傷事件の深い闇
  • 「自分が快適なのが一番」パジャマで出勤しはじめた中国の若者たち | “進化系”オフィスルックに衝撃

    夢も希望もない、消費もしない、必要最低限のものさえあればいい──そんな「寝そべり族」と呼ばれる若者が中国で増えていることは以前から報じられてきた。この現象には、若者の就職難や激しい競争社会での疲弊などが影響していたが、最近では安定した仕事に就きオフィスで働く若者までも、やる気を失っているようだ。米「ニューヨーク・タイムズ」紙によれば、同国の若者たちのあいだで「パジャマ出勤」がブームだという。 「私は自分が着たいものを着ているだけ。ただ座っているだけなんだから、職場にドレスアップしていく必要はないと思うんです」 インテリアデザイナーのシンディー・ルオ(30)は、同紙の取材にそう答えている。昨年、12月になって寒くなるとルオはオフィスでフード付きのトレーナーの上にふわふわのパジャマを着るようになった。そのうちそれが習慣になり、やがて彼女はパジャマのトップスだけでなくお揃いのボトムスを合わせて出

    「自分が快適なのが一番」パジャマで出勤しはじめた中国の若者たち | “進化系”オフィスルックに衝撃
  • 古代ローマ人は「去勢された永遠の少年」をどう見ていたのか? | 彼か彼女か、それとも…

    なぜ古代世界には「去勢」の風習があったのか? 去勢された者はどんな存在と見られていたのか? 古代ローマ世界での場合を中心に、イスラエル紙「ハアレツ」の考古学記者が深掘りする。 世界で初めて故意になされた雄の去勢が何だったかは、永久に不明のままだろう。現代の歴史家たちは、去勢は畜産から始まったと示唆している。それは、望ましくない繁殖を減らし、より穏やかで、より肥えた牛や豚を生み出すためだったというのだ。 人間の男性の去勢はどうやら、罰の一種として最初に導入されたようだ。古代の史料は、誰が最初にそれを始めたのかを明快に語っている。これほど倒錯したことを思いつけるのは、女しかいないだろうと──。 ギリシャの歴史家ヘラニコス(前5世紀末に著述活動)は、アケメネス朝ペルシア(前550〜前330年)の王妃アトッサ(在位前520〜前486年)が最初の宦官を生み出したとしている。古代ローマ後期、ローマの住

    古代ローマ人は「去勢された永遠の少年」をどう見ていたのか? | 彼か彼女か、それとも…
    narwhal
    narwhal 2024/03/23
    「これほど倒錯したことを思いつけるのは、女しかいないだろう」
  • 国が衰退しているのは明らか─それでも日本人の「平和ボケ」はいまも健在 | どうしてそんなに無頓着?

    進む少子高齢化、成長しないどころか後退しはじめた経済、そして頼りにならない政府──そんな危機迫る状況にもかかわらず、なぜか日国民は落ち着いているようだ。その“不思議”を米紙「ニューヨーク・タイムズ」が解説する。 数十年間ほとんど成長をみなかった景気が、いまや後退段階に。減り続ける人口、昨年の出生数は過去最低。政治が硬直しているように思われるのは、事実上権力を握っているのが一党であり、どれほどスキャンダルまみれになろうと、不支持率が高まろうと、その状況に変わりがないからだ。 でも、ご心配なく。ここは日、悪い情報はすべて相対的なものだ。 まあ見てみよう。日みたいな現状ならば、社会的荒廃の兆候、たとえばゴミの散乱、路面の穴ぼこ、ピケライン(ストやデモの際に張る監視線)等々を想像するだろうが、それはまず見当たらない。安定ぶりとまとまりの良さはいまも驚くほどで、破滅が差し迫っている感じはほとん

    国が衰退しているのは明らか─それでも日本人の「平和ボケ」はいまも健在 | どうしてそんなに無頓着?
    narwhal
    narwhal 2024/03/17
    もう終わりだねこの国
  • 日本の画期的カキ陸上養殖に仏紙「久米島で革命が起きている」 | その牡蠣は“あたらない”らしい…

