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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (228)

  • プライベートも勉強する若い人たち:日経ビジネスオンライン

    オフタイムのビジネスパーソンの姿に目を転じると、休日の過ごし方はインドア派が多い。中でも20代や30代前半の若い年代で、休日も「仕事に役立つ勉強をする」と回答した人が多かった。 仕事から生活へと目を転じてみよう。まず、アフター5や休日などプライベートの過ごし方だ。最も多かったのは「読書やビデオ鑑賞、ゲームなど自宅での娯楽」で、インドア派が多い。30代までは「ショッピング」も約半数を占める。 アソシエ読者らしいのは「仕事に役立つ勉強をする」が、全体で3位だったこと。特に、20代の47.9%、30代前半の44.2%が自由時間を勉強に費やしている。「その他」の意見として多かったのは「家族と過ごす」「子供と遊ぶ」だった。 やりたいことをより明確に浮かび上がらせるために、「もし100万円が手に入ったら、貯蓄以外で何をしたいか」を聞いた。ここでも目立ったのが勉強に対する前向きさ。「旅行」に次いで多かっ

  • 20代の3割弱が「自動車は必要ない」:日経ビジネスオンライン

    オフタイムのビジネスパーソンの姿を探る2回目は、自動車やファッションに対する考え方、飲酒について聞いた。20代の3割弱が「自動車は必要ない」と答えた。 個人の持ち物に対する考え方を典型的に示すものとして、自動車に対する考え方を聞いた。どの世代も5割前後が「値段にかかわらず自分の好みに合った自動車を選びたい」。 注目すべきは、若い人ほど不要派が結構な比率を占めることだ。主に公共交通機関や自転車を利用し、「自動車は必要ない」とした20代は28.9%、30代前半でも23.2%に上った。

    nasuhiko
    nasuhiko 2009/03/27
    都市部ではクルマより(一定以上の水準の)自転車の方が移動速いし、諸々のコストが安価だし、環境負荷も低いし、健康増進にも役立つしと良いことずくめ。雨天時・病気の際は電車等やタクシー使えば良いだけ。
  • シリーズ 変なニッポン4 ブログ市長の「切ない」思い:日経ビジネスオンライン

    井上理 日経ビジネス記者 1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界ゲーム業界の動向を中心に取材。日経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ この著者の記事を見る

    シリーズ 変なニッポン4 ブログ市長の「切ない」思い:日経ビジネスオンライン
    nasuhiko
    nasuhiko 2009/03/26
    市長側の言い分だけだが、これを読む限り素晴らしい市長。対立する側の意見もぜひ聞きたいところ。その上で判断するのが民主主義だと思う。
  • 女性部下を怒らせた「僕のやさしい一言」:日経ビジネスオンライン

    A子「おはようございます」 B男「おう、おはよう。○○○○だね」 A子「………」 まずは、頭の体操から。 「○○○○」に一言入れて、A子とB男の会話を成立させてみよう。ただし、女性には言ってはいけない、つまりは「………」がネガティブな感情になりそうな、危険な一言を考えてみてください。 前回は意味のない声かけの代表格である「最近、どう?」を例に、上司と部下の物のコミュニケーションについてお話ししたが、今回は意図せず相手を傷つける、隠れた毒を持つ声かけについて話そうと思う。相手を気遣ってかけた一言で、相手が傷つく時ほど悲しいことはない。さて、アナタが考えた、隠れた毒を持つ一言は、何? おそらく多くの方が、「女性に対して失礼な一言といえば、年齢でしょ?」と考えたことだろう(多少古典的な回答ではあるが)。 年齢を聞かれるよりも傷つく一言とは? でも、 「おはようございます」 「おう、おはよう。キ

    女性部下を怒らせた「僕のやさしい一言」:日経ビジネスオンライン
  • プレゼンを成功に導く「3・2・1の法則」:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 心が晴れないプレゼン プレゼン、プレゼン、プレゼン…。「明日、ついにプレゼンなんです」「今週、急に取引先へ製品のプレゼンをすることになったんです」など、私たちは事業を売り込むために日々プレゼンをする機会を狙い相手へアクションしていたものの、いざプレゼンする機会を得たというのに心が晴れない人も少なくありません。その気持ちお察しいたします。 私は中小企業のプレゼンの仕方についてアドバイスしてきた経験があり、相談者約500人のプレゼンの改善点を基に「3・2・1の法則」を見つけました。せっかく手に入れたプレゼンの機会にて、あなたの期待する結果が生み出せるように、ぜひこの法則を紹介します。 プレゼンが終わった後、あなたの心が晴々とし笑顔でガッツポーズし

