text 浅野真則 photo 吉田悠太 アメリカンブランド・フジのロングセラーとして15年も販売され続けている「ルーベ」シリーズ。アルミフレームという基本は変わらないが、時代のトレンドを反映させてきた。最新のエントリーグレード・ルーベ1.5は、クラスを越える圧倒的なポテンシャルを秘めていた——。 フレーム重量およそ1080g、ジオメトリーは軽量カーボンロードSLと同じ フジで最古参のアルミフレームのピュアロードレーサーとして15年にわたって販売され続けている「ルーベ」シリーズ。開発コンセプトは時代のトレンドを反映させた形で変遷している。2017年のモデルチェンジで“究極のアルミロード”を目標に、プラットフォームを一新。プロチームへの機材供給から得たフィードバックを生かし、軽量化をさらに進めたことが最大のトピックだ。 フレームは、AL6061より30%剛性が高いAL6066-T6ベースのA