    中毒の心配なしにべられる「あたらない牡蠣」の生産を目指し、沖縄県・久米島で開発が進む牡蠣の陸上養殖。日と同じく生牡蠣を愛する国、フランスの「ル・モンド」紙特派員が久米島へ、世界初の試みの現場を訪ねた。 プレハブの事務所、いけすのある温室、謎めいたコンクリートの建物……。日の南端にある小さな島、久米島の海辺に建てられたこの施設で、「牡蠣養殖の革命」が起こっている。 日企業ゼネラル・オイスター(GO)の子会社ジーオー・ファーム(GO Farm)が、この地で深海の水を使い、「あたらない」牡蠣を陸上養殖しているのだ。 「エイス シー オイスター2.0(8TH SEA OYSTER 2.0)」の陸上養殖技術の完成には、10年の研究を要した。「8TH SEA」とは、古代からの伝説にある7つの海に加えて、第8の海=深海を意味する。大量の水を循環させ、適切な餌を与え、最適な温度管理をおこなう。こ

    日本の画期的カキ陸上養殖に仏紙「久米島で革命が起きている」 | その牡蠣は“あたらない”らしい…
    narwhal
    narwhal 2024/02/16
    地球温暖化を推進して海水温を85℃にし、ノロウィルスを撲滅しよう。
  • 哲学者マルテン・ブードリー 「人口増加よりも人口減少のほうが深刻だ」 | 人口が増えるほど「資源は増える」

    ベルギーのゲント大学で教鞭を執る科学哲学者のマルテン・ブードリーは、「環境問題を解決するには人口を減らすしかない」と主張する人たちに真っ向から反論する。 ブードリーが危惧するのは、人口減少と高齢化による科学発展の遅滞だ。彼が示すデータの数々から見えてくる「人口問題のバイアス」とは? 人が増えれば資源も増える 私が気候変動について話すと質疑応答では必ずといっていいほど「なぜ人口過剰の話をしないのですか」と聞かれる。私たちが抱えるすべての問題の原因は、一言でまとめられると質問者たちは信じて疑わない──そう、人口過剰だ。 人間は増え続け、人口密度のグラフは急激な増加曲線を描き、悲劇的な結末が私たちを待ち受けている。まるで時限爆弾のように、いつか爆発する……。彼らはそう信じているのだ。 しかし、人口過剰の問題など存在しない。それどころか近い将来、私たちは急激な出生率低下による深刻な人口減少に悩むこ

    哲学者マルテン・ブードリー 「人口増加よりも人口減少のほうが深刻だ」 | 人口が増えるほど「資源は増える」
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    narwhal 2024/02/09
    簡単なことだ。2001年以降に生まれた者には週80時間労働を適用して一人で二人分働いてもらえばいい。
  • 上野千鶴子は中国の“抑圧されるフェミニストたち”に言葉を与えた | 2023年に世界が注目した日本人100

    1980年代の経済改革・開放路線の時代に女子教育が推進されたことにより、中国女性の経済力は飛躍的に伸びた。オンラインメディア「カンバセーション」によれば、中国のGDPにおける女性の寄与率は41%で、経済に対する女性の影響力は他国に比べて大きいという。 その一方、日と同様に男女差別の問題は根強く、世界経済フォーラム(WEF)が発表した2023年のジェンダーギャップ指数において中国は107位(日は125位)だった。 現代の中国人女性は経済的な自由を謳歌しながら、家父長制が残る伝統的な社会規範に苦しんでいると言える。そんな彼女たちの間で、日のジェンダー研究の第一人者である上野千鶴子の人気が高まっていると、英紙「ガーディアン」が報じている。 中国の書籍販売データを提供する「北京オープンブック」によれば、彼女の著書は中国国内で計100万部以上売れたという。同紙はこの「上野ブーム」の背景には、中

    上野千鶴子は中国の“抑圧されるフェミニストたち”に言葉を与えた | 2023年に世界が注目した日本人100
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    narwhal 2024/01/02
    すばらしい。和フェミを思想兵器と位置づけて外国への思想輸出を推進し、もって本邦の衰退を相対的に緩和しよう。和フェミに大陸への進出を目指すよう誘導するべき。そここそが和フェミ相応の地である。
  • 4億円超の東京のマンションを買い漁り、国外にカネを移す中国人富裕層 | 経済停滞の中国から資金流出が加速

    中国経済の停滞を受け、大手格付け会社ムーディーズが中国の信用格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。そんななか、中国富裕層は、資産を安定的に運用するために資金を外国に移している。そんな彼らは日不動産にも積極的に投資しているという。 中国からの資金流出 2023年、3年近く続いたゼロコロナ政策が正式に終わった中国では、人々がようやく外国を行き来できるようになった。それを受け、中国富裕層は資産を少しずつ国外に移している。 彼らは再び行けるようになった東京、ロンドン、ニューヨークで貯蓄を使い、マンションや株式、保険に投資する。日ではマンションを購入し、米国やヨーロッパでは銀行口座に資金を注ぎ込む。欧米では低金利の中国よりも高い利子がつくのだ。 このような資金の国外流出は、中国の抱える不安を示している。パンデミック後の経済の回復は遅れ、多くの家庭において資産の大部分を占め