    プレゼンを成功に導く「3・2・1の法則」:日経ビジネスオンライン
  • 子供の教育費は親の責任?:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 春になると子供の教育費について尋ねられることが多くなります。 「子供の教育費はいくらを目標にためたらよい?」 「子供1人を育てるのにいくらかかる?」 「公立進学コースと私立進学コースでは最大どれだけの差?」 これらの話を通して「2人目の壁」という言葉の存在を知りました。働きながら子育てをしている女性が2人目の出産を考え始めた時、様々な壁が立ちはだかるというのです。長時間労働の夫には協力を求められず、子育てと仕事の両立に対する不安を前に、「1人だって大変なのにこれ以上無理!」と立ちすくむ女性の姿が浮かび上がります。 教育に対する公的支出はOECD中最低の日 実は、2人目の出産を躊躇する大きな理由の1つに「教育費負担の重さ」を挙げる方も大勢いら

    子供の教育費は親の責任?:日経ビジネスオンライン
  • 代表秘書の逮捕より深刻、民主党が抱えるある問題:日経ビジネスオンライン

    政権前夜を迎えたはずの民主党に新たな問題が浮上した。小沢一郎代表の公設第1秘書の逮捕もさることながら、肝心な経済政策が民意と大きく乖離していることが日経ビジネスの調査で明らかになった。 日経ビジネスは今年1月から2月にかけて、全衆院議員480人と上場企業の会長・社長、日経ビジネスオンラインの読者を対象に「第2回 経済政策アンケート」を行った(下図参照)。 >>>図の左側を拡大する    >>>図の右側を拡大する このアンケートは、日経済が復活するためにどのような政策が必要かについて、17の質問で聞いたものだ。衆院議員で回答があったのは147人。質問のうち、具体的な政策内容を聞いた15問について、彼らの回答をクラスター分析(類似度を数値化し、近いものを集めて集団を作る)という方法で分類したところ、政党の枠を超えた4つの集団ができあがった。これを仮にA党、B党、C党、D党と名づけた。 上の図

    代表秘書の逮捕より深刻、民主党が抱えるある問題:日経ビジネスオンライン
  • 20代と30代の間に最も大きい収入格差:日経ビジネスオンライン

    ビジネスパーソンの仕事と生活に対する意識を探る調査の4回目は「給料」。すべての年代で今の年収に対する不満は根強い。 20代の年収は「300万〜400万円未満」が30.1%と最も多い。その上の30代前半は、44.2%が「500万〜700万円未満」。年代間の収入格差は、20代と30代の間が最も大きい。すべての年代で今の年収に対する不満は根強いが、「不満」(41.7%)と「とても不満」(9.8%)の合計が5割を超えたのは20代だけだ。 そのためか、金融危機やその実体経済への影響による世界的な景気後退が指摘され、「残業時間が規制される」(男性30歳)企業が増える中でも、20代の57.7%が、自分の給料は今後「増える」と期待している。「減る」と答えたのは6.7%だけだった。36.4%が「減る」と感じている40代後半とは対照的だ。

  • 第61回:若者に見捨てられた新聞に未来はないのか?:日経ビジネスオンライン

    新聞の落ち込みが止まりません。1997年に発行部数がピークアウトして以来、微減が続いていましたが、ここにきて、新聞はマスメディアの凋落(ちょうらく)に拍車をかけているように見えます。片翼を担っていた新聞広告費の落ち込みは止まらず、2008年は前年比12.5%減(電通「日の広告費」)。インターネットの広告費に追い抜かれるのは、時間の問題となりました。 またもう一つの凋落の担い手が、20代の若者。過去10年間で、世代別の定期購読率が20代前半で約30ポイント減と言われていますが、ここにきてその数字はとんでもなく大きくなっているかもしれません。何しろ、麻生首相までが“新聞はしばしば偏っている記事が多い”などと言って、あんまり読まないとまで発言するのですから。 私は、IT関連などの若い社員の多い会社に行ったときに、新聞について必ず聞くのですが、30人いても定期購読している若者は、わずか一人か二人

    nasuhiko
    nasuhiko 2009/03/06
    新聞はネットニュースと違って「明確に興味があるわけではない」情報も得られるのが利点。
  • かつて雑誌は若者を動かした、って信じられる?『popeye物語』 ~あの時、雑誌は若かった:日経ビジネスオンライン

