ニート引きこもりのための100冊リストは存在しないこの時期になると、新入生におすすめする100冊というようなリストが出てくる。ところがニートや引きこもりのためのリストが、作製されることはない。 引きこもりとニートの総数は80万人以上、新入生の数は60万人程度である。数としては引きこもりニートのほうが多い。5月あたりに引きこもりニートに入学する新入生を考慮すると、その差はさらに広まる。にも関わらずニート引きこもりが読むべき100冊リストは存在しない。なぜなのだろうか? まずは感情的な理由である。新入生は輝かしくフレッシュだが、ニートや引きこもりは全体的に小汚い。誰もがニートや引きこもりよりも、新入生を応援したくなる。 もうひとつ商業的な理由も考えられるだろう。ニート引きこもりよりも新入生はお小遣いを持っているため、本を購入する可能性が高い。一方のニートや引きこもりは、菓子食ったら金が全てなく