    4億円超の東京のマンションを買い漁り、国外にカネを移す中国人富裕層 | 経済停滞の中国から資金流出が加速
    narwhal
    narwhal 2023/12/10
    固定資産税を増税して、それを財源にして日本国籍を持つ者に BI を導入しよう。
  • いい仕事がなさすぎて… 就職せず「専業子供」になる中国の若者たち | 薄給で働きまくるなんて割に合わない!

    中国では2023年6月、若年(16~24歳)の失業率が21.3%と過去最高を記録した。これ以降、当局は数値の公表を取りやめている。 膨大なカネと時間を注いで勉強してきたのに、結局働き口がない──そんな事態に直面した若者たちは今、実家に帰って「専業子ども」になることを選んでいる。 「フルタイムでは働かないと決めた」 何気なくSNSを見ていたティアン・イーナン(23)は、昨年の秋、心惹かれる「新しいタイプの仕事」を紹介する動画日記を見つけた。 その動画では、若い女性がエレガントなピンク色のバスローブ姿で朝を迎え、テイクアウト用の容器に入った辛口の鍋料理をのんびり口に運んでいた。午後は読書にいそしみ、夕テレビを見ながら赤いドラゴンフルーツと殻むきヒマワリの種をつまむ。彼女は「専業娘」を自称していた。 ティアンはそんなシンプルな生活が羨ましかった。彼女は観光マネジメントを専攻する大学生で、中国

    いい仕事がなさすぎて… 就職せず「専業子供」になる中国の若者たち | 薄給で働きまくるなんて割に合わない!
    narwhal
    narwhal 2023/11/01
    「専業息子・専業娘」/働いたら負けかなと思ってる。今の自分は負けてると思います。
  • 地下鉄の「タダ乗り」で暇をつぶす韓国の高齢者─老後の貧困と孤独のなかで | 超高齢化社会のオアシス

    韓国・ソウルの地下鉄は、65歳以上は運賃無料で乗車できるため、1日中市内をぐるぐる周って暇をつぶす高齢者が多い。その背景には高齢者の貧困や孤独など、日にとっても他人事ではない超高齢化社会ならではの問題があった──。 とくに行くあてもなく… 地下鉄は、ソウル北部の終点に向かってゴトゴトと音を立てて走っていた。途中の停車駅では大勢の人々が目的地に向かって颯爽とした足取りで降りていく。 都心から遠く離れると高層ビルはまばらになり、午後の日差しが車両の奥深くに入り込む頃には、高架線になった。終着駅が近づくと、車内に残っているのは高齢者ばかりで、居眠りをしたり、窓の外を眺めたり、肩をほぐしたりしている。 蒸し暑い8月のこの日、麦わら帽子に白いアディダスのスニーカー、パリッとした韓服を着たイ・ジンホ(85)は、自宅から地下鉄を2乗り継ぎ、1時間以上かけて終点の逍遥山(ソヨサン)駅までやって来た。

    地下鉄の「タダ乗り」で暇をつぶす韓国の高齢者─老後の貧困と孤独のなかで | 超高齢化社会のオアシス
    narwhal
    narwhal 2023/10/31
    世の中に寝るより楽はなかりけり浮世の馬鹿が地下鉄に乗る
  • まるで思想が違う男女は愛を築けるのか?|左翼男性(79)と極右女性(42)が結婚したら…

    ヘルムート・レゼン(左、79)とカロリーネ・ゾンマーフェルト(42)夫。ともにドイツ出身の作家。夫の政治思想は左派では右派 男は女を「人種差別主義者」と罵倒し、は夫を「マゾの国家主義者」と非難する──だが、思想的にまったく相容れないこの2人は、20年連れ添った仲睦まじい夫婦でもある。 「お互い言いたいことを言いながら、相手の話も聞く」という彼らの姿勢は、結婚生活を良好に保つだけでなく、安定を欠いた国際社会にも必要不可欠なものだと米紙は指摘する。 の好きな「民族同一性」という言葉は、夫には「排斥」にしか聞こえない。 夫の好きな「多様性」という言葉は、の耳には「イスラム化」と聞こえる。 夫はを、歴史を忘れていると非難する。それに対しては、歴史に囚われすぎていると言い返す。2016年、トランプが米大統領選に勝利したとき、はシャンパンで祝杯をあげた。 「君は人種差別主義者だ!」 「