    書を出張先の書店で見つけ、おっ、と思わず手が伸びてしまった。表紙には、“popeye”のロゴと共にアメリカンコミックの主人公ポパイが、パイプをくわえて右目でウインクする得意のポーズを決めている。 40代から50代の、オジサンたちのなかには、このデザインにピンとくる人も多いのではないだろうか。なんたって、雑誌「ポパイ」は70年代後半から80年代にかけて、女の子にモテたい男の子たちの“教科書”として一世を風靡した雑誌だったからだ。 書は、そんなポパイ誌の裏舞台を紹介した一冊である。著者は創刊時からポパイ誌と成長を共にした元編集長の椎根和(しいね・やまと)氏。創刊から実売40万部を超えた81年までの、編集部と多くのフリーランスたちの奮闘ぶりが描かれている。 ポパイはモテたい男子のみならず、雑誌編集者にとっても生きた教科書だった。僕自身も新米編集者時代に、上司や先輩からポパイ誌を例にいろいろな

    かつて雑誌は若者を動かした、って信じられる?『popeye物語』 ~あの時、雑誌は若かった:日経ビジネスオンライン
  • 【遙 洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」】商品と営業の共犯関係:日経ビジネスオンライン

    最近、不思議な出来事が起きた。 私の事務所に「屋に行ったけどが置いてない」という私の読者のクレームが続いた。そこで出版社に問い合わせると「確かに置いてます」という。 あれれと思ったが、しばらく様子を見ることにした。ところがそのクレームはポツポツと各地から途絶えることもなかった。そこで再度出版社に問い合せることにした。 やはり「置いている」という出版社に、その根拠となるデータを送ってもらった。すると確かに入荷・在庫・返品とすべてに明確な数値のデータがあったのだ。 しかし、それならそれで次の疑問が沸く。ではいったいなぜ読者は「ない」というのか、だ。 それが限られた人物なら、そういう文句好きの人、という片付け方もできるが、各地の各人物となると、それはどう認識すべきなのか。 その手がかりとして、読者のクレームの中に「がないので屋に文句を言ったら奥から出してきた」というのがあった。つまり、入

    【遙 洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」】商品と営業の共犯関係:日経ビジネスオンライン
    nasuhiko
    nasuhiko 2009/02/27
    確かに勝間和代は書店に日参してるらしいし。
  • 「草食男子」の男らしさとは?:日経ビジネスオンライン

    2006年9月に開始した「U35男子マーケティング図鑑」。その第5回(2006年10月)に登場した「草男子」が、2年の時を経て各方面で話題を呼んでいる。今、「草男子」が注目を浴びる理由は何か。連載著者であり、名づけ親である深澤真紀氏にお聞きした。 (聞き手:日経ビジネス オンライン編集委員 大塚 葉 構成:橋中 佐和) ――最近「草男子」「草系男子」という言葉がメディアで頻繁に取り上げられていますが、もともと「草男子」は深澤さんが名づけた言葉でしたね。 深澤 はい。最初に書いたのは、2006年10月です。連載「U35男子マーケティング図鑑」の第5回で「草男子」を紹介しました。 ――もう2年以上前ですね。 深澤 そうです。だから最近になって「草」という言葉が注目されて、ちょっとびっくりしています。 ――連載は後に、単行『平成男子図鑑』 として弊社から発行しましたが、改めて、深

    「草食男子」の男らしさとは?:日経ビジネスオンライン
  • 「企業戦士」たちの苦悩[3(上)]<br/>~会社の中の異邦人-「若者問題」に答えます:日経ビジネスオンライン

    世代間の意識の差は、企業にとって古くて新しい悩みである。右肩上がりの高度成長期はそれでも、皆で「坂の上の雲」を目指すことができた。しかし豊かさが一般化し、経済が低成長次代に突入する中で、世代間の意識の差は埋めがたいギャップとして会社を分断し始めたようだ。その後携帯電話の普及などIT(情報通信)技術はさらに進歩。そうした最新技術を日用品として使い、育った現在の若者との意識ギャップはさらに広がっているかもしれない。 (注)会社名、肩書きなどは当時のまま 特集―第1部 -「違う日」に育った世代、今や職場の不稼働資産 バブル時代に“常識的”な採用、「入るはずのない者までが入社」 「最近の若い社員のことを“アスファルト人間”と言っておるんですわ」--日電産の永守重信社長は一気にまくし立てた。「とにかく怒鳴りつけても、冗談を言っても、まるで反応がない。いくら水をまいても、全部、跳ねのけて道路わきの

    「企業戦士」たちの苦悩[3(上)]<br/>~会社の中の異邦人-「若者問題」に答えます:日経ビジネスオンライン
  • 高ステータスの女性じゃないと<br/>親が許してくれません:日経ビジネスオンライン

    <今週のボク様> 年齢:31歳 仕事:研修医 年収:320万円 学歴:関東地方の公立大学卒 住まい:一人暮らし 兄弟構成:姉(既婚) 大学4年の時、「俺、みずほ銀行に内定した」と言うぐらいの調子で、「俺、駿台に行くんだ」と進路を語った友人がいる。駿台って、受験の時にお世話になった駿台予備校? ああ、講師か職員になるってことね。え、違う? 医学部を受験し直す!? 呆然とする僕たち友人を尻目に、西岡晴男(仮名)は1年間猛勉強をして、ある公立大学の医学部に入り直した。根性ありすぎるよ…。入学して最初の頃は、「バスケサークルと軽音楽部を兼部しているよ!」と浮かれていたが、さすがに24歳でおバカ大学生をやるのは無理だと気づいたらしい。せめて留年はしないように勉強しつつ、アルバイトで親への借金を返しながら、児童養護施設でボランティアをして医学部6年間を過ごしたようだ。 ちょっと不器用だが、子ども好きで

    高ステータスの女性じゃないと<br/>親が許してくれません:日経ビジネスオンライン
  • 【14】言われた仕事しかしない部下に<br/>ストレスを感じます:日経ビジネスオンライン

    Q 言われた仕事しかしない部下を注意することにストレスを感じます。 私の部下は言われた仕事しかしません。出来上がった仕事を私に出すと、指示を待たずに帰ります。私がまだ会社に残っていても、気にする様子はありません。何度か注意したのですが、一向に直らず、これ以上、部下を注意することにストレスを感じています。 (商社・営業、34歳、男性) 困った部下ですね。こういう部下に対して、「次から気をつけるように」と単に注意するだけでは事足りません。 その部下が仕事を終えて、あなたのところに提出してきたら、「今から指示を出すから待っているように」と言わなくてはなりません。それでも部下が何の断りもなく帰るなら、命令違反に当たります。極論すれば、会社の処罰の対象になります。 ただし、もしかしたら、あなたの指示の仕方にも問題があるのかもしれません。「これをやれ」「あれをやれ」と指図するだけで、もっと大きな方向性

    【14】言われた仕事しかしない部下に<br/>ストレスを感じます:日経ビジネスオンライン
  • ピンチ脱出の鉄則【1】平気でミスをする後輩が許せない:日経ビジネスオンライン

    Q 平気でミスをする後輩が許せない 業績回復のため皆が必死な中、平気でミスをする後輩が許せません。そのたびに怒鳴りつけているため、後輩からかなり嫌われています。先輩として、うまく後輩を叱るにはどうすればいいでしょうか。 後輩がミスをしたら叱るのは当然です。私も部下を怒る時はものすごい怒り方をします。「このバカヤロー、二度と会社に出てくるな」。これほど怒るのは年に数える程度ですが、中にはボロボロ泣く人もいます。それでも社員は私に心を開いてくれています。 第2次世界大戦で戦死した山五十六元帥の言葉に「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」というのがあります。部下や後輩にリーダーとして仕事を教える際の心得を説いた有名な言葉です。読者にも実践している人がいるかもしれません。でも、意外と「褒める」ことは抜け落ちている。 叱る前に褒める  後輩が大きな失敗をした。つまら