    まるで思想が違う男女は愛を築けるのか?|左翼男性(79)と極右女性(42)が結婚したら…
    narwhal
    narwhal 2023/10/25
    婚姻はオワコン。婚姻を選ぶ時点で二人とも極右だ。
  • 東京は世界屈指の大都市なのに、なぜ今も住宅価格が“お手頃”なのか | ニューヨークでは考えられない家賃の安さ

    山崎裕太とそのは10年前、九州から東京へ移住した。大都市の仕事の条件の良さに惹かれたからだ。現在、ジェラート専門店を経営する山崎と、保育士として働くには10歳、8歳、6歳の3人の男の子がいる。2人はもっと広い家を物色中だが、遠方へ引っ越すつもりはない。3部屋の寝室付きで手頃な賃貸物件が近所に必ずあると確信している。 米国を含む先進諸国の大都市圏は、どこも住宅価格の高騰に見舞われている。経済活動が最も活発で、最良の待遇の仕事が用意されているにもかかわらず、人々が早々に見切りをつけて去っていく光景はいまや珍しくない。高すぎて暮らせないのだ。繁栄する都市のプライベートクラブ化はますます進行し、ただでさえ数が限られている住宅が最高値入札者の手に渡っている。 だが東京はそうではない。 この半世紀、東京は交通機関への投資と開発促進策によって、ニューヨークの総戸数を上回る規模で住宅を供給し続けてきた

    東京は世界屈指の大都市なのに、なぜ今も住宅価格が“お手頃”なのか | ニューヨークでは考えられない家賃の安さ
    narwhal
    narwhal 2023/09/26
    東京の住宅価格の高騰を抑制するため、子持ち厨を僻地に下放しよう。
  • フィル・ザッカーマン「世界全体で宗教の衰退が起きている」 | 近代化は宗教にとって都合が悪い

    2022年、ドイツでは50万人超という記録的な数の人がカトリック教会を離れた。フランスでも、国立統計経済研究所と国立人口学研究所の調査で初めて、国民の過半数が無宗教だという結果が出た。英国でも国民の過半数がキリスト教徒でないことがわかった。米国は聖書と結びついた国だが、それでも成人の3分の1が無宗教だ。チュニジアでも無宗教の人は、2013年の13%から増加し、2019年には30%になっている。 近代化と技術進歩の結果、宗教は衰退せざるをえない──。それが1970年代まで、社会学の世界の通説だった。ところがこの数十年は、宗教の復権を語る知識人が目立っていた。 プロテスタントの社会学者ピーター・L・バーガーは、「いまの世界は、これまでの世界と同じように強烈に宗教的だ」と主張した。イスラム世界を研究する学者のジル・ケペルも「宗教の逆襲」を語った。たしかにイスラム原理主義やキリスト教福音派の勢力の

    フィル・ザッカーマン「世界全体で宗教の衰退が起きている」 | 近代化は宗教にとって都合が悪い
  • 米国で急増する“専業主夫”「仕事を辞めて子供と過ごす日々にまったく後悔はありません」 | 女性の収入増加、男性の意識の変化が影響

    では父親が育児休業を取得しやすいように制度が整備され、育児をする男性が徐々に増えている。一方、米国では有給の育休制度はないものの、家に留まって育児に専念する親のうち、18%を男性が占めるようになっている。その背景には何があるのか、米誌「フォーチュン」が探った。 米国で育児に専念する男性が増えている カート・ウィルが生まれたばかりの我が子の世話をするためにキャリアを中断したのは、42歳のときだった。 当時、彼は米経済メディア企業のダウ・ジョーンズで有期の契約社員として働き、往復4時間近くかけて通勤していた。しかし、彼の給料はベビーシッターを雇う費用と同じ程度だった。 一方、は米メディア大手のタイム・ワーナーで社内弁護士として働いており、「より良いキャリアを築ける見込み」があった。だから、彼が家に留まり、娘と、その2年後に生まれた息子を育てるというのは「とても容易な決断」だったと語る。

    米国で急増する“専業主夫”「仕事を辞めて子供と過ごす日々にまったく後悔はありません」 | 女性の収入増加、男性の意識の変化が影響