  • 派遣切りが生む「顧客切り」 コールセンターに見る「消費者重視」の真実味:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 1月中旬、東京・新宿のオフィスビルにある会議室は、数十人の男女で埋め尽くされた。 コールセンターの国際的な認証規格「COPC-2000」の日での認証、コンサルティングを手がけるプロシード(東京都新宿区)による企業向けセミナーの会場だ。参加者の多くは、コールセンターの運営担当者たちだった。 演題は「コールセンターのコスト削減について」。参加希望者が殺到して会議室に収まりきらず、急遽2回に分けて開催することにした。プロシードの西野弘社長は「それだけ困っているということでしょう」と嘆息する。 「コールセンターに対するコスト削減の圧力はこの数カ月間、日に日に増している。閉鎖や縮小も視野に入れて再構築を検討させられている担当者も多い。『コスト削減』と

    派遣切りが生む「顧客切り」 コールセンターに見る「消費者重視」の真実味:日経ビジネスオンライン
  • 「年収5000万円じゃやってられない」 ~ウォール街の懲りない面々:日経ビジネスオンライン

    年間報酬50万ドル(約5000万円)――。バラク・オバマ大統領が金融機関の巨額報酬を批判し、幹部にこうした上限を設ける意向を発表した。 その翌日の2月5日夜、ウォール街の男たちは憤懣やるかたない様子だった。午後7時過ぎ、金融街のバーは高級スーツを身にまとった白人男性で埋め尽くされていた。男はたばこを吸うために、店のドアを開けた。零下10度の冷気が高層ビルの間を吹き抜ける。 「要するにさ、そんな金額では、ここで働く意味がないってことだよ」 そう吐き捨てると、吸い殻を底でもみ消し、店内の喧噪の中に消えていった。 「安すぎる」「バカげた給与だ」 ウォール街の男たちは口々にそう叫んだ。オレンジ色のセーターを着た恰幅のいい金融マンは、皮肉な笑みを浮かべた。 「いいかい。俺たちは零細企業のヒラ社員じゃないんだ」 常人には理解しがたいが、彼らにとって年収50万ドルは「しがないサラリーマン」の給与水準ら

    「年収5000万円じゃやってられない」 ~ウォール街の懲りない面々:日経ビジネスオンライン
  • 女性はそのままでは「女」でない~『女装する女』 湯山 玲子著(評:千木良 敦子):日経ビジネスオンライン

    あ、バレた。 『女装する女』というタイトルと帯に書かれた「女スイッチ入ります!」の文字を目にした時、頭に浮かんだのはそんな言葉だった。 男性からすると「はて?」といった感じかもしれないが、気分が乗らないからいきなりメイクを始めてみたりマニキュアを塗ったり着替えるなど、意識して女性スイッチを入れることが女性はままあるので、この言葉にドキッとしたのだ。 書は、〈今に生きる女性の欲望の在り方を、十通りの方向性で示したものだ〉とあるように、メイク、ネイルなどによって女性を意識し遊ぶ「女装する女」、占いや神社巡り、ヨガなどに没頭する「スピリチュアルな女」、着物の着付け教室をはじめ茶道や京都などの和モノに目がない「和風の女」、ブログやダンスで自分を「表現する女」などなど、何かにハマり、情熱とお金をかけるさまざまな女性たちの姿をさっくりさっくりリズムよく描き出す。 ただ、書店でこのを見つけた時は、「

    女性はそのままでは「女」でない~『女装する女』 湯山 玲子著(評:千木良 敦子):日経ビジネスオンライン
    nasuhiko
    nasuhiko 2009/02/12
  • ネットができなくても、売れる“PC”:日経ビジネスオンライン

    立石幸士 2008年11月の発売から1年間で3万台の販売目標を掲げました。ポメラは比較対象とする商品がなかったので、当社の主力商品であるラベルライター「テプラ」の販売数量などを基にかなりえいやと目標を決めました。 私としては自信があったので、発売を前にかなりの量を在庫として積んでもらいました。それがあっと言う間に売り切れてしまいまして、社内でもここまで売れるとは想定していませんでした。わざわざお店に足を運んでいただいたお客様にはご迷惑をおかけしました。中国の協力工場に増産のお願いをしているので、間もなく店頭にポメラが並ぶと思います。 「1人でも買いたい人がいれば需要がある証拠」 実は社内でも当初は懐疑的な見方が大半でした。役員を前に新商品の企画をプレゼンする開発会議の場でも不評。ただ1人だけ「これだったら俺はカネを出しても欲しい」と言う役員がいたんです。それで開発のゴーサインが出ました。後

    ネットができなくても、売れる“PC”:日経ビジネスオンライン
    nasuhiko
    nasuhiko 2009/